百年の愚行 の商品レビュー
自転車図書館のお話をきいて、興味を持って読んでみました。 確かに、衝撃的な写真ではあったけど、すでに私たちは、もう慣れ過ぎているのかもしれない。
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自分が環境問題に興味を持ったきっかけの一つがこの写真集です。中には過激な写真も含まれていますが、本当にいろいろと考えさせられます。2005年まで何度か写真展も開催されていたそうです。
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人類が今までどのように地球を利用して来たのかが分かる1冊です。 私たちの「愚行」は今になって初めて「愚行」と言えること。 これからの私たちの行いが100年後、同じタイトルで出版されてはいけません。
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ちょうど1年前、自転車に本を何冊も載せた青年が図書館に来られました。「百年の愚行」という作品を読み、感銘し、こんな過ちを人間が繰り返してはいけない、繰り返さないために知ってもらいたい!ということで全国各地の図書館に本を置いてもらうようにお願いして回っているそうです。とても熱い情熱...
ちょうど1年前、自転車に本を何冊も載せた青年が図書館に来られました。「百年の愚行」という作品を読み、感銘し、こんな過ちを人間が繰り返してはいけない、繰り返さないために知ってもらいたい!ということで全国各地の図書館に本を置いてもらうようにお願いして回っているそうです。とても熱い情熱に思わず圧倒されそうになりました。いい本です。機会があれば是非。図書館にも置いています。ちなみに自転車図書館のアドレスは→http://asobook.gozaru.jp/
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一枚一枚の写真が心に迫ってきて、読み進めるのには時間がかかった。 切実な現実をそのまま客観的に写した写真だからこそこれほどまでに強い衝撃を与えられるのだと思う。 20世紀に生きる私たち。私たちの生きている世界はどのような問題を孕んでいるのか。直に心に訴えてくる本だった。
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まず、何より、うちの図書館にこの本があったことが嬉しい。誰も借りていなかったとしても少なくとも発注した司書がいたのだから。 2012年は本当に地球が滅びるのではないかとしばらく前からまことしやかに囁かれているが、確かにその前兆となりうるような出来事が2011年は多すぎた。しかし...
まず、何より、うちの図書館にこの本があったことが嬉しい。誰も借りていなかったとしても少なくとも発注した司書がいたのだから。 2012年は本当に地球が滅びるのではないかとしばらく前からまことしやかに囁かれているが、確かにその前兆となりうるような出来事が2011年は多すぎた。しかし本書で歴史を振り返ってみると、20世紀の100年そのものが人類にとって破滅に向かうウォーミングアップをしているかのようなまさに「愚行」のオンパレード。 気づいて修正する時間は果たして人類に残されているのか。。。
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写真で地球の問題を紹介してくれるからすぐ読めるし、危機感も覚えた。けど、色々な問題を扱ってるからかどれも聞いたことはあってあんまり新しい発見は無かった。 さらっと読むくらいならお勧め。
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ほんとうに、ほんとうに、同じことのくりかえし。なぜここまで愚かなのか。何百万人という人間がひとつの共同社会を築くことの難しさは、ひとりひとりの思いや意思決定をはるかに越えた次元で物事が勢いを増して動いてしまうことにあり、その反動は人間ひとりひとり、特に特殊な権力を持たない一般市民...
ほんとうに、ほんとうに、同じことのくりかえし。なぜここまで愚かなのか。何百万人という人間がひとつの共同社会を築くことの難しさは、ひとりひとりの思いや意思決定をはるかに越えた次元で物事が勢いを増して動いてしまうことにあり、その反動は人間ひとりひとり、特に特殊な権力を持たない一般市民にふりかかる。すべてが虚しい。
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大抵の人は知識として知っているであろう愚行の数々。ただ日本人として『普通』に生きていては目に入らない現実。震災で大変な今だからこそ注視すべきものがある。これからの百年を愚行で埋め尽くさないための小さな意識を持つことができた。
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先週、毎朝見てる「めざましテレビ」で、28歳の青年が日本全国を自分がお勧めする本を 手作りの水車型の本棚に入れて自転車の後ろに装着して回っているという紹介があった (なんでも無料で貸し出し(プレゼント?)して、次に借りた人は他の誰かに貸し出して・・・ みたいなシステムらしく・・...
先週、毎朝見てる「めざましテレビ」で、28歳の青年が日本全国を自分がお勧めする本を 手作りの水車型の本棚に入れて自転車の後ろに装着して回っているという紹介があった (なんでも無料で貸し出し(プレゼント?)して、次に借りた人は他の誰かに貸し出して・・・ みたいなシステムらしく・・・それで本はまた青年が自分で買って補充するみたい) なんでこんな活動をしているのか?って質問に 「この本を見て、自分で何ができるか考えて・・・」 みたいな事を彼は語っていたんだけど、その本が『百年の愚行』 正直、一円も儲からない・・・って言うか、自分で本を買って補充するのだから 借りられてしまえばしまう程、損をするシステムだと思うんだけど、そこまでして その青年を動かした「百年の愚行」ってどんなものか、すっごく興味が湧いた しかし、なかなかその彼がここまで本を持ってきてはくれないから、自分で買ってみたけど・・・ 最初、正直迷った・・・だって、2,400円なんだもん(オールカラーだけど) 「不都合な真実」買うときと同じ迷いだ・・・ だけど、だけど、この本を買った人のコメントがたくさんネットに出ていて ほとんどの人が「買うべきだ!」って訴えている もう買うしかないか・・・と観念して買ってみた 「怖い」 これが最初の感想 誰だって、少し考えれば分かる単純なことなのに、人間は欲や便利さに飼いならされてしまうと 今のレベルを落としたくなくなる レベル落とさないために、自分の欲のためだけに、他のものを犠牲にしても何も感じなくなってしまうんだ 自分の住んでるところから、少しだけ目線を変えると広がっている世界をこの本は映し出しています ほんの少しだけ隣の景色だったりするんだけど、それを見ても何も感じなくなっているのかも知れない そんな自分も怖い
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