鬼平犯科帳 新装版(1) の商品レビュー
読みやすい。とても。 なんかさらっとしてて、失礼な話時間つぶしにもってこいというか…いや本当に。お茶漬けみたいな本。 目の前にあったら読む、くらいのあっさり感。多分先入観でもっと堅いイメージだったから。 続編を読むのは後に再読を経て、だろうな。
Posted by
内容(「BOOK」データベースより) 斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊たちには“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は義理も人情も心得た苦労人であ。彼を主人公に、さまざまな浮世の出来事を描き出し、新感覚の時代小説として評判高く、テレビに舞...
内容(「BOOK」データベースより) 斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊たちには“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は義理も人情も心得た苦労人であ。彼を主人公に、さまざまな浮世の出来事を描き出し、新感覚の時代小説として評判高く、テレビに舞台に人気の集まる鬼平シリーズ第一巻。
Posted by
一般には調子よく始まった鬼平も、作者の年齢と健康状態の悪化とともに、暗い影を帯びてくると言われているけれど、鬼平本人も年をとっていくわけで、いつまでも年を感じてくれなかったらかえって現実味がないと思った。その代わりに忠吾たちが育ってゆくわけだし。 一冊は薄く、連作短編集プラスたま...
一般には調子よく始まった鬼平も、作者の年齢と健康状態の悪化とともに、暗い影を帯びてくると言われているけれど、鬼平本人も年をとっていくわけで、いつまでも年を感じてくれなかったらかえって現実味がないと思った。その代わりに忠吾たちが育ってゆくわけだし。 一冊は薄く、連作短編集プラスたまに長編でも、24冊も読めば結構な量があるのにリズム感がいいので読み味がよくまったく苦に感じない。何がすごいってひらがなの妙味。うまいよなぁぁ。 英語に飽きてきたら、日本語の美しさをまた味わうためにドンと読もう。
Posted by
「剣客商売」のように、いかにもおいしそうな食べ物の記述を期待して読んでみた。 結果は、それぞれのストーリーは十分面白かったのだけれど、”剣客”ほど食べ物についてのはなしがなく、ちょっと残念。しかし、我ながらヨコシマな読み方だとは思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会社の本棚にあったので、夏休みの読書用に4冊まとめ借り。 初版は私が生まれる前なので 仕方ないのかなぁと思うんだけど、「ふるい」印象。 あたりまえ、なんですけどね(笑) 最近の作品が起承転結がハッキリしている傾向なのか どうも単調に思えてしまう。 惰性で読んでしまった。。。
Posted by
人間には善だけの人もいないし、悪だけの人もいないという視点がとても好きです。平蔵自体けっして聖人ではないし、それがまたいいという。たまに頭が固くなりがちな自分を戒めるためにときどき読み返す一冊です。
Posted by
長谷川平蔵かっこ良いなぁ。剣友左馬之介の活躍も今後楽しみです。なんと言っても江戸が舞台だけあって、日本橋、人形町、浅草、本所、押上、白河、横川といった地元が出てきて楽しいです。隅田川や仙台堀などの水郷深川も風情がある!
Posted by
ドラマでお馴染み。火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊からは鬼の平蔵と恐れられ、敵をバッサバッサと斬る!ではなく、盗賊も金科玉条の三カ条のモラルを守った真の盗賊と、急ぎ働きにより平気で殺しをする非道な盗賊に分別され、平蔵が柔軟な判断で敵を捕らえていく。時には人情厚く、極悪非道には...
ドラマでお馴染み。火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊からは鬼の平蔵と恐れられ、敵をバッサバッサと斬る!ではなく、盗賊も金科玉条の三カ条のモラルを守った真の盗賊と、急ぎ働きにより平気で殺しをする非道な盗賊に分別され、平蔵が柔軟な判断で敵を捕らえていく。時には人情厚く、極悪非道には容赦なく立ち向かう。とにかく面白い。
Posted by
全24巻。池波正太郎の書く長谷川平蔵は「理想の上司」として今も人気だ。中村吉衛門がテレビと映画で演じた鬼平も良かった!
Posted by
鬼平シリーズ1作目。粋な鬼平が、「本所の銕(てつ)」と呼ばれる無頼放埓な若者だったという過去も魅力的。11.6.11
Posted by