鬼平犯科帳 新装版(1) の商品レビュー
最初の時点では平蔵は火付盗賊改方の係ではなかった。そんな導入から始まっていく連作の数々。正直良い回と悪い回の差はあるけど、ファンなら全部読むでしょ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たくさんあるので1巻に代表して。 日本のハードボイルドの最高峰は間違いなく鬼平犯科帳でしょう。 ハードボイルドの名文句といえばフィリップ・マーロウの「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている資格はない」に尽きると思うのですが、長谷川平蔵は間違いなくマーロウよりもこの言葉を体現している! マーロウのシリーズは女性に読んでもらいたいのですが、鬼平は間違いなく男子が読むべきでしょう!
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鬼平犯科帳 全巻 読破 最終巻の「絶筆」が、たまらなく淋しい。 続きを妄想するにつけ、全くもって残念。
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長谷川平蔵宣以、火付盗賊改方長官就任の巻。小房の粂八が密偵となる件やお順を養女とする話など、登場人物の成り立ちを知る上で読んでおかないと! また、暗剣白梅香では、蛇の平十郎との因縁が始まる。
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「つくも神さん、お茶ください」で紹介されていました。 鬼平が白玉にお砂糖をかけてたくさん食べてお腹が痛くなったという件を読んで、畠中さんは白玉にお砂糖をかけて食べてみたら美味しくなかったと。でも後日、アドバイスを受け三温糖で食べてみたら美味しかったそうな。 そんなエッセイを読...
「つくも神さん、お茶ください」で紹介されていました。 鬼平が白玉にお砂糖をかけてたくさん食べてお腹が痛くなったという件を読んで、畠中さんは白玉にお砂糖をかけて食べてみたら美味しくなかったと。でも後日、アドバイスを受け三温糖で食べてみたら美味しかったそうな。 そんなエッセイを読んで鬼平を読みたくなっちゃうなんて食いしん坊だよねー。 実家の父が全巻持っていたのに、読み飽きてお世話になった病院に寄付しちゃった。まぁぼちぼち図書館で借りて読みますか。
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幕府の火付盗賊改方長官の長谷川平蔵。鬼の平蔵略して鬼平シリーズ第一巻。 宮部みゆきの時代小説っぽいんだけど、結構残酷なところが多い。斬り捨て御免だし、自白させるために拷問をやったり。でも義理とか人情もんはこの時代には多いよね。でも登場人物の描き方がおもしろい。短編なのに前々回で...
幕府の火付盗賊改方長官の長谷川平蔵。鬼の平蔵略して鬼平シリーズ第一巻。 宮部みゆきの時代小説っぽいんだけど、結構残酷なところが多い。斬り捨て御免だし、自白させるために拷問をやったり。でも義理とか人情もんはこの時代には多いよね。でも登場人物の描き方がおもしろい。短編なのに前々回で出てきた人が今回の主役になったり、とか。ちゃんと登場人物みんなの行く末がわかるのがなかなか良いかも。
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鬼平って、理想の上司像とちゃう? あと出てくる料理が美味そうやわ 「これは良い」とかいいながらじっくり飲みたくなるね(笑)
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名探偵コナン(コミックス)の裏表紙の裏側に書いてある、名探偵の紹介で興味持ったんですが。 これは探偵というよりは、登場人物の情だとか粋だとか、そういうものに重点があるように思います。 本当に江戸時代にこういう人がリアルにいたんじゃないだろうか、と。それくらいどの登場人物も人間味が...
名探偵コナン(コミックス)の裏表紙の裏側に書いてある、名探偵の紹介で興味持ったんですが。 これは探偵というよりは、登場人物の情だとか粋だとか、そういうものに重点があるように思います。 本当に江戸時代にこういう人がリアルにいたんじゃないだろうか、と。それくらいどの登場人物も人間味があるのです。 とくに「鬼の平蔵」とか言われているけど、別に冷酷非道なわけじゃなくて。奥さんも子供も大事にするし、友達も部下(それがたとえ元犯罪者であってもですよ)も大切にするし。 だけど過去には失敗もあって、と非常に人間くさくて格好いい。 過去があるから、今の平蔵が出来上がるんだなーと妙に納得させられてしまう感じでした。 ちょっと長いシリーズだけど、これからどうなるのか楽しみな作品でもあるので、時間とお金が許せば読んでみたいと思います
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痛快な群像劇。スーパーヒーローをとりまく脇役の人間劇が面白い。人はいいことも悪いこともするというのを教えてくれる。何よりおいしい場面がたくさんでてくる。私食いしん坊なので、食事がふんだんにちりばめられてとても面白いんです(笑)
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唖の十蔵 本所・桜屋敷 血頭の丹兵衛 浅草・御厩河岸 老盗の夢 暗剣白梅香 座頭と猿 むかしの女
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