1,800円以上の注文で送料無料

鬼平犯科帳 新装版(1) の商品レビュー

4.2

140件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/07/03

ドラマは好きだったのに原作を読んだことがなかったので、じわじわ全巻制覇していこうと思う。 火付盗賊改、長谷川平蔵。盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられるが、情の深いなんとも粋な御仁。 盗賊側からも事件が描かれるのがまた良い。盗賊は盗賊で、真の盗賊もまた粋。うっかりすると盗賊側に肩入れ...

ドラマは好きだったのに原作を読んだことがなかったので、じわじわ全巻制覇していこうと思う。 火付盗賊改、長谷川平蔵。盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられるが、情の深いなんとも粋な御仁。 盗賊側からも事件が描かれるのがまた良い。盗賊は盗賊で、真の盗賊もまた粋。うっかりすると盗賊側に肩入れしてお盗めの成功を願ったりしてしまうので危ない危ない。 男を悪の道へ狂わせるのは、生い立ちの不幸もあるが、だいたい女か金らしい。欲に目がくらんだら最後、畳の上で死ねないやな。 平蔵を慕う粂八や、旧友の左馬之助もお気に入り。

Posted byブクログ

2012/05/27

シリーズを通して活躍する小房の粂八との出会い、そして、岸井佐馬之助、彦十との邂逅。 ここから始まる第1巻

Posted byブクログ

2012/04/24

二度目の読了。何度読んでも面白いし飽きないし新鮮な気持ちで読める。読み返すことで気がつくこともあったり。それが楽しみでしょうがない。

Posted byブクログ

2012/04/18

電子書籍のクーポンをいただいたのでそれを使って久しぶりに読んでみました。いやー、すばらしい、と改めて。「現代は人情蔑視の時代であるから、人間という生き物は情智ともにそなわってこそ[人]となるべきことを忘れかけている。情の裏うちなくしては智性おのずから鈍磨することに気づかなくなって...

電子書籍のクーポンをいただいたのでそれを使って久しぶりに読んでみました。いやー、すばらしい、と改めて。「現代は人情蔑視の時代であるから、人間という生き物は情智ともにそなわってこそ[人]となるべきことを忘れかけている。情の裏うちなくしては智性おのずから鈍磨することに気づかなくなってきつつあるが、約二百年前のそのころは、この一事、あらためて筆舌にのぼせるまでもなく、上流下流それぞれの生活環境において生き生きと、しかもさりげなく実践されていたものなのである。」この一言に凝縮されている。

Posted byブクログ

2012/04/15

ずっと手元に置きたい本。 元はと言えば、中村吉右衛門のTVシリーズをはじめて見た時に、「何、これ!かっこいい!」と食いついたのが池波小説を読み始めた切っ掛け。 元々時代劇が好きだったのもあって、のめり込むのは早かった。

Posted byブクログ

2012/03/19

祖父の本棚にありました 時代物?読みにくいかな?と思っていましたが… 学生の頃に読んですっかりはまった一冊です

Posted byブクログ

2012/01/28

言わずと知れた池波正太郎の時代シリーズ。 火付け盗賊改方の長官、長谷川平蔵。鬼の平蔵、鬼平。 斬り捨て御免の特別任務のため、かなりの大捕物で盗賊も狗にする。 平蔵の出自や荒んだ若い日の頃のエピソード、初恋やむかしの女など 主人公に心入りする第一巻である。 盗賊の頭目たちの盛衰...

言わずと知れた池波正太郎の時代シリーズ。 火付け盗賊改方の長官、長谷川平蔵。鬼の平蔵、鬼平。 斬り捨て御免の特別任務のため、かなりの大捕物で盗賊も狗にする。 平蔵の出自や荒んだ若い日の頃のエピソード、初恋やむかしの女など 主人公に心入りする第一巻である。 盗賊の頭目たちの盛衰、女性たちの生き様、男と女の機微に友情。 働き盛りの平蔵の働きぶりもおもしろい。 出版年月日等 1968 NDC         913.6 【江戸・時代小説】

Posted byブクログ

2011/11/26

お盗め(おつとめ)とか独特な盗人言語センスに痺れるシリーズ第一弾。 この巻では執拗に鬼平の命を狙う蛇の親分が存在感を出す。

Posted byブクログ

2011/11/19

読まず嫌いだった時代物。夢中で鬼平を読む同僚の姿がうらやましくなり、ついに「貸して」の一言で見事にはまった思い出の一冊。その後、時代物を書く人はみな独特な文体の持ち主で、実に気持ちがよいことを知り、すっかりとりこになってしまった。鬼平全巻を読んでるときは本当に幸せだったなぁ。何巻...

読まず嫌いだった時代物。夢中で鬼平を読む同僚の姿がうらやましくなり、ついに「貸して」の一言で見事にはまった思い出の一冊。その後、時代物を書く人はみな独特な文体の持ち主で、実に気持ちがよいことを知り、すっかりとりこになってしまった。鬼平全巻を読んでるときは本当に幸せだったなぁ。何巻だったか忘れてしまったけれど、うちの菩提寺が出てきたときは狂気乱舞。同じ時代を生きてみたいと心から思ったね。

Posted byブクログ

2011/09/22

初めて読んだのは小学生……中学生かな? ドラマ第1シーズンを放映していて懐しくなり、また記憶も曖昧だったので読み直す事にしました。 テレビとの差異に、こりゃ上手いことドラマ化したよなあ、と思ったり。 人情の機微に以前より深く感動したり。 読み進めると更に艶を増すシリーズと判っ...

初めて読んだのは小学生……中学生かな? ドラマ第1シーズンを放映していて懐しくなり、また記憶も曖昧だったので読み直す事にしました。 テレビとの差異に、こりゃ上手いことドラマ化したよなあ、と思ったり。 人情の機微に以前より深く感動したり。 読み進めると更に艶を増すシリーズと判っているので、何度でも愉しい。

Posted byブクログ