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鬼平犯科帳 新装版(1) の商品レビュー

4.2

140件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

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2016/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに去年末に全巻揃えたのですが、それまで読み終えてなかった本を読んでいたら、手を出すのが遅くなりました。 さすがは一巻。 粂八との出会い、大好きな彦十との再会。 酒井さんは元々盗賊改めだけど、前上司の組だったのかあ。 などなど、おなじみの方々の始まりが面白かったです。 TVシリーズ第一話も入ってました!! 本とは関係ないですが、TVシリーズでは今大人気の遠藤さんが演じられていて、一話を見直したときに気づいて感動しました。 二巻では忠吾出るかな、おまさの話あるかな。 あえて、あらすじを読まないように、全てにブックカバーをつけているので、わくわくです。

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2015/08/08

粂八は、妙にうるんだ声で、 「本物は、あ、あんな野郎じゃねえ……にせものですとも、にせものですとも……」 2015/04/16-05/01

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2015/01/21

むかしの女。人は失敗して大きくなっていくのだなあ。 最初からちゃんとしている人は、あまりいない気がする。

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2014/10/06

第一話、「唖の十蔵」の途中から長谷川平蔵が火付盗賊改方の長官に。そして盗賊たちに恐れられる“鬼の平蔵”が誕生する。 第二話、平蔵が荒れていた若かりし頃の、かつての純な恋心の無残ななれの果てへの苦い感傷を桜によせる「本所・桜屋敷」など全八編。 登場する同心、盗賊、市井の人々すべて...

第一話、「唖の十蔵」の途中から長谷川平蔵が火付盗賊改方の長官に。そして盗賊たちに恐れられる“鬼の平蔵”が誕生する。 第二話、平蔵が荒れていた若かりし頃の、かつての純な恋心の無残ななれの果てへの苦い感傷を桜によせる「本所・桜屋敷」など全八編。 登場する同心、盗賊、市井の人々すべてに、さまざまな過去があり、信念がある。善きも悪しきも決しておろそかにされないが、悪は必ず報いを受ける。懐深い捕り物模様。

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2014/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女の人に溺れて人生狂っている人が多いなぁ〜という印象。話により主人公が代わり、その都度色々な視点になるので新鮮。大物が出て来たと思っても意外にあっさり死んでしまったり、捕まってしまったり誰がどうなるか予想がつかない。盗賊の掟を守り抜いていた人物は捕まらず死なないで欲しかったなぁ…と思った。特に海老坂の与兵衛は粋な盗賊っぽかったので。

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2014/03/01

面白かった!短編集みたくなってて、読みやすかった☆前の話で出てきた人物がその後の話に出てきたり。続編も読もう。

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2013/10/10

言わずと知れた池波正太郎の有名作 ただ、期待し過ぎだったのか、なんだかイマイチな印象を受けた ただ単に強盗を捕まえる話しに感じる 「現代のサスペンスにも通じる」とか「人情話がいい」とか聞いたことがあったけど、それはもっと後なのかね? まぁ、美学のある「盗み」と「強盗」の違いは...

言わずと知れた池波正太郎の有名作 ただ、期待し過ぎだったのか、なんだかイマイチな印象を受けた ただ単に強盗を捕まえる話しに感じる 「現代のサスペンスにも通じる」とか「人情話がいい」とか聞いたことがあったけど、それはもっと後なのかね? まぁ、美学のある「盗み」と「強盗」の違いはわからないでもないけど 結局やってる事は人様のものを盗む行為には違いないわけで そこに人情があるかと聞かれると考えてしまう 最後の方はストーリーが捕物帳ではないのもあったので、続編を読むのを楽しみな期待感はある

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2013/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時代劇=テレビで観るもの、という意識だったので、「読む」ということを今までしなかったのですが、面白いですねぇ。いろいろな方がお薦めなのがよくわかりました。古めかしいイメージを勝手にもっていましたが、池波さん、全然古くありません。火付盗賊改方というのをこの鬼平で知りました。池波さん、もっと読みます!

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2013/08/11

司馬遼太郎の史実に基づいた小説はよく読んでいたんだけど、完全創作の池波正太郎のは初めて読んだ。 かつての大物盗賊が引退後、売春婦にいれあげて、金が足りなくなったので再び「おつとめ」に向かう。が、現代の盗賊は殺してなんぼの世界になってしまっており、結局は内輪もめで失敗し結局絶命し...

司馬遼太郎の史実に基づいた小説はよく読んでいたんだけど、完全創作の池波正太郎のは初めて読んだ。 かつての大物盗賊が引退後、売春婦にいれあげて、金が足りなくなったので再び「おつとめ」に向かう。が、現代の盗賊は殺してなんぼの世界になってしまっており、結局は内輪もめで失敗し結局絶命してしまう。そのころ当の売春婦は別の男にいれあげていた・・・というストーリーが切なかった。女はいつもしたたか。

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2013/07/29

「剣客商売」を読み始めて、池波正太郎にはまり、並行して鬼平を読み始めた。 「鬼平犯科帳」のほうが「剣客商売」よりも圧倒的に有名(だと思ってる)なのに、第一巻を読み終えて「???」と感じてる。 なぜだろう? 第一巻では長谷川平蔵は脇役で様々な盗賊が主人公のような扱われ方をしている...

「剣客商売」を読み始めて、池波正太郎にはまり、並行して鬼平を読み始めた。 「鬼平犯科帳」のほうが「剣客商売」よりも圧倒的に有名(だと思ってる)なのに、第一巻を読み終えて「???」と感じてる。 なぜだろう? 第一巻では長谷川平蔵は脇役で様々な盗賊が主人公のような扱われ方をしている。 極悪非道の盗賊、人を殺めない盗賊、盗まれたら路頭に迷うような人々からは盗まない盗賊、盗賊の一味同士の人材(?)の貸し借り、などなど江戸の町の様子とともに語られていて、最後は鬼平が捕まえる、という風に進んでいく。 あまり、鬼平の魅力を感じないのだ(ところどころに人情味のある出来事や他の追従を許さない剣の切れ味などがちりばめてあるが)。 こんなはずはない、と思っている。 鬼平に圧倒的な魅力がなければこんなには人気のシリーズになるはずがないのだ。 これからだ。 巻が進むにしたがって鬼平の圧倒的な魅力が噴出するに違いないのだ。 …それとも中村吉右衛門の「鬼平」の印象が強烈すぎるのだろうか。

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