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乱れからくり の商品レビュー

3.9

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

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日本推理作家協会賞を…

日本推理作家協会賞を受賞した長編。ねじ屋敷や庭に造られた迷路など、からくりにこだわった作品になっている。

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日本推理作家協会賞受…

日本推理作家協会賞受賞作。実写映画化もされた作品。

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からくりのおもちゃ、…

からくりのおもちゃ、という雰囲気自体がなかなかいい感じを出していると思います。

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ちと古い推理本なので…

ちと古い推理本なのですが、古さを感じませんでした。1番肝心な迷路の構造が中々理解できなかった自分の頭の回転の遅さが憎い。この真相はまさにからくり。一度動き始めれば止まらなくなる歯車。ただ、トリックは判りませんでしたが犯人は最初の殺人が起こった時点で気付いてしまいました。多分こうい...

ちと古い推理本なのですが、古さを感じませんでした。1番肝心な迷路の構造が中々理解できなかった自分の頭の回転の遅さが憎い。この真相はまさにからくり。一度動き始めれば止まらなくなる歯車。ただ、トリックは判りませんでしたが犯人は最初の殺人が起こった時点で気付いてしまいました。多分こういうトリックの原点がこの本なのでしょうが、この本を読む前にこういう仕掛けをしている本を読んだ覚えがあったので。泡坂さんの本は亜愛一郎三部作が大好きなのですがそれとは結構作風が違ってたので驚いた。でも、

文庫OFF

ミステリ小説の歴史に…

ミステリ小説の歴史に残る傑作。トリックがすばらしいです。

文庫OFF

2024/02/15

序盤の隕石の墜落で、だ、だいじょうぶか?となったが、ラストの一分の隙もない見事な種明かしに一瞬でも不安を感じて申し訳ございません。となった。ミステリー好きなら絶対に外せない一冊。

Posted byブクログ

2023/08/20

初泡坂妻夫。いつか読みたいと思ってた。 タイトル通りに乱れ飛ぶからくりの数々。 からくり作りから始まったおもちゃ会社の一族の次々の変死、元警官の女流探偵に事件当日雇われた新米助手…。テンポよくどんどん起こる事件に、からくりにまつわる大量の蘊蓄の面白さ、新社会人の助手君のなんとも...

初泡坂妻夫。いつか読みたいと思ってた。 タイトル通りに乱れ飛ぶからくりの数々。 からくり作りから始まったおもちゃ会社の一族の次々の変死、元警官の女流探偵に事件当日雇われた新米助手…。テンポよくどんどん起こる事件に、からくりにまつわる大量の蘊蓄の面白さ、新社会人の助手君のなんとも言えない焦ったさと美しい人妻への恋慕と盛りだくさんで楽しかった。そしてトリック!面白かった。さすが奇術師。

Posted byブクログ

2023/07/21

初の泡坂妻夫作品。 いぶし銀のミステリという印象。とてつもなく大胆で無謀とも言える自動殺人計画や喋りすぎじゃないかと思うほどのからくりに対する蘊蓄など、作品全体に自動人形、からくりに対する執念を感じる。 機械仕掛け、自動殺人は下手をすればミステリとしての興を削いでしまう要素だと思...

初の泡坂妻夫作品。 いぶし銀のミステリという印象。とてつもなく大胆で無謀とも言える自動殺人計画や喋りすぎじゃないかと思うほどのからくりに対する蘊蓄など、作品全体に自動人形、からくりに対する執念を感じる。 機械仕掛け、自動殺人は下手をすればミステリとしての興を削いでしまう要素だと思うが、この作品では犯人の死によってその後の殺人の不可解さが増すという仕掛けが面白い。 またとんでもない殺人計画を描きつつ伏線は至る所に散りばめられており、ミステリとして完成している。

Posted byブクログ

2023/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 泡坂妻夫の代表作の1つ。玩具会社の部長、馬割朋浩が、降ってきた隕石に当たるという交通事故により死亡する。  そこから始まる連続殺人事件。まずは、朋浩と真棹の子どもである2歳半の馬割透一が睡眠薬を飲んで死亡。続いて、朋浩の従妹に当たる馬割香尾里が、迷路で頭を打たれて死亡。さらに、朋浩の従妹である宗児が、人形に仕込まれた毒の針により死亡。続いて、朋浩の叔父にあたる鉄馬が毒を飲んで死亡する。  殺害可能なのは、真棹だと思われ、主人公である宇内探偵社の梶敏夫が、真棹を連れて逃走するという展開。  乱れからくりというタイトルにふさわしいトリックで、犯人は、なんと最初に隕石に当たって死亡した朋浩。分類としてはプロバビリティの殺人になるのか、朋浩が仕込んで置いた連続殺人のからくりが動き出すというプロット  透一は、熊んべという人形に入っている電池に模した睡眠薬の瓶を利用したトリック。「電池がない」という言葉のダブルミーニングを利用したトリック。熊んべというに人形には、文字通り電池が入っていなかった。しかし、本当は電池に模した睡眠薬入りの瓶が入っていた。電池に模したものが入っていても、電力がないと電池は動かない。中に、電力がない電池が入っていたと読者にも、登場人物にも誤信させるが、実際は電池があったというトリック  香尾里殺しは、「枯れ井戸」という言葉を残して死亡。真相は、カレイドスコープ。万華鏡に仕込んだ火薬により殺害。これはうまい、  宗児殺しは、まさにプロバビリティの犯罪。人形に仕込んでいた毒針により殺害。  鉄馬殺しは、全てに毒を入れていたが、解けるカプセルは1個だけだったというトリック。疑いが真棹に向くが、毒殺され、ほかのカプセルにも毒が入っていることが分かれば、解けるかどうかまでは確認しないという点は説得力はある。プラスチック製のカプセルを使うためのカモフラージュとしてマドージョというデキの悪い人形を作っていた。  伏線、伏線、伏線と手品師の泡坂妻夫らしい、無駄のない構成。最後に隠し財産が見つかるが、それは天保銭に模されていた。天保銭を集めていたという伏線がいきる。  朋浩と真棹がボストンに行っている2週間の間に、連続殺人を終わらせるというプロバビリティの犯罪の計画。それが隕石が降ってくるという事件で朋浩が死に、真棹に容疑が向くという皮肉  宇内舞子が警察を辞める原因となった、収賄事件の真相だけは語られず。この点だけはちょっと気になる。ミスディレクションなのだろうが。  古典落語のように、よくできたミステリ。今となっては、もっととんでもない意外性のミステリはあるが、最初の被害者が犯人という仕掛けは面白い。ダイイングメッセージ、迷路の暗号、隠し財産など、本格ミステリ的ガジェットも豊富。キャラクターもまぁ、魅力的である。欠点らしい欠点がない、よくできた本格ミステリ。★5としたい。 ● メモ 勝敏夫→元プロボクサー 宇内舞子→経済研究会という経済関係の興信所の社長。元警察官 かたかた鳥→砂の重さを利用したおもちゃ ひまわり工芸→玩具会社。レーシングカートのおもちゃの失敗で倒産寸前 馬割朋浩→ひまわり工芸の制作部長 馬割真棹→朋浩の妻。宗児と不倫している。 馬割鉄馬→ひまわり工芸の社長 馬割宗児→ひまわり工芸の事実上の経営者。営業部長 香尾里→宗児の妹。左の目を撃たれて死亡 順吉→ひまわり工芸の社員。香尾里の婚約者 馬割透一→幼児。睡眠薬を飲んで死亡する。 ジュモウ→宗児がホテルから出てきて言った謎の言葉 →ジュモウのビスクドールに宇内舞子が似ているから言った。 マドージョ(魔童女)→気持ちの悪い玩具 隕石が落ちてくるという交通事故。朋浩が死亡 国際玩具見本市 日本のおもちゃの歴史についてのうんちくあり 宇内舞子が警察を辞めたきっかけの受賄事件に馬割朋浩の存在がある。

Posted byブクログ

2022/08/07

泡坂さんの本を立て続けに読んでいたので、仄めかし方に慣れ、犯人はだいたい検討がついてたんだけど、複数名殺されたうちの2名ほどはなかなか思いつかなんだ。衒学的な要素もあり、カラクリやおもちゃに関するお話や金沢の歴史など、盛りだくさんで楽しめました!

Posted byブクログ