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螢・納屋を焼く・その他の短編 の商品レビュー

3.7

280件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    96

  3. 3つ

    88

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    4

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2022/11/20

ブルータス村上春樹特集よんで、久しぶりに村上春樹を。。と思って買ったやつ。 仕事が忙しくてめっちゃ細切れで読んだせいもあって、発狂しそうになるくらい意味わからんかった。笑 ブルータスでも語られてた「納屋を焼く」が心に残っています。「時々納屋を焼くんです。」。幽遊白書の暗黒武術会...

ブルータス村上春樹特集よんで、久しぶりに村上春樹を。。と思って買ったやつ。 仕事が忙しくてめっちゃ細切れで読んだせいもあって、発狂しそうになるくらい意味わからんかった。笑 ブルータスでも語られてた「納屋を焼く」が心に残っています。「時々納屋を焼くんです。」。幽遊白書の暗黒武術会編の左京さんが、人間界に穴を開けたいんです、できるだけ大きなのがいい〜みたいに言うシーンとめっちゃ重なって。印象的。主人公が謎に執着して、自分は本当は納屋を焼きたいのか?みたいになってるのがおもしろかった。 「蛍」がめっちゃ読んだことあるぞ?ってなってたらノルウェイの森の前衛らしい。 踊る小人がおもしろかった。この世界観のファンタジーめっちゃ村上春樹だった。意味わからんけど めくらやなぎと最後のドイツ三編みたいなのまじで意味わからんかったww誰か助けて またいろんな本読んで経験を積んで、読み返したいと思います

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2022/10/29

ノルウェイの森とリンクしてる? https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6772

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2022/10/08

Audibleで久しぶりに再読、短編であっても村上春樹エッセンスがぎゅっとつまっていて、いい! 「ノルウェーの森」へと繋がる「蛍」。私はこの作品に出てくる冬の様子が大好きで、ダッフルコートを愛用していたものだった。

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2022/09/15

村上春樹の短編を初めて読んだ。 これまで短編集を読んでも、ざっと最後まで読み進めてしまうことが多かったが、村上春樹の作品は別だった。1つ1つ読み終わるごとに一度本を置いて、頭の中でもう一度噛み締め直す時間が欲しくなる。 時系列は…作品の意図は…あの登場人物のセリフの意味は… 考え...

村上春樹の短編を初めて読んだ。 これまで短編集を読んでも、ざっと最後まで読み進めてしまうことが多かったが、村上春樹の作品は別だった。1つ1つ読み終わるごとに一度本を置いて、頭の中でもう一度噛み締め直す時間が欲しくなる。 時系列は…作品の意図は…あの登場人物のセリフの意味は… 考えるとキリがないくらい、短編一つ一つに没頭できた。 お気に入りは納屋を焼くと踊る小人。

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2022/08/13

この短編集に掲載されている「螢」が発表されたのが昭和59年、1942年。 「螢」は『ノルウェイの森』の冒頭部分と同じで登場人物も同じ。 『ノルウェイの森』が発表されたのが平成16年、2004年なので、村上春樹は「螢」を発表してから20年経って『ノルウェイの森』にたどり着いたんだ。

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2024/03/11

■ Before(本の選定理由) 10年ぶり?くらい読む村上春樹。 かつ初期の、昭和の時代の作品は久しぶり。 ■ 気づき 読んでいて、自分の大学時代を思い出した。夕方に起きて、図書館に行って、村上春樹を借りて、なんとなく自分にも分かる気がして、ビールを飲みながら朝まで読んだ。 ...

■ Before(本の選定理由) 10年ぶり?くらい読む村上春樹。 かつ初期の、昭和の時代の作品は久しぶり。 ■ 気づき 読んでいて、自分の大学時代を思い出した。夕方に起きて、図書館に行って、村上春樹を借りて、なんとなく自分にも分かる気がして、ビールを飲みながら朝まで読んだ。 巻末に、「理由はよく分からないけれど、小説を書くことがとても好きです」と作者のあとがきがあった。村上春樹が、そんな風に感じていた時代の物語。こんな贅沢は無い。 ■ Todo 風の歌を聴け〜ダンス・ダンス・ダンスまでの4部作、また読み返したい。

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2022/06/29

またもオーディブルにて。 そしてこれまた10年ぶりくらいの再読。 村上短編とオーディブルはあんまし相性が良くない。 ちょっと聞き逃しただけで完全においてかれてしまう。特に、三つのドイツ幻想は難しかった。 ワタナベくん(松山ケンイチ)が語る村上作品は物語に入っていく上でとても助けに...

またもオーディブルにて。 そしてこれまた10年ぶりくらいの再読。 村上短編とオーディブルはあんまし相性が良くない。 ちょっと聞き逃しただけで完全においてかれてしまう。特に、三つのドイツ幻想は難しかった。 ワタナベくん(松山ケンイチ)が語る村上作品は物語に入っていく上でとても助けになった。 世の中をまっすぐ生きるのがちょっと苦手だったり、それに疲れてしまったりした人たちの ちょっと変わった日常が描かれていて結構楽しめた。 「納屋を焼く」「めくらやなぎと眠る女」が特にその色が顕著に出ていて没入することができた。 なにか読んで学ぶことができたみたいなわかりやすい効果のようなものは得られないが、 モワッと残る読後感みたいなのがやめられなくて読書を続けるんだろうな。 そろそろオーディブルではなく、本を読みたくなってきた。

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2022/06/02

面白かった。特に印象に残ったのは表題にもなっている『納屋を焼く』。まず、現実において、納屋を焼くなんてことは滅多にない。納屋を焼きたがる人なんかも滅多にいない。全てが空想の上で行われていることだ。文字を媒介にして、村上春樹氏の空想から、自身の空想へと映る。ユーモアな空想は、想像す...

面白かった。特に印象に残ったのは表題にもなっている『納屋を焼く』。まず、現実において、納屋を焼くなんてことは滅多にない。納屋を焼きたがる人なんかも滅多にいない。全てが空想の上で行われていることだ。文字を媒介にして、村上春樹氏の空想から、自身の空想へと映る。ユーモアな空想は、想像するだけで面白い。

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2022/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

解説を調べながら読みました。 個人的に「踊る小人」がお気に入りですが、どのお話も作者様なりの意味があり、自分で考察したりするのも楽しかったです。 1年前に買った本で、最近読み始めたばかりだったのですが、三つのドイツの幻想にて、ロシアとウクライナという単語が出てきてタイムリーでビックリしました。

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2022/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時々そこまで書けるの…⁈!ってくらい繊細な文章に恍惚としたい時期が来る。そして何年かぶりに自分の中で村上春樹ブームが巻き起こっている。 「納屋を焼く」も好きだし、「踊る小人」も好き。(ドイツ幻想は...よくわからなかった) 特に「めくらやなぎと眠る女」では、主人公と従兄弟の間に流れる微妙な関係性と時間経過が文章から浮かび上がっていて不思議な気持ちになる。わたしにはそれを纏めて伝えるボキャブラリーがないから、是非とも読んでほしい…!

Posted byブクログ