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ICO の商品レビュー

3.5

335件のお客様レビュー

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2012/11/26

おもしろかったです! これゲームとかだったら面白いだろうなあと思ってたら、ゲームだったのでびっくりしました。 主人公のイコの元気のよさと純粋さといったら、ほんとかわいいです。継母さんもそりゃかわいがりますよーという謎の視点で読んでいました。 お話としては、お城から脱出するという冒...

おもしろかったです! これゲームとかだったら面白いだろうなあと思ってたら、ゲームだったのでびっくりしました。 主人公のイコの元気のよさと純粋さといったら、ほんとかわいいです。継母さんもそりゃかわいがりますよーという謎の視点で読んでいました。 お話としては、お城から脱出するという冒険ものですが、何かの犠牲の上に成り立つ平和だとか、地味に暗い内容の部分も多々あり、ゲームからなのねと知って驚きました。 ゲームやってみたい! と思わせられたので、まんまと宮部みゆきさんの策略にのってしまったことになりますね!

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2012/11/01

〈内容〉何十年かに一人生まれる、小さな角の生えた子。頭の角は、生贄であることの、まがうことなき「しるし」。十三歳のある日、角は一夜にして伸び、水牛のように姿を現す。それこそが「生贄の刻」。なぜ霧の城は、角の生えた子を求めるのか。構想三年。同名コンピュータゲームに触発されて、宮部み...

〈内容〉何十年かに一人生まれる、小さな角の生えた子。頭の角は、生贄であることの、まがうことなき「しるし」。十三歳のある日、角は一夜にして伸び、水牛のように姿を現す。それこそが「生贄の刻」。なぜ霧の城は、角の生えた子を求めるのか。構想三年。同名コンピュータゲームに触発されて、宮部みゆきがすべての情熱を注ぎ込んだ、渾身のエンタテインメント。

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2012/10/07

ファンタジー世界の中で、ひとりの少年が瑞々しく駆け回る話。言葉を交わさずに少年が年上の少女の手を引いていく様は、儚くて美しくさえある。埃っぽい古城の中で少年は、謎に挑み、憤り、「真実」を見つけていく。そんな静かで素敵なストーリーです。

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2012/09/30

ドキドキワクワク!こういう話が一番好きです。引き込まれて一気に読んでしまった。自分だったらこの運命を受け入れる?抗う?と何度も考えさせられた。でも答えは出なかった…

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2012/09/24

たぶん、人生で初の小説。初の小説でこの厚さを選んだ昔の自分を称賛してやりたい。 勿論、当時このゲームで遊んでいたからという単純明快な理由で購入。 内容はゲームで語られなかったシーンとかちょくちょく入っててそれなりに楽しめた。読み終わった後はとりあえず黙ってPS2を起動すること間違...

たぶん、人生で初の小説。初の小説でこの厚さを選んだ昔の自分を称賛してやりたい。 勿論、当時このゲームで遊んでいたからという単純明快な理由で購入。 内容はゲームで語られなかったシーンとかちょくちょく入っててそれなりに楽しめた。読み終わった後はとりあえず黙ってPS2を起動すること間違いなし。 っていうかこの本買う人ってほとんど俺と同じ理由なんじゃないの!?

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2012/09/01

プレステの同名ゲームをノベライズしたもので、私自身ゲームはしたことがないので世界観や人物を絵で知ることはなかったけれど、読み進めていくうちにどんどん話に入り込んでいけたのでとても読みやすい本だったと思う。

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2012/08/19

宮部みゆきさんのファンタジー物は大好き。 景色の描写が緻密で、でも読み手の創造力を掻き立てる。 ICOも読むうちに霧の城があたまの中で描かれていって、風の塔で唸る風の音、歓声が響く闘技場、石の像が並ぶ地下や石の軍団がたたずむ草原、すべて文章から映像が浮かんでくる。 読んでいて本当...

宮部みゆきさんのファンタジー物は大好き。 景色の描写が緻密で、でも読み手の創造力を掻き立てる。 ICOも読むうちに霧の城があたまの中で描かれていって、風の塔で唸る風の音、歓声が響く闘技場、石の像が並ぶ地下や石の軍団がたたずむ草原、すべて文章から映像が浮かんでくる。 読んでいて本当にのめりこんでいける。 ゲームはまだしていないけど、 自分の創造した景色と同じか心配で踏み出せないなぁ。

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2012/08/06

同名ゲームのほうが先で、こっちはゲームファンの宮部さんが小説にしたものなのか。 うまく言えないけど…。ゲームやってみたくなったというか、小説じゃないほうが(私は)この世界を楽しめるのかなあという気はする。

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2012/06/27

ゲームのノベライズとして書かれているが、ゲームの方はやったことないので単にファンタジーとして楽しめた。ゲームもやってみると更に世界観に引き込まれるんだろうと思った。少々終わりのあっけなさを感じたけど、主人公イコの運命の背景にある物語は楽しめた。

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2012/06/17

ゲームのノベライズだと知つてゐたら手を出さなかつた(^_^)。 宮部みゆきさん、大好きな作家ですが時々変な日本語が出てくる。 第一章のタイトルにもなつてゐる「すべては神官殿の申されるまま」。どうしてNHKも宮部さんもこの「申される」を使ふのだらう。 神官殿は神官よりも目上の人に...

ゲームのノベライズだと知つてゐたら手を出さなかつた(^_^)。 宮部みゆきさん、大好きな作家ですが時々変な日本語が出てくる。 第一章のタイトルにもなつてゐる「すべては神官殿の申されるまま」。どうしてNHKも宮部さんもこの「申される」を使ふのだらう。 神官殿は神官よりも目上の人に「申し」てゐるのではなく、目下の村長に対して「仰せられ」てゐるのだが。 p.338 「さうした些少の事柄が見えるやうになつてきた」 かういふ「些少」の使ひ方はなんとも不自然である。気持はわからないではないが違和感がある。 最低限、「些少の事柄『は』見えるやうに~」であれば「少しくらゐは見えるやうになつた」の意として許容できる。 「些少ながら」(ほんの少しではあるが)漱石「道草」 「些少にはござりますれど」(少しではございますが)露伴 「時々の些少な責任感はあっても」(時々はほんの少しの責任感があるとしても)豊島与志雄 といふやうに、「ほんの少し」の意を少々否定的に表現する時の言葉といふのが標準的な使ひ方であらう。

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