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ICO の商品レビュー

3.5

336件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  5. 1つ

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ゲームを知らなくても楽しめますよ

PS2のゲームをノベライズ。元となる『ICO』の世界観がプレイヤーの想像にゆだねられていた為、本作への評価も分かれたが、これは『宮部みゆき流・ICO』として読みたい。勿論、ゲームを知らなくても楽しめる。

yama

2024/02/04

ICOのノベライズ版、宮部みゆきさんの本。 ゲームの雰囲気そのままとはいかないものの、重厚なファンタジーが繰り広げられて大変面白く読めた。ゲームを知らなくても楽しめると思う。 主人公のイコが大人と子供の中間地点にいて、悩み苦しむこともありながら城からの脱出を不思議な少女ヨルダと共...

ICOのノベライズ版、宮部みゆきさんの本。 ゲームの雰囲気そのままとはいかないものの、重厚なファンタジーが繰り広げられて大変面白く読めた。ゲームを知らなくても楽しめると思う。 主人公のイコが大人と子供の中間地点にいて、悩み苦しむこともありながら城からの脱出を不思議な少女ヨルダと共に目指す姿は、可哀想だったり勇気をもらえたりした。ニエとして捧げられても自分よりトトやヨルダのことを考え、正しい道を行く姿勢は見習うべきところがあったと思う。 長い本だからイコの過去編、城の過去編なんかが物語が進まない……と読みにくく思う時もあったが、ちょうど退屈を感じ始めた辺りで章が切り替わるのでちょうどよかった。

Posted byブクログ

2023/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たぶんはるか昔に読んだことあるけど、図書館で偶然見かけて「え、こんなのあったっけ」と思ってしまったので借りて読んだ。 というかブクログに2011年に登録してたわ… 本の内容は当然、ゲームの方もほとんど覚えてなかったので新鮮に楽しめた。 なによりゲーム中は誰も喋らないし文字情報すらもほとんどなかった(ような気がする)のに、小説だとそういうわけにもいかないからイコもヨルダも何を考えていたかしっかりわかるし、ゲームの背景(を宮部みゆき氏が妄想したもの)がかなり詳しくわかるのがとても良かった。 角が生えた戦士の石像とか、闘技場とか、墓とか滝の裏の洞窟とか滝に下がっている水牢、あとは過去の幻とか、封印の剣とかそういうのはゲーム中に出てきたっけな… 一部は出てきたのかもしれないけど、全部はないだろうなー。 イコの村の生活とかニエとして選ばれた理由とかも新しくてよかったが、ヨルダの過去が特に良かったなぁ。実は果てしなく昔の出来事で、女王の力で城内部はもちろん、周りの国も石になって滅びていて、角の生えた人たちが住むエリアから来た、超強い戦士がヨルダを助けてくれる。しかしまあ色々あってその計画は失敗し、その戦士の子孫が代々ニエに選ばれていき、イコがその一番新しい子孫ということ。まあ、子どもがニエに選ばれるのにずっと血が絶えてないのどういうこと?というヤボな疑問を持ってしまったりもしたが、まあ、戦士がそこら中に子どもを作っていて子孫がめっちゃいて、更に全員に角が生えているわけではなくたまに隔世遺伝とかそういうので生える、ということなのかもしれない。 この記憶が新しいうちにゲームをもう一度遊びたいが、PS5のストアを見てみたらPS+のカタログに入っているだけで、単体購入はできない雰囲気だった。ソフト買ったってPS2を繋げなきゃならないしなー。 ワンダやトリコもノベライズしてくれー。

Posted byブクログ

2023/01/08

ゲームicoのノベライズ ゲームicoをプレイしたのがかなり昔で、思い出しながら読んだ 自分では想像もできないような世界があって、icoの世界がものすごく広がった 読んでよかった!

Posted byブクログ

2022/11/12

霧の城に着いてからのの描写が詳しすぎて、私の乏しい想像力では、読みこなすことが出来なかった。 宮部みゆきさんの作品は大好きなのに、これはサクサク読めなかった。

Posted byブクログ

2022/10/09

「ゲームのノベライズ本が読みたい!」という方におすすめの作品です。 『ICO-霧の城』はゲーム「ICO」をベースに書かれた作品です。 私自身ゲームは未プレイですが、読んでいるとゲームの世界観が目の前に繰り広げられたようでした。 最後が少し物足りない感じがしましたが、ゲームの最後も...

「ゲームのノベライズ本が読みたい!」という方におすすめの作品です。 『ICO-霧の城』はゲーム「ICO」をベースに書かれた作品です。 私自身ゲームは未プレイですが、読んでいるとゲームの世界観が目の前に繰り広げられたようでした。 最後が少し物足りない感じがしましたが、ゲームの最後もこうなのかなと納得しました。 上下巻の文庫本版もあるので、手軽に読めるのも嬉しい点です。

Posted byブクログ

2022/08/30

原作のゲームが大好きです。 図書館でたまたま書籍があるのを見つけて読みました。 ぜひゲームをプレイしてから読んで欲しいです。 独特の建物の造りや世界観を想像して、より一層没頭出来ました。遺跡や廃墟が好きな方にオススメです。

Posted byブクログ

2022/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

半分ぐらいのところ(P225)でギブアップ。 ゲームは子供の時にプレイしたが内容は覚えていない。 イコが霧の城に入るまでは、面白くなる期待感をもって読んでいたのだけど、ヨルダと会い、城から脱出しようと城内の仕掛けに立ち向かっていく描写に読み疲れてしまった。 おそらくゲームでも設置されていた仕掛けを小説でも再現しているのだろうなと思いつつも、でも小説の本筋のストーリーとは関係無い描写なんだろうなぁという邪推してしまい、一連のアドベンチャー描写が冗長に思えてしまった。 例えば、ジャンプしてギリギリ向こう側に着地できた!みたいな描写があったりしても、さすがにそういうのはゲームで自分で操作してこそのスリルと臨場感なので、そういう描写が続くのは小説には期待してないなと。 章が変わってヒルダ目線で脱出劇が再現されるが、読んでもあまり気分が乗らず、あとはパラパラとつまみ読みして最後のエピローグ確認して読了。

Posted byブクログ

2021/01/31

宮部みゆきさんの「ICO」読了。ゲームのノベライズ作品。頭に角が生えた赤子を『霧の城』に贄(ニエ)として捧げる決まりがある小さな村から物語が始まる。ニエの少年イコは十三歳で「贄の刻」を迎える。親友のトトはイコを助けるため、ある作戦を考えるのだが。。宮部さんが中世ヨーロッパのような...

宮部みゆきさんの「ICO」読了。ゲームのノベライズ作品。頭に角が生えた赤子を『霧の城』に贄(ニエ)として捧げる決まりがある小さな村から物語が始まる。ニエの少年イコは十三歳で「贄の刻」を迎える。親友のトトはイコを助けるため、ある作戦を考えるのだが。。宮部さんが中世ヨーロッパのような世界観を造り上げてます。幼いイコを育て上げた村長の嫁オネやニエを霧の城まで送り届ける神官団の言動、謎の少女ヨルダ、霧の城内部の描写など、雰囲気があり良かったです。強いて言えばラストはもっと村人とイコの絡みが見たかったなぁ。

Posted byブクログ

2020/05/08

原作ゲーム「ICO」の世界観がすごく好きで、気になって読みました。もうひとつの「ICO」として、とても面白い作品だったんじゃないかなと思います。言葉のほとんどわからない原作の世界観を小説で表現するのはとても難しかったんじゃないかな…。

Posted byブクログ