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ICO の商品レビュー

3.5

335件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

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  3. 3つ

    122

  4. 2つ

    28

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2020/04/19

導入と過去の章は面白かったんですが、肝心なお城の攻略(?)の章がちょっと退屈でした。後々に繋がる伏線等を散りばめている章なので仕方ないのかもしれませんし、ゲームやってる人なら楽しいのかもしれませんが。。。

Posted byブクログ

2020/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中やや読み疲れましたが一気に読みました。 2章目くらいで、なんかキングダムハーツみたいだなぁと思ったら、同名のゲームのノベライズだったのですね。 後書きでわかりました。 何が起きるのか緊張して読むのが時々苦しかったのと、理解するのが難しい部分があって、でもそれがまたよかったような気がします。悲しかったし怖かった。。 イコが12歳だとは思えなかったです。 ちょっとゲームがやってみたくなりました。 ハッピーエンドでほんとによかったです。

Posted byブクログ

2017/09/17

人の業が創り出した罪だけど、最初は純粋な思いからだったんだろうなぁと。 でも、気がつくとすごい所に行き着いていて、恐ろしすぎて、後戻りができなくなってた。 同じ心でブレずにやり遂げる、思い続ける事は果てしなく難しい。離れたり近づいたりしながらちゃんと中心を見続けられたらいい...

人の業が創り出した罪だけど、最初は純粋な思いからだったんだろうなぁと。 でも、気がつくとすごい所に行き着いていて、恐ろしすぎて、後戻りができなくなってた。 同じ心でブレずにやり遂げる、思い続ける事は果てしなく難しい。離れたり近づいたりしながらちゃんと中心を見続けられたらいいのだろうけど。 間違えたらちゃんと謝ってやり直せるだけの心は持ち合わせていたいな。

Posted byブクログ

2017/02/23

ゲームをプレイされた方はもちろん、プレイされていない宮部先生ファンの方は読んでほしい。ファンタジーとはいえ、爽涼な絵画のような小説。切ないけど、健気な、二人の冒険が味わえます。

Posted byブクログ

2017/01/29

角の生えた少年イコが自分に課せられた運命を背負い、人々を石に変えてしまう女王のいる霧の城へと立ち向かっていく。同名ゲームのノベライズ化のようで賛否両論。ゲームの存在を全く知らずに読んだものの感想としては、一気に読破するほど入り込んだ作品ではないが、移動中に有意義な時間を過ごしさせ...

角の生えた少年イコが自分に課せられた運命を背負い、人々を石に変えてしまう女王のいる霧の城へと立ち向かっていく。同名ゲームのノベライズ化のようで賛否両論。ゲームの存在を全く知らずに読んだものの感想としては、一気に読破するほど入り込んだ作品ではないが、移動中に有意義な時間を過ごしさせてくれる作品としてはよいのではないかと思う。当時はハードカバーだったので文庫化されているか電子書籍ならかさばらずさらにいいかも?!

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2016/09/23

2016.07.26 読了 宮部みゆきが描くファンタジー小説。 原作はゲーム『ICO』 私が読書を好きになった契機は小学生の頃に読んだ『ブレイブストーリー』だった。 この本を手に取ったのも宮部みゆきが描くファンタジー小説をもう一度読んでみようという思いから。 500ページを...

2016.07.26 読了 宮部みゆきが描くファンタジー小説。 原作はゲーム『ICO』 私が読書を好きになった契機は小学生の頃に読んだ『ブレイブストーリー』だった。 この本を手に取ったのも宮部みゆきが描くファンタジー小説をもう一度読んでみようという思いから。 500ページを超える重厚な小説だったが、登場人物や霧の城の内部構造を細かに描写した丁寧な文体であったため、ゲームを進めるが如く本をめくる手が止まらない面白さだった。

Posted byブクログ

2015/02/24

ゲーム未プレイ。活字のICOに触れてみた。巨大な塔の世界観、数々の謎を追いながら読み進められる。ニエの存在、少女の過去、影の恐怖、城の主など、気になる展開に事欠かない。読んでいて、宮部作ならではの淀んだ雰囲気に押し潰されそうになった。それでも、イコの勇敢さとヨルダの健気さで徐々に...

ゲーム未プレイ。活字のICOに触れてみた。巨大な塔の世界観、数々の謎を追いながら読み進められる。ニエの存在、少女の過去、影の恐怖、城の主など、気になる展開に事欠かない。読んでいて、宮部作ならではの淀んだ雰囲気に押し潰されそうになった。それでも、イコの勇敢さとヨルダの健気さで徐々に霧が晴れていく期待感を抱かずにいられない。挿し絵がないので、頭のなかで想像した霧の城。元ネタのゲーム版霧の城とを比べてみたい。

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2014/08/24

ひとりひとりの心の動き、仕掛けがしっかりしていてとても面白い。ゲームの方も素晴らしい出来だと聞く。それにしても、勝手な意見ではあるけれど、宮部みゆきはブレイブストーリー然りこの物語然り、ファンタジーを書く方に向いているのではないかと思ってしまったりした。正直、最近の時代小説よりも...

ひとりひとりの心の動き、仕掛けがしっかりしていてとても面白い。ゲームの方も素晴らしい出来だと聞く。それにしても、勝手な意見ではあるけれど、宮部みゆきはブレイブストーリー然りこの物語然り、ファンタジーを書く方に向いているのではないかと思ってしまったりした。正直、最近の時代小説よりも古い物語の方が好みに感じる。どちらも「人間」の恐ろしさを描いていることに代わりはないのだけれど。

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2014/01/26

本屋さんでタイトルを見てすぐに 以前旦那様が遊んでいたゲームを思い出したんですが 宮部みゆきさんは「ブレイブストーリー」が映画化されていたりするので まさかゲームが先にあって 宮部さんがそれに感銘を受けてノベライズした作品だとは。 13歳で霧の城に生贄として出向く運命のニエの子...

本屋さんでタイトルを見てすぐに 以前旦那様が遊んでいたゲームを思い出したんですが 宮部みゆきさんは「ブレイブストーリー」が映画化されていたりするので まさかゲームが先にあって 宮部さんがそれに感銘を受けてノベライズした作品だとは。 13歳で霧の城に生贄として出向く運命のニエの子・イコ。 その城で囚われの身となっている謎の少女・ヨルダ。 霧の城の過去と現在を行ったり来たりしながら 神官とか結界とか呪縛とか魔法とか ありとあらゆる幻想ワードを詰め込んだ勧善懲悪スタイルのファンタジー。 と思いきや・・・? 旦那様と子どもたちがお出かけの休日に一気に読了しました。 ゲームの映像を覚えていたのもあり ゲーム中ではほとんど語られないイコとヨルダの背景をひとつ またひとつと説明してもらえたようなスッキリ感は楽しめたものの 長編大作のファンタジーとしては、うーん。 想像ですが ゲームに没頭する宮部さんの頭の中で膨らんだときは 登場人物にはもっと個性や魅力があったんじゃないでしょうか。 でもそれを文章に起こす前に堪能しすぎて ノベライズしているときは情景や行動の説明に力が入っちゃったとか。 なんとなくの印象ですけどね。 少なくとも本の厚みほどの内容の濃さは伝わりませんでした。 でも 宮部さんらしい文章の丁寧さには安心感がありますし なんのためにニエの子が差しだされ続けてきたのか ニエを本当に必要としていたのは誰だったのかを知ったときは 「なるほどー」って思わず声が漏れちゃいましたから。 日本人が書いて日本人が読むには相応しいファンタジーかもしれません。

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2013/11/21

ゲームのノベライズ(らしい)。 今まで読んだ宮部みゆきの作品では間違いなくワースト1。今月に入ってから順調に楽しく読書してたんだけど、これでいきなりストップかけられちゃった感じ。 読み始めたから最後まで読もうと頑張ったけど、先の展開がまったく気にならないので時間がかかることか...

ゲームのノベライズ(らしい)。 今まで読んだ宮部みゆきの作品では間違いなくワースト1。今月に入ってから順調に楽しく読書してたんだけど、これでいきなりストップかけられちゃった感じ。 読み始めたから最後まで読もうと頑張ったけど、先の展開がまったく気にならないので時間がかかることかかること(苦笑)。登場人物もなんだか薄っぺらいし、正直この作品には魅力を感じる部分がまったくといっていいほどなかった。 ・・・ゲーム好きが高じて勢いだけで書いちゃったような印象。同人誌でやるのならそれも良いけど、これで商業レベル(しかも1,800円!)っていうのはどうかなぁ。いや図書館から借りたからいいんだけどさ。

Posted byブクログ