妻に捧げた1778話 の商品レビュー
話題になっていたので、電子書籍で購入。 涙を流すほどではなかった。 著者の奥さんに対する優しさはとてもよく分かった。
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アメトークで紹介され、気になり購入。 小説家ならではの毎日一話ずつのプレゼント。また一緒に暮らしましょう。 感動しました。
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もう泣けました…妻が余命あとわずかとなり著者が1日1話ずつショートストーリーを書き続ける。 特にラスト3話はぜひ読んでほしいです!
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本屋で読書芸人を拝聴して読了。 最終回が読みたくて手に取ったのだが あっというまに(ものの2時間くらいで)読めてしまう。 癌を患った妻に一日一話、物語を書く。 エッセイにはしない。 必ずお話にする。 原稿用紙3枚以上。 病人の神経を逆なでしない。 病気や人の死、深刻な問題、大所...
本屋で読書芸人を拝聴して読了。 最終回が読みたくて手に取ったのだが あっというまに(ものの2時間くらいで)読めてしまう。 癌を患った妻に一日一話、物語を書く。 エッセイにはしない。 必ずお話にする。 原稿用紙3枚以上。 病人の神経を逆なでしない。 病気や人の死、深刻な問題、大所高所からのお説教、専門用語の乱発、ラブロマンス、官能小説、不倫は避ける。 夢物語でもいいが、どこかで必ず日常につなげる。 などなど、細かな規定を自ら設け、毎日書く。 病床の妻が手にとって読むことが出来なくなってきてからはご本人が読み聞かせをしたらしい。 奥様が死後、お葬式の際に表記する名前をお願いしたこと、読み続けたお話に対して、これでは他の人にわからないと感じたら文句をつけたこと、「慰め」ではなく「仕事」として物語を評価していたことが、ほんとうに著者を作家として尊敬し、認め、支えていたのだなあとわかった。 そして最終回。 亡くなられた直後に書かれた妻への物語は、ただただ、読んでくださいと言いたい。
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ずいぶん前に見て気になりながら読まずにいた。たまたま、ブックオフで見つけて買って読んだ。私の世代だと、「ねらわれた学園」だったかが、NHKの夕方のドラマでやっていて、わくわくしながら見ていたものだ。どんなオチのあるショートショートが出てくるのかと期待しながら読んだが、オチないもの...
ずいぶん前に見て気になりながら読まずにいた。たまたま、ブックオフで見つけて買って読んだ。私の世代だと、「ねらわれた学園」だったかが、NHKの夕方のドラマでやっていて、わくわくしながら見ていたものだ。どんなオチのあるショートショートが出てくるのかと期待しながら読んだが、オチないものも多かった。それよりも、亡くなられた悦子夫人に対する思いなど、エッセイの部分の方で胸が熱くなった。印象に残っているショートストーリーは1つ。お札が空から降ってくるというもの。何十万円かを拾って手元に置いていたら、次の日には灰になってしまう。早く使ってしまえばよかったと皆後悔する。次に降ってきたときは、皆あわててお金を使いまくる。でも、灰にはならない。それで景気が良くなる。いまの世の中にピッタリかもしれない。
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エッセイの部分は全然好きじゃないけど、なんといっても短編が面白かった。正直、興味半分で読み始めた感じだけど、各短編のクオリティが高くて、嬉しい驚き。選ばれたストーリーが掲載されているとはいえ、これだけのものを捧げ続けられるって、すごいですね。
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各ショートショートの内容は別にして、作者眉村卓の妻に対する愛情がにじみ出ていました。1778話目の空白部分は、何も書いてないのにグッとくるものがありました。夫婦とはお互いのことを隅から隅までわかる必要はなく、生きる根幹、目指す方向が同じであればいい。そんな理想的な夫婦になるのは難...
各ショートショートの内容は別にして、作者眉村卓の妻に対する愛情がにじみ出ていました。1778話目の空白部分は、何も書いてないのにグッとくるものがありました。夫婦とはお互いのことを隅から隅までわかる必要はなく、生きる根幹、目指す方向が同じであればいい。そんな理想的な夫婦になるのは難しい。
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草彅剛・竹内結子主演の『僕と妻の1778の物語』の映画の原作になったものです。眉村卓さんの病気の奥さんに綴った話に解説などを加え、その時の眉村卓さんの心情が読み取ることができます。人の死について改めて考えさせてくれる本です。
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静かに、でも確実に死に向かっていく妻と、その側で寄り添い、一日一話、お話を書き続けた夫の物語。 映画はぼろぼろ泣いた。でもこの本は、すごく冷静な語り口で、静かな日常を、でもいつ終わるか分からない非日常を生きる夫婦の姿が淡々と描かれていて、涙よりも筆者の深い愛情にじーんと胸が暖かく...
静かに、でも確実に死に向かっていく妻と、その側で寄り添い、一日一話、お話を書き続けた夫の物語。 映画はぼろぼろ泣いた。でもこの本は、すごく冷静な語り口で、静かな日常を、でもいつ終わるか分からない非日常を生きる夫婦の姿が淡々と描かれていて、涙よりも筆者の深い愛情にじーんと胸が暖かくなった。5年にも渡る闘病生活は苦しかっただろうけど、いっぱい愛された奥さんは幸せだったんじゃないかな。
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2012/10/30読了。 読んでいる自分はあくまで第三者。著者が、「病気になった妻の気持ちは、なった本人にしか分からない」というように、この夫婦間のことも、当人達にしか分からないものが沢山あるように感じた。
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