14歳からの哲学 の商品レビュー
ひとりで考えることが苦しくなったときに、それでいいのだと思わせてくれた本。私の生き方は私の中にしかないのだと。
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悩むことから考えることを始めるきっかけになる書物。今まで面倒だから考えないように楽して生きていた自分が恥ずかしくなった。
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100分で名著で取り上げられ、いつか読んでみたいと思った一冊です。答(?)は外にあるのではなく、自分の内(精神)にしかありえない。外から枠づけされるのは意味がない。自分が自ら考えることで、自由になれる。 この本、うちの子も中高生時代に学校で読まさせたらしいです。わかり易い言葉は使...
100分で名著で取り上げられ、いつか読んでみたいと思った一冊です。答(?)は外にあるのではなく、自分の内(精神)にしかありえない。外から枠づけされるのは意味がない。自分が自ら考えることで、自由になれる。 この本、うちの子も中高生時代に学校で読まさせたらしいです。わかり易い言葉は使ってありますが、大人にも読みごたえがあり、ページを遡って読む部分も多々あり。 考えるって、エネルギーの要ることですが、それこそ人間だから。言葉は大事なんですね。
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この著書は答えを指し示すものではなく、 ましてや答えなどはない。 普段あたりまえとして考えてこなかったことを、 14歳の読者に向けて語りかけているが、 何歳であろうとと万人=人類にとって共通の謎を 改めて考える機会を与えてくれる。 そして「わからない」ということを改めて「わからせ...
この著書は答えを指し示すものではなく、 ましてや答えなどはない。 普段あたりまえとして考えてこなかったことを、 14歳の読者に向けて語りかけているが、 何歳であろうとと万人=人類にとって共通の謎を 改めて考える機会を与えてくれる。 そして「わからない」ということを改めて「わからせて」くれる。 著書の中で特に個人的に留めておきたい内容の抜粋は以下。 ・あたりまえのことを考えるほど面白いことはない。 ・思うのではなく、考えるとこが大事 ・言葉とはなにか、自分とは、死とは ・自分の体は、自分の意思とは関係なく呼吸をし、消化をし、排泄をする。 ・最も身近な自然は自分の体。この体や生命は自分でつくったものではない。 ・心とは何か。もし自分=自分の性格であったら、そんな観察や分析はできない。他人の性格は分かるが、自分の性格が分かるとすれば、自分の中に自分でない部分、自分の事を他人みたいにみる部分があるということ。 ・性格や感情が心で、その心が自分だとしたら、しょっちゅう変わる感情や性格のように移ろい変わるものが、自分が変わらずに同じ自分だとわかるのはなぜだろう。 もともとの自分というのは、性格や感情とは別のもの、決して動いたり変わったりすることのない何かではないだろうか。 ・「自分である」ということは目に見える体からみても、目に見えない心からみても考えれば考えるほど奥が深くて底が知れないもの ・わけがわからなくなれば大成功。わからなくなるからこそ、これから考えていける。 ・社会というものも、目には見えない観念である。観念が現実をつくっている。 ・規則や社会が決める法律自体は正しいとは限らない。善悪の判断の基準は自分にある。 ・自分で自分の価値を知っているなら、他人の評価は気にならない。もしそうでないなら、他人の評価を価値としている。 ・人は個に徹するほど天に通じることになる。ちっぽけな自分を捨てて無私の人になるほど個性的な人になる。 ・物資は変化するが精神は変わらない ・精神の自由とは「怖れがない」こと。死への怖れが人を不自由にさせる。 ・人は思い込むことで自分で自分を不自由にする。これが思い込みだという事は考えなければ気づかない。徹底的に考え抜けば自由になる。 ・死ぬということは全てが無に帰すか →無は「ない」のだから死はない。だから死を前提にして生きることはできない真実。 ・死がないのだから、生の時間は死に向かって直線的に流れていくものではない。 ・時間とは本来流れるものではない。過去から未来に流れるものではなく、ただ「今」があるだけ。 なぜなら過去を嘆いたり未来を憂いたりしているのは、今の自分以外の何ものでもないから。 ・今があるだけ、今しかないのだから、今やりたいことをやるのは、正しい。 ・人生は自分が思ったとおりの人生になる。人生はつまらないものだと思えばつまらない人生だし、人生は素晴らしいものだと思えば素晴らしい人生になる ・人生が存在することには意味も理由もない。存在すること自体が意味も理由もない奇跡的な出来事だからだ。
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考えるとは、自分とは、恋愛とは、人生とはー。どれも青春期に一度は考えたことがありそうなことを、語りかける口調で、ともに考えを深めようとする一冊。 大人になってから読むと、まどろっこしさがあって完全には読みきれない。ただ、10代の頃、一緒に回り道をしてくれるような本に出会えたら、心...
考えるとは、自分とは、恋愛とは、人生とはー。どれも青春期に一度は考えたことがありそうなことを、語りかける口調で、ともに考えを深めようとする一冊。 大人になってから読むと、まどろっこしさがあって完全には読みきれない。ただ、10代の頃、一緒に回り道をしてくれるような本に出会えたら、心のもやもやを言語化する手助けになるかも。 印象に残った言葉 「他人から見られて恥ずかしいことは、自分にとって恥ずかしいこと」
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中学三年の息子に読ませたい!と思ったけれど、読んでくれないだろうな。 でも、自分にとってはとても面白く読むことができた。「100分で名著」で紹介されて知った本だが、手元に置いて、折々に読み返したい本だと感じた。 それにしても、発行から20年くらい経っているのに、内容が全く古びて...
中学三年の息子に読ませたい!と思ったけれど、読んでくれないだろうな。 でも、自分にとってはとても面白く読むことができた。「100分で名著」で紹介されて知った本だが、手元に置いて、折々に読み返したい本だと感じた。 それにしても、発行から20年くらい経っているのに、内容が全く古びていないのが素晴らしいと思った。
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この本を薦めてくれた友達は、「17歳のからの哲学だけ読めばいいよ」と言っていたが、やっぱり最初から読もうと思って読んだ。意外と私の周りのビジネスマンは14歳からの哲学から読んだ方がいいかもしれないと感じた。これがそもそもの「考える」ということの基本を突き詰めているところだからだ。...
この本を薦めてくれた友達は、「17歳のからの哲学だけ読めばいいよ」と言っていたが、やっぱり最初から読もうと思って読んだ。意外と私の周りのビジネスマンは14歳からの哲学から読んだ方がいいかもしれないと感じた。これがそもそもの「考える」ということの基本を突き詰めているところだからだ。 大人になって自分たちは、「考える」ことをしているようでいて、年を重ねるにつれ、経験則で善し悪しの分別を無意識に行っているだけなのかもしれない。「本当にそうである」ということと「本当にそう思う」ということを曖昧にして生きている。たったひとりでもこう「思う」ことに突き進むことを忘れてしまっていることがある。みんながどうか、どうしたら周りから浮かないか、計算してしまう。 答えの出ないことを「考える」ということを放棄してしまっている。解決しないなら考えないという選択をする人もいる。 この本は若者を想定して、大人の著者がわかりやすく語りかけるように書いている。でもこれはすでに大人になった自分が「14歳」の自分の部分で読むのでもいいのだ。自分の精神はずっと変わっていないはず。14歳の時の自分も自分の中にたしかにいるのだ。 17歳からの哲学の部分は、大人の我々にも突き刺さることが多い。真宗の教えとかぶって読める所もたくさんある。でもこれは哲学書。哲学と仏教がいかに近しいものかと驚く。ほんとうのことに近づくという点で、同じことなのだ。 年齢によって、出遇う本というのはなんとなく分かれている。特に子供のころは。別に大人が読むものを読んでもいいはずなのに、あんまりそうでもない気がする。 この本は「14歳」とあえてタイトルに入れることで対象に若い年齢層を入れることができている。でもそれはそこだけがターゲットではなくて、14歳を通り抜けてきた自分たちも読むべき本なのだ。そしてほんとうのことに近づくのだ。
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ずっと積読だったのをふと手にとった。 読み始めさえすれば、どんどん読める。 たえず考えることこそ生きることなのかな。 言葉と意味の不思議。
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はじめの文章を見て、あぁ正に哲学って感じだなぁという印象。こういう本はあまり読んだことがなかったので理解できるか不安でした。 いざ読んでみると、読みやすくスラスラと読み終わっていました。 なるほど、こういう考え方があるんだ!って新しい発見があったのと哲学に興味を持つきっかけになり...
はじめの文章を見て、あぁ正に哲学って感じだなぁという印象。こういう本はあまり読んだことがなかったので理解できるか不安でした。 いざ読んでみると、読みやすくスラスラと読み終わっていました。 なるほど、こういう考え方があるんだ!って新しい発見があったのと哲学に興味を持つきっかけになりました。 今回図書館で借りましたが、買って家に置いておきたい1冊だなと思いました。
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哲学を知りたいと思い手に取った しかし難しい、頭に入ってことない、自分で考えることは好きだがこれは面白いと感じなかった そのため途中でやめてしまった
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