世界がもし100人の村だったら の商品レビュー
世界人口の男女比率などなどここに挙げられている現実は、まさに世界の縮図です。 いま世界で起こっていること、どうしなければならないのか考えさせられました。
Posted by
世界にいる人の割合に驚くことが多かった。 今の自分は、この「100人の村」のどこにいるんだろう、と考えると、 同時に、自分はこの「100人の村」で何をなすべきだろうか、ということを考えざるを得なかった。 「だからあなたは深々と歌ってください のびやかに踊ってください ...
世界にいる人の割合に驚くことが多かった。 今の自分は、この「100人の村」のどこにいるんだろう、と考えると、 同時に、自分はこの「100人の村」で何をなすべきだろうか、ということを考えざるを得なかった。 「だからあなたは深々と歌ってください のびやかに踊ってください 心をこめて生きてください たとえあなたが、傷ついていても 傷ついたことなどないかのように愛してください。 まず、あなたが愛してください あなた自身と、人がこの村に生きてあるということを。」
Posted by
とりあえずみんな読んだほうがいいと思われる本。 テレビでもやっていたので知っている人は多いでしょうが。 自分がとても恵まれていると実感します。
Posted by
この本によれば、私は裕福らしい。 きっと日本人の大多数が裕福な部類に分けられると思う。 でも私を含めた多くの日本人が、自分を“裕福だ”なんて感じていないと思う。 こんな自分が世界規模で見たら裕福にあたるとは、世界はなんて……言葉にならない。 富で溢れた生活をしているのに、どうして...
この本によれば、私は裕福らしい。 きっと日本人の大多数が裕福な部類に分けられると思う。 でも私を含めた多くの日本人が、自分を“裕福だ”なんて感じていないと思う。 こんな自分が世界規模で見たら裕福にあたるとは、世界はなんて……言葉にならない。 富で溢れた生活をしているのに、どうして笑っていないんだろう。私も、みんなも。
Posted by
個人的に、世界中の人たちに一度は読んでもらいたい本。多様な人種、いろいろな価値観、基本的人権の尊重、富やエネルギーの偏在・・・これらの事実を知り・理解することが、たやすくでき、自分自身がする「次の行動」について考えるきっかけになりました。 「世界の人口を100人とすることで、色...
個人的に、世界中の人たちに一度は読んでもらいたい本。多様な人種、いろいろな価値観、基本的人権の尊重、富やエネルギーの偏在・・・これらの事実を知り・理解することが、たやすくでき、自分自身がする「次の行動」について考えるきっかけになりました。 「世界の人口を100人とすることで、色々なことが見えてきます。」といった本です。 例えば、以下のようです。 世界がもし100人の村だったら、アジア人が何人で、アフリカ人が何人…。 世界がもし100人の村だったら、キリスト教徒が何人で、イスラム教徒が何人…。 世界がもし100人の村だったら、中国語を話す人が何人で、英語を話す人が何人…。 世界がもし100人の村だったら、異性愛者が何人で、同性愛者が何人…。 世界がもし100人の村だったら、栄養失調が何人で、太りすぎが何人…。等々…。 大切なことは、人の多様性を理解し尊重すること。富の偏在など、僕たちを取り巻く問題がわかりやすくなるので、一読の価値があると思います。
Posted by
たまぁ~に本棚から引っ張り出して、読んでしまう一冊。 すぐ読めるけど、イッパイイッパイ考える。 考えなきゃいけないなぁ~って思う本。 忘れたころにでも、手にとって読んでみてください。
Posted by
「伝承」がもたらす「言葉の強さ」を個人的には感じた。 本書を読んで、初めてこの作品が「作者不詳のネット・ロア」から生まれたものだったことを知った。 つまり、同時多発的に「世界がもし~」のような文章が生まれ、ネットを通じて駆け回り、その間様々な人が文章を足したり引いたりして、今の...
「伝承」がもたらす「言葉の強さ」を個人的には感じた。 本書を読んで、初めてこの作品が「作者不詳のネット・ロア」から生まれたものだったことを知った。 つまり、同時多発的に「世界がもし~」のような文章が生まれ、ネットを通じて駆け回り、その間様々な人が文章を足したり引いたりして、今のかたちになったということだ。 だから、「世界が~」には幾つかのパターンがある。平家物語に何パターンかあるのと同じ。 「伝承」は、現代ではすっかり衰退した。 おそらく印刷技術が発達したからだ。 それまでは物語を伝えるには、本を書き写すか、口頭で伝えるしかなかった。つまり、必ず人の手を必要としていた。物語は自然と、複数の語り手たちの共有資産となっていた。 しかし、印刷技術の発達により同じ内容の書籍を大量に作ることが可能になった。こうなると、物語は人の手がなくても伝えていくことができる。 物語は作者個人のものとなった。これが現代で「伝承」が衰退した理由だと思う。 しかし、それは復活した。メールというツールを使って。 現代に復活した伝承は何を語るのか。 武士の勇ましい武勇伝か、皮肉に満ちた寓話か。 これが、世界の情勢をシンプルに伝え、よりよい世界を望むものであった――。 この事実のなかに、私は希望が詰まっていると思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世界には貧困層が多い上に、毎日暴力やレイプに怯えている人のパーセンテージが想像よりもずっと多いことに驚いた。 随分先進国ばかりが利益を占領していることにとても恥ずかしくなった。 とてもわかりやすい本なので、子どもに世界のことを説明するときに良い本だと思う。 ホントに世界が100人の村ならもっと簡単に平等ができそうなものだけど、現実でそれをやると先進国のもうけがなくなるからできないのよね。 先進国の発展は途上国無くしてはあり得ない。 悲しい現実。
Posted by
インターネット フォークロアという言葉、初めて聞きました。 100人の村だと思えば、隣の1人に手を差しのべることがどれだけ当たり前か、こんなに自然に想像できるのだ。 人間本来の温かさに涙が出る。 そして、もし、自分が常にこの本のマイノリティ側に属して居たら、どんな感想を抱くの...
インターネット フォークロアという言葉、初めて聞きました。 100人の村だと思えば、隣の1人に手を差しのべることがどれだけ当たり前か、こんなに自然に想像できるのだ。 人間本来の温かさに涙が出る。 そして、もし、自分が常にこの本のマイノリティ側に属して居たら、どんな感想を抱くのだろう。 もしかしたら、180度違った感想になるのかも知れない。 ところで、オリジナル?というか、実際のネットロアよりも 本書の訳文・挿し絵・構成の方が遥かに美しく。 当たり前だけど、プロの仕事を見た。 自分ならどんな絵本にしたかなあ。
Posted by
言わずと知れたこの1冊。 ずいぶん前に手に入れて見ていましたが、こちらに紹介するのをすっかり忘れていました…。 いろんなことを教えてくれて、考えさせてくれるこの本。 多くの言葉は要りません。 是非、ご覧あれ!!
Posted by