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失踪日記 の商品レビュー

3.9

202件のお客様レビュー

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    51

  2. 4つ

    72

  3. 3つ

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2014/04/01

「雑談部屋」で、吹留さんに教えてもらって、その足で本屋に買いに行った1冊です。 おもしろい……。トリップしちゃってる物語って、ついて行けない部分がぜったいにあるはずなのに、この人は、自分までこんなふうに客観的に見てしまえるところがすごいです。 そのすごさが、自分の限界を見定め...

「雑談部屋」で、吹留さんに教えてもらって、その足で本屋に買いに行った1冊です。 おもしろい……。トリップしちゃってる物語って、ついて行けない部分がぜったいにあるはずなのに、この人は、自分までこんなふうに客観的に見てしまえるところがすごいです。 そのすごさが、自分の限界を見定めてしまって、失踪、漂流に駆り立ててしまうのかもしれないのですが。

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2014/03/24

そういえば「アル中病棟」のために前巻として履んだんだった。ガロ系に馴染みがなくて買ってから読み切るまでが長かった。とんでもない実話がポップに描かれていた

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2014/03/18

ホームレスやってると働きたくなる 肉体労働やってると芸術がしたくなる これは本文からの抜粋です。人であると言う事は辛くて逃げ出したくなる事の連続ですが、逃げたその先に待ち受けているものはやはり、同質の苦しみでしかないような気がします。結局循環ですね~人生って…。グルグルスパイラル...

ホームレスやってると働きたくなる 肉体労働やってると芸術がしたくなる これは本文からの抜粋です。人であると言う事は辛くて逃げ出したくなる事の連続ですが、逃げたその先に待ち受けているものはやはり、同質の苦しみでしかないような気がします。結局循環ですね~人生って…。グルグルスパイラルでまたこの場所⁈みたいな。 そういう意味で本書は尊いと思います。

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2014/01/28

2014.01.27 『実録!あるこーる白書』を先に読んだので、こちらも気になって読んでみました。 サイバラ氏、月乃氏との対談で疾走時代の配管工の仕事は面白かったとか、病院に入院した経験とかが書かれていていましたが、それらの詳細がこちらでも描かれていて『こういうことだったのかぁ...

2014.01.27 『実録!あるこーる白書』を先に読んだので、こちらも気になって読んでみました。 サイバラ氏、月乃氏との対談で疾走時代の配管工の仕事は面白かったとか、病院に入院した経験とかが書かれていていましたが、それらの詳細がこちらでも描かれていて『こういうことだったのかぁ』という部分がたくさんありました。 漫画では淡々としていて、あまり吾妻さんの心情などは描かれていないので、あるこーる白書のほうも併せて読むとよりリアルだと思います。

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2014/01/19
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人はこうやって失踪するんだって言う事がリアルにそしてシュールに描かれている一冊。5~7年前に読んだ本。有名漫画家さえもこうなるんだってことが実話でかかれています。生きるって奥が深いな~。

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2014/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

口癖の「失踪したい」がなおりそうです(笑) いろいろ洒落にならないなーくらいで読みました。 最後の対談まで読んでようやく、 これって結構すごい作品だなって気付きました。 私も読解力が衰えてきたな。 物の見方が一意的というか。 アル中のも読みたい。

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2013/12/25

巻末の対談にある通り、この絵だから描ける現実なんじゃないかと思う。絵は上手くないと言うが、画力はあると言うのか、なんというのか。

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2013/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あだち充さんや高橋留美子さんくらい漫画家さんだそうです。 僕は、 この「失踪日記」から知ったのでどれほどの巨匠かはわかりませんが、 現在、 リブロで原画展が開かれるくらいなんだと理解しております。 えぇー。 そのまま失踪してる吾妻ひでおさんのレポです。 仕事は漫画があるし、結婚もしてて奥さんも子供も居るのに失踪する人。 パンのカビを取って日光消毒して食べるらしいよ! ホームレス入門な本になってます! 一読の価値あり!

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2013/11/09

不条理漫画家の失踪~アル中病棟までの話。 絵のタッチやコマ割とかが、何となく古い、懐かしいようなあたたかいような印象。 作家にとって悲惨な話のはずだから尚更、描線が丸っこくて柔らかいおかげで、悲愴感をオブラートに包んで、怖いくらいすらすら読ませてくれる。 いっぽうで・・・世間で...

不条理漫画家の失踪~アル中病棟までの話。 絵のタッチやコマ割とかが、何となく古い、懐かしいようなあたたかいような印象。 作家にとって悲惨な話のはずだから尚更、描線が丸っこくて柔らかいおかげで、悲愴感をオブラートに包んで、怖いくらいすらすら読ませてくれる。 いっぽうで・・・世間でやたら賞賛されてる(数々の漫画賞受賞)のを知って、やや引いてしまった。 詰まるところ、実際の出来事や行動、群像を淡々と、コンパクトにスケッチした内容だけに、こういう作品はむしろ、読むのにどこか後ろめたさを感じつつ、密かに味わうものだと思う。スケッチとスケッチの間に、ネタにもならない苦労、家族への迷惑があったのは想像に難くない・・・第一、家族の立場だったら、賞賛どころの話ではあるまい。。 大型書店の平積みに、絶賛のポップが付けられるより、本棚の隅にこっそり隠してあるほうが、似つかわしいような、そんな作品。 そういう意味で、つげ義春の漫画に近いのかとも思う。

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2013/11/04

「アル中病棟」を読んで、書棚から出してみた。傑作だな、これはやはり。実体験をもとに、書いているからリアリティあるし、絵がいい。

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