ナラタージュ の商品レビュー
壊れるまでに張りつめた気持ち。そらすこともできない二十歳の恋大学二年の春、片思いし続けていた葉山先生から電話がかかってくる。泉はときめくと同時に、卒業前に打ち明けられた先生の過去の秘密を 思い出す。野間文芸新人賞を最年少で受賞した若手実力派による初の 書き下ろし長編
Posted by
こんな恋がしたい。こんな風に人を好きになってみたい。 先生のダメな感じがいい。先生にちょっと恋をしてしまいました。
Posted by
島本理生さんの作品で一番好き。本当に切ない恋の話で、読んでて胸が苦しくなった。演劇の話も出てきてたので共感できた:)
Posted by
主人公と想い人である先生と仲間との関係と、その変化を、淡々とした長編映画のように描いた話。静かな雨の音が聞こえてきそうな文章だった。 登場人物一人ひとりがしっかりと形を持っていて気持ちを想像しやすかった。多少現実味にかける登場人物たちだったけれども。なんだか、これは本の中だからね...
主人公と想い人である先生と仲間との関係と、その変化を、淡々とした長編映画のように描いた話。静かな雨の音が聞こえてきそうな文章だった。 登場人物一人ひとりがしっかりと形を持っていて気持ちを想像しやすかった。多少現実味にかける登場人物たちだったけれども。なんだか、これは本の中だからね、と思うような人物像だった。というか全編が本の中の話、という感じは否めない。でもその形が理想的で、憧れる。 そしてセックスが重要なモチーフとなっていたようだけれど、その描き方が上手い。綺麗な部分だけでも汚い部分だけでもなく、でもやはりセックスは言葉で伝えられない何かを伝えるための手段だと思わせてくれる描き方だった。 作者が同世代の女の人だからだろうか。 「これしか僕が君にあげられるものはなかったのか」 泉と葉山先生のラストへ向かうシーンが胸に痛い。
Posted by
彼女の作品は好き。 日常の何気ない景色に言葉が溢れる。 こんな風に誰かを想うコトは、とても痛くて切ないけれど。 そんな風に誰かを愛せるコトは、きっと幸せなコト。 忘れられない人がいて、忘れられない場所がある。 それをココロに抱いて人は、今を歩いてゆけるんだよネ。
Posted by
5月、学校の図書館。 話題作だし、くらいの気持ちで読み始めたけど、ぐいぐいと話に引き込まれてしまった。狂気的な恋心が切ない。―「きっと、子どもだから愛してるってことに気づかなかったんだよ」―。
Posted by
「きっと君は、この先、誰と一緒にいてもその人のことを思い出すだろう。だったら、君といるのが自分でもいいと思ったんだ」こんな告白されてみたいです。
Posted by
お互いにとてもすきあっているのになぜか最後までくっつかない2人。 すごくせつない。 描写が細かく綺麗なので主人公の視界が鮮明にイメージできる。 純粋すぎていまいち現実味はないかもしれない。 著者の島本理生はたしかわたしとそう違わないくらい若いはずで、それを思うとこの文章力...
お互いにとてもすきあっているのになぜか最後までくっつかない2人。 すごくせつない。 描写が細かく綺麗なので主人公の視界が鮮明にイメージできる。 純粋すぎていまいち現実味はないかもしれない。 著者の島本理生はたしかわたしとそう違わないくらい若いはずで、それを思うとこの文章力はすばらしい。と私なんかがいってみる。 この先生がまじダメ男で 小野君も若干DV気味だしなんだかねぇ。 いわれてるほどではないです。
Posted by
先生に恋をする女性(大学生)のお話。すぐにのめりこむことが出来ました・・・。切ない想いで、胸がいっぱいです。
Posted by
なんで評価高いの?なんで?こんな話のどこが良いんだ。 みんなが「良い」って言ってるから自分も・・・なんて事になってるんじゃないのか?? 何が駄目って、全部ですよ、全部。 だいたいどこのカップルがギョーザ食った後にセックスするんだ、しかも始めての。焼肉くらいにしときゃいいのに。 ...
なんで評価高いの?なんで?こんな話のどこが良いんだ。 みんなが「良い」って言ってるから自分も・・・なんて事になってるんじゃないのか?? 何が駄目って、全部ですよ、全部。 だいたいどこのカップルがギョーザ食った後にセックスするんだ、しかも始めての。焼肉くらいにしときゃいいのに。 台詞も描写もぜんたい過剰でうそ臭い。 そしてご都合主義。 都合つけるために夢の描写を安易に持ってきて、自分のいいように書くなんて稚拙にも程がある! その辺夢の中で死神に「マシンガンは一人だけ狙わず、まんべんなく打て」と言わせた三並夏の方が余程小説ってものを分かってます。 こんなに著者の性格のイヤラシさが滲んでる本も珍しい。 すごい自己評価が高くて面食いで自己顕示欲が強くて自分のルックスにごっついコンプレックスを持ってる感じ。著者が。 あー、もー大っ嫌い!
Posted by