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格闘する者に○ の商品レビュー

3.7

392件のお客様レビュー

  1. 5つ

    73

  2. 4つ

    148

  3. 3つ

    123

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    4

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2019/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

え!!そこで終わっちゃうの??!! っていうくらい、突然終わった笑 この作品がデビュー作だったんだ!! 安定のおもしろさ☆ しをんワールド大好き♪ 久しぶりにBANANA FISHが読みたくなった♪ 漫喫行くかなwww

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2019/08/28

三浦しをんデビュー作。 出版社の就職試験を受けた時のことが走馬灯のように蘇った。 小学館で書いた三題噺は我ながら傑作であったことよ。

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2019/05/06

タイトルといい、目次といい、バリバリの就職活動物かと思いきや、あまり戦っていない印象の主人公が自分を崩さす就活しており、これで合格したらなんだかなぁという印象になったかも。どちらかというと家族や友人との関わりを主観においたストーリーであって、序盤からそのような雰囲気はしてたが読む...

タイトルといい、目次といい、バリバリの就職活動物かと思いきや、あまり戦っていない印象の主人公が自分を崩さす就活しており、これで合格したらなんだかなぁという印象になったかも。どちらかというと家族や友人との関わりを主観においたストーリーであって、序盤からそのような雰囲気はしてたが読む気持ちの切り替えを損ねながらも、やはり合否に興味が据えられたまま読了。 弟くんが家出する経緯や、二木君の心理等もう少し書き詰めてほしいところもあり、父親が議員でしている設定も深く描かず必要な設定か、と疑問を感じる半端な印象が残る。60超えのおじいちゃんとの恋愛も共感出来ず。 家族会議や面接のシーンでの主人公河南子の、血の気の多いやり取りが楽しい。 所々ユーモアがありそれを楽しむのがよいと感じる。 就活に疲れた末、就職だけが道ではないと慰められてその気になる主人公が不安になるが主観的にみれば過酷な活動だからこそ必要な考えなんだろう。 タイトルの由来が秀逸。

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2019/05/05

大好きな漫画雑誌の編集者を目指して就職戦線に乗り出し悪戦苦闘する陽気な女学生・藤崎可南子の多感な青春の日々をユーモアたっぷりに描く三浦しをんさんの記念すべき長編デビュー作です。K談社・集A社・S学館、に続く丸川書店の最終合否の結果は?でも精神的にタフな彼女は「毎日が夏休み」でも大...

大好きな漫画雑誌の編集者を目指して就職戦線に乗り出し悪戦苦闘する陽気な女学生・藤崎可南子の多感な青春の日々をユーモアたっぷりに描く三浦しをんさんの記念すべき長編デビュー作です。K談社・集A社・S学館、に続く丸川書店の最終合否の結果は?でも精神的にタフな彼女は「毎日が夏休み」でも大丈夫で相変わらず呑気にダラダラと暮らして行くでしょうね。義母と弟・旅人(たびと)との家族の絆も深まったし、親友の二木君と砂子との友情は永遠ですね、でも中国に旅立った七十歳の書道家・西園寺さんとの別れは辛く思わず貰い泣きしましたね。 男勝りで酒豪のヒロイン可南子は会社に是が非でも受かろうとして程度の低い面接官達の機嫌を取って迎合したりしない気概を持っていますし、そんな彼女の良さを理解しない出版社は全く見る目がなくてろくなもんじゃねえなと思うのですね。町中の人々が揺れ動く政治家の名家の跡継ぎを迫る親族連中のプレッシャーにも全く動じない彼女は最高ですし、家出から帰還した弟とも仲良くやって行くでしょう。ギャグでは萩〇〇一をショーケンと欽ちゃんで勘違いするズッコケと妄想で嫌な男にプロレス技をぶちかます場面が傑作で妙なタイトルもグッドでしたね。

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2019/03/31

就職活動の採用面接は体験談!?と思わせる感じで面白かった。ラストがもう一盛り上がりあるとよかったと思う。

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2019/06/16

あっ、これがデビュー作だったんだ。流石、変態で天才というらしさを感じさせる。面白かったし、世に出てくれてありがとう

Posted byブクログ

2019/03/28

就活は怖いというイメージがある中で、読むと肩の力がいい具合に抜けた気がしました。主人公は出版社を中心に就職活動に臨むので、参考になるかもです。

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2019/03/22

・3/21 読了.初めてこの作家の本を読んだけど、言い回しや古風な言葉遣いが独特.これは処女作だけど他の作品も文体は同じなんだろうか.そのうち直木賞取って映画化にもなったまほろば駅前多田便利軒でも読んでみよう.

Posted byブクログ

2019/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

兄弟への就職活動アドバイスとして読んでみた が、就職!!というよりもたまたまその時期を迎えた大学生の日常、という感じ。 何よりお家が一般家庭ではない! 家のこと、友人のこと、弟のこと、 そんな中で就職活動をせねば!という 割と楽観的?姿勢で取り組んでいる彼女。 面接官への突込み等小気味よいが 結局進路決定までは行かず、彼女はどんな社会人になるのだろう、と先が気になる。

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2019/01/09

当時24歳だった著者のデビュー作。女子大学生4年の主人公がマンガ編集に携わりたくて出版社への就職活動に奮闘。一方、書家の老人が恋人であったり、家族構成や家業も一般家庭とは異なっている。弟は過疎の山村に家出したりと、後の著者の作品のヒントも秘められているような。。

Posted byブクログ