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格闘する者に○ の商品レビュー

3.7

392件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/07

就職活動真っ只中…の周囲。 就職はどうなっている? と聞く義母に、適当に嘘を言う娘。 政治家になりたくもないのに、周囲に期待される弟。 漫画が好きで出版社に就職したい娘とその弟。 エッセイの読みすぎでしょうか? どうしてもこの2人が本人達のように思えてなりませんw あんな感じの...

就職活動真っ只中…の周囲。 就職はどうなっている? と聞く義母に、適当に嘘を言う娘。 政治家になりたくもないのに、周囲に期待される弟。 漫画が好きで出版社に就職したい娘とその弟。 エッセイの読みすぎでしょうか? どうしてもこの2人が本人達のように思えてなりませんw あんな感じののりだと思っていただければ分かりやすいかと。 非常に読みやすく面白かったですw

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2009/10/07

バイトの面接で、何が原因か分からずおとされ続けた去年がよみがえる…… 社会人に向いてないだと! 決めつけてほしくないよ! どんなに不採用の知らせを受けようとも、家庭事情がごたごたしていようとも、夢をあきらめない主人公には、それでいいのかなあ、と思いつつ、あきらめてほしくないな、と...

バイトの面接で、何が原因か分からずおとされ続けた去年がよみがえる…… 社会人に向いてないだと! 決めつけてほしくないよ! どんなに不採用の知らせを受けようとも、家庭事情がごたごたしていようとも、夢をあきらめない主人公には、それでいいのかなあ、と思いつつ、あきらめてほしくないな、と思ってしまう。 主人公もその友人も、恐ろしいくらいのんびりした人たちなのだけど。 笑いのセンスが良くて読んでいる途中何度もクスリと笑ってしまった。

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2009/10/04

<これからどうやって生きていこう?マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる苛酷な就職戦線。漫画大好き→漫画雑誌の編集者になれたら…。いざ、活動を始めてみると思いもよらぬ世間の荒波が次々と襲いかかってくる。連戦連敗、いまだ内定ゼロ。呑気な友人たち、ワケありの家族、年の離れた書道...

<これからどうやって生きていこう?マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる苛酷な就職戦線。漫画大好き→漫画雑誌の編集者になれたら…。いざ、活動を始めてみると思いもよらぬ世間の荒波が次々と襲いかかってくる。連戦連敗、いまだ内定ゼロ。呑気な友人たち、ワケありの家族、年の離れた書道家との恋。格闘する青春の日々を妄想力全開で描く、才気あふれる小説デビュー作。> 主人公の夢が私の夢であるため、現実を見るのが怖くて今まで避けてきた一冊。読んでみたら就活期を描きながらも、それ以外に家族のこと、友達のこと、恋愛のことなど色々な要素が詰まっている素敵な作品であった。重松清は解説でこの作品を「青春小説」と言っている。確かに、と思う。最近「美しいプライドの高さ」とはどんなものかと考えていたのだが、ニキくんがこの作品の中でその鱗片を見せてくれた。

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2009/10/04

就活を題材としていながらもコミカルさが強いので読みやすい。 登場人物が個性的でマンガに近い感じで読める。

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2009/10/04

すごく面白かった。デビュー作とは思えません。すごい! 西園寺さんとの恋路を、最初は「えー?」だったのに、いつのまにか応援している自分がいました(笑) 可南子みたいに、自由にのんびり生きられたらいいなと思います。

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2009/10/04

就活のことについてちょっと調べようと思って偶然出合った本。 こんなにマイペースでいいのか!と思ったけど、これを読まなかったらそのまま就活戦争の波に疑問も無く乗っていたんだろうなって思います。 かといって乗らない気はないけど(笑 ちょっと価値観変わったかも。

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2009/10/04

今年度は就職難ということで読んでみました。私の就職は今から30年も前。理科系と言うこともあったし、今のような就職活動とは無縁の時代でした。3年の時に企業訪問は行ったけど、それはあくまでも工場見学のようなもので大学から団体で行ったようなもの。就職活動と言うのはなく、ゼミの先生から日...

今年度は就職難ということで読んでみました。私の就職は今から30年も前。理科系と言うこともあったし、今のような就職活動とは無縁の時代でした。3年の時に企業訪問は行ったけど、それはあくまでも工場見学のようなもので大学から団体で行ったようなもの。就職活動と言うのはなく、ゼミの先生から日本電気にしたらどうか?と言われて、何のポリシーもない(あるとすれば後楽園球場に近い会社にいきたいという)私には、そのままそこを希望にしただけ。 試験は筆記試験(専門科目)と面接でした。受かると思わなかったけど学校推薦なら受かるのだろうか??9月からスタートした就職活動は9月のうちに試験を終えて結果も10月直前に内定と言うような就職戦線でした。 話はこの本の内容からずれましたが、そんな経験しかない私には就職の面接や筆記試験が面白く書かれている本が第三者的目線で楽しめました。複雑な家庭、のんびりした就職活動、マンガをこよなく愛するために出版社に就職したいと思う主人公は、70を過ぎたおじいさんと付き合っていると言う、なんとも想像を絶する世界ですが、こういうのもありかと思わせてしまうような独特の世界でした。 この作品は三浦しをんさんの実際の就職活動をベースにしていると言われています。とすると、主人公が落とされた講談社、集英社、小学館、角川書店と思われる出版会社の面接や筆記試験の様子は、作家が書いているだけに大丈夫か?思ったりしました。この本の新潮社は載っていなかったなあ(笑)。出版社に落ちたから作家になったのかな?と想像しながら読んでみました。

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2009/10/04

漫画的なハッピーエンド作品の「風が強く吹いている」よりも、デビュー作であるこちらの作品のほうが個人的には好き。 自分が出版社をうけたかどうかは昔過ぎて忘れてしまったが、新聞社は受けたので、作中の描写にはうなずいてしまう。 ただ就職活動は、この作品を大学卒業後に書いたときに単にネタ...

漫画的なハッピーエンド作品の「風が強く吹いている」よりも、デビュー作であるこちらの作品のほうが個人的には好き。 自分が出版社をうけたかどうかは昔過ぎて忘れてしまったが、新聞社は受けたので、作中の描写にはうなずいてしまう。 ただ就職活動は、この作品を大学卒業後に書いたときに単にネタとして書きやすかったから書いたのだろう。 そこがうまく書けているというよりも、主人公の感性をしっかりと描けているところがすごく良い。 作者もこの作品を書きながら「冴え渡る自分が怖い」といった感じになっていたら良いのだが。。。 「風が強く吹いている」が悪いと言っているわけではないが、できたらこのひねくれ感みたいなものを ずっと大切にしていって欲しい。井伏鱒二に相通ずるものを感じさせられた。 ほぼ同い年の伊坂幸太郎や三崎亜紀と並ぶ才能があるといっていいだろう。このデビュー作を読んでそれは分かった。 ので、漫画好きなのは分かるが、中身まで漫画的過ぎに流れないで〜

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2009/10/04

デビュー作とは思えない完成度。 ありがちな就活話ではなく、でも面接の部分はとてもリアルだった。 会社員生活がない(はず)の彼女が、会社で会社員(特に女性)が感じる不合理を就活の部分のみで表現しているところがすごいと思った。

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2010/03/14

就活中の女の子の話ってコトで、ずっと気になってて… 就活終わった後、図書館でたまたま発見して読みました☆ 感想は、「微妙」。。

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