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格闘する者に○ の商品レビュー

3.7

392件のお客様レビュー

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  2. 4つ

    148

  3. 3つ

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2010/02/01

三浦しをんさんで初めて読んだ作品。ちょっと風変わりな女子大生の就活ストーリー。 作者の自叙伝ぽいふうな感じです。 でもこの方はかなり優秀な大学なので、全然関係ない者には楽しく読めますが、現在就活中の方にはどうだろうか・・・

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2009/11/17

ダウナーなテンションの主人公、しかし少女マンガには熱い。 他人と比べたり競争したりしないがんばり方が好感。

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2009/11/09

デビュー作からゴリゴリ描きますねえ。 講談社の圧迫面接と感じの読めない社員をおちょくったことが発表時は話題になったけど、小説としてちゃんと面白いんだよねこれ。

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2010/04/08

【これからどうやって生きていこう?マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる苛酷な就職戦線。漫画大好き→漫画雑誌の編集者になれたら…。いざ、活動を始めてみると思いもよらぬ世間の荒波が次々と襲いかかってくる。連戦連敗、いまだ内定ゼロ。呑気な友人たち、ワケありの家族、年の離れた書道...

【これからどうやって生きていこう?マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる苛酷な就職戦線。漫画大好き→漫画雑誌の編集者になれたら…。いざ、活動を始めてみると思いもよらぬ世間の荒波が次々と襲いかかってくる。連戦連敗、いまだ内定ゼロ。呑気な友人たち、ワケありの家族、年の離れた書道家との恋。格闘する青春の日々を妄想力全開で描く、才気あふれる小説デビュー作】 心地よいテンポで読みやすく、 後になればなるほど楽しくなってきました。 普段は避けたい古めかしいセリフも この物語だとすんなり入ってくるから不思議。 三浦さんの書き方がいいんでしょうね。 毒舌や妄想には思わずくすっと笑ってしまう場面もあり。 三浦さんのお茶目さが出ていました。 可南子の周りの人々にも味があって良かったな。 読後はなんだかすっきりした気分になれました。 でも可南子のその後が気になります。

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2009/10/22

エッセイから入ったので、なんだか小説を読むのが変な感じ。 でも、これが彼女のデビュー作なのね。 面白くてすらすらと読んでしまった。 そしてエッセイも面白くて好きだけど、彼女の小説も好きだわ、と実感。 小説もエッセイもしっくりくるなんてなんともオイシイ作家さんだ。 就職活動中の可...

エッセイから入ったので、なんだか小説を読むのが変な感じ。 でも、これが彼女のデビュー作なのね。 面白くてすらすらと読んでしまった。 そしてエッセイも面白くて好きだけど、彼女の小説も好きだわ、と実感。 小説もエッセイもしっくりくるなんてなんともオイシイ作家さんだ。 就職活動中の可南子ちゃんの話。 私は、日本の大学生活の経験も、就職活動の経験もないので、 色々と話からは聞いていたのだけれども、ふむふむ、 へ~!?そんなことまで聞かれるの?となんとも半分興味本位でも読んでしまった。 タイトルの意味がわかったときにはちょっと笑ってしまったけれども。 登場人物たちがとても好きだ。 ニキちゃんと砂子ちゃんの友達もいいし、 書道家の西園寺さんも素敵だ。 私は弟の旅人と、そんな彼を溺愛する谷崎の存在もなかなか面白かった。 ゆるゆると流れているように見える時間の中で、 その波にゆったりと乗って、 最後はなんともふんわりとやわらかな風に包まれたような感触。 劇的ではない生活の中で、劇的なことは何もないままに、 それでも私たちは何かを修復できたのだ。 そんな感じなんだよなぁ。

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2009/10/19

これは三浦しをんの自伝なのではないか、と。しをん姉の大学時代をみているようでたのしい。 自分の生活を鑑みても主人公たちの大学生活や就職活動はとてもリアルである。劇的なことというのはそうそうおこるものではなくゆるりと過ぎていく。そのようなまいにちのなかに友人がゲイだということが発覚...

これは三浦しをんの自伝なのではないか、と。しをん姉の大学時代をみているようでたのしい。 自分の生活を鑑みても主人公たちの大学生活や就職活動はとてもリアルである。劇的なことというのはそうそうおこるものではなくゆるりと過ぎていく。そのようなまいにちのなかに友人がゲイだということが発覚したりとかするのだけれど、自分がぐいぐいっと首を突っ込まなければいけないしんこくな事件なんてじっさいほとんど存在しない。 「劇的なことがおこって破壊されれば修復する可能性もあるが、劇的なことが起こる気配がない」主人公の家庭のにおいはまさしく私のいえとおなじ。いえにたちこめる不穏な空気はもはやなつかしいけれど、家をはなれたいまでも私のいらいらに影響してしまっている。

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2009/10/17

就活とかにまったく関係のない時期に読みました。 このやる気のない、たるーっとした主人公がとても良い。 感情移入とかじゃなく(そんなに感情の起伏もない)、「あぁ、私もこうだ…!」とある意味、実感をもって感じられるというか。 大学4年生で就活中、という年齢の主人公だけれども、就活の参...

就活とかにまったく関係のない時期に読みました。 このやる気のない、たるーっとした主人公がとても良い。 感情移入とかじゃなく(そんなに感情の起伏もない)、「あぁ、私もこうだ…!」とある意味、実感をもって感じられるというか。 大学4年生で就活中、という年齢の主人公だけれども、就活の参考にはまったくもってなりません。 でも読んでおくと安心はするかも。 「こんな人だって世の中就職してるんだから……!」と。笑

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2009/12/30

もし ハードカバーと 文庫本でどっちを読むか迷ったら 文庫本の方をお奨めする 何故なら 解説を重松清が書いているからで 今や一大ブームとなりつつある 「風が強く吹いている」の三浦しをんのデビュー作を 重松清はどう感じたのか (彼が解説を書いた時点で「風が・・」はまだ刊行されて...

もし ハードカバーと 文庫本でどっちを読むか迷ったら 文庫本の方をお奨めする 何故なら 解説を重松清が書いているからで 今や一大ブームとなりつつある 「風が強く吹いている」の三浦しをんのデビュー作を 重松清はどう感じたのか (彼が解説を書いた時点で「風が・・」はまだ刊行されていない) そういう一粒で二度美味しい楽しみ方ができるからで 解説で重松清が書いたように 彼女の文章は 毒を持っている 文章全体が毒されているのではなく 彼女の中にある毒が ある時 ふっと文章の中に 染み出てきたり 突然吹き上げたり 笑える毒もあり 孤独な毒もあり 妄想的な毒もあり きっと この毒にやられちゃうんだよ ファンは

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2009/10/12

三浦しをん処女作、というか、多分に本人の就活経験が盛り込まれております… 出版業界受けようかな、って考えがちらりと脳裏をかすめたことがなきにしもあらずでしたが、これ読んでそんな甘い気持ちじゃ出版なんて無理やな、と我に返りました。

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2009/10/07

変なタイトル、と思ってたけどそういう意味だったのね。出版社で就活してたので、思い出しながら納得しながら読めました。あたしも割とのんびりしてたけど、こんなにじゃなかったな笑

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