格闘する者に○ の商品レビュー

三浦しをん(著者)

2010/10/21

三浦しをん、恐るべし…
24歳でこれが処女作だなんて、鳥肌が立った。

流れるような文章に、ひとつひとつ破片が落ちてて、それらはページを進める毎に悔しい位ぐっと生きてくる。

愉快で切なくて、とても暖かな一冊だった。
重松清の解説も好い。

2010/06/09

タイトルってそういう意味だったんだ！笑
著者の等身大の姿が浮き彫りになっていて（スナコと二木君も実在の人物なのでは？なんて思ったりして）エッセイ読破のしをんファンにはとても身近な感覚で楽しめると思う。

2010/05/27

ん～正直デビュー作と思えないほどの出来だと思った。
すごく奔放なのだが、それが自然にまとまってくるというか…
後の作品において更にその底の深さを見せつけられるわけだが、やはり原点はここにアリってことなのかと思う次第。

2010/05/09

シンプルにおもしろい１冊。

僕も就職活動をまともにやらなかったクチなので、可南子の気持ちがよくわかります。

可南子の心の中での独白（あるいは毒吐く）は本当に笑えます。

僕は「まほろ駅前…」で三浦しをんさんの作品に入っていったのですが、２４歳のときに書かれたこの作品に、もうすでに三浦カラーが出ています。

タイトルも秀逸。

2010/05/03

三浦しをんのデビュー作。就活、女子大生、家族、出版社のお話。

文章というよりも文自体が面白い。それが読み進められる秘訣なのかもしれないし、そうではないのかもしれない。
設定とか結末とか期待通りにいかないところがとっても良い。個人的には「家族」の件とか表現とかが面白い。要素とかの描き方も刺激的でとってもよいと思う。小田急沿線民に悪い人はいない。浅野いにおとかもそうだし。

地元のTSUTAYAの一階で購入。次の本を探さネバダ。

2010/04/25

なんの気なしに手に取った「まほろ駅前多田便利軒」の作者、三浦 しをんのデビュー作。オントシ24歳か。

しかしすごいね、24歳のデビュー作とは思えん。
時期もタイムリーだったから一気に読んじゃった。

しかも、ちりとてちんの再放送だけが最近の生きがいなおいらとしては、妄想する少女はドストライクなのですw

どうしてこのタイトルなのか、読んだ方がいいよ。

2010/03/24

p.85「空はどこまでも青く、雲一つなく澄んでいた。それでもきっと、嵐はやってくる。」
『協議』の谷沢の件には笑った。

2010/03/21

デビュー作。
読んだの二回目だけど、やはりおもろい。
私は一般じゃなかったけれど、就職活動ってこんな感じだったなーというのが懐かしめます。
おすすめ。

2010/03/18

そういえば、私の大学時代もこんなぐーたらでした。
今はどうにかちゃんと働けているのを、昔の私に自慢したい（笑）

西園寺さんが素敵です。
私もこんな方なら恋します、はい。

2010/03/18

三浦女史とほぼ同年代のせいか、就職活動中の様子や思い悩んでいたことなどが似ていて、あの頃を思い出す…。設定がちょっとトンでいるが（その辺りが「妄想」と言われるのだろう）、就職活動で悩んでいる人には最後の方を読んで少し気を楽にして欲しい。