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格闘する者に○ の商品レビュー

3.7

392件のお客様レビュー

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  2. 4つ

    148

  3. 3つ

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三浦しをんの「格闘す…

三浦しをんの「格闘する者に○」を読み終わった。デビュー作でありながら上手いなぁ~と思った。何気なく書いてるようで、キチンとピースがはまるストーリー展開ユーモアでありながら、社会も人とのつながりも真面目に書いてる登場人物が本人がモデルでは?って思わせるぐらい生き生きと書かれていて文...

三浦しをんの「格闘する者に○」を読み終わった。デビュー作でありながら上手いなぁ~と思った。何気なく書いてるようで、キチンとピースがはまるストーリー展開ユーモアでありながら、社会も人とのつながりも真面目に書いてる登場人物が本人がモデルでは?って思わせるぐらい生き生きと書かれていて文章のセンスが抜群な作家だと思う。主人公の可南子が漫画編集者を目指して就職活動する話。自分の就職活動を思い出してしまった。

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漫画が大好きだから漫…

漫画が大好きだから漫画雑誌の編集者になりたい。そういう理由で出版社を中心に就職活動をやっていく主人公。就職活動を中心に主人公の周辺で起こる様々なエピソードが書かれた作品です。主人公の妄想には笑わされました。憎めないキャラにすっかり引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。

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いたってマイペースに…

いたってマイペースに過ごす女子大生・可南子にしのびよる、苛酷な就職戦線。漫画大好きということで、とりあえず漫画雑誌の編集者を目指すことに。だが片っ端から有名出版社を受けるも、すべてあえなく敗退、いまだ内定ゼロ。変わり者の友人達に、年の離れた書道家との恋。そして、少しずつ何かが歪ん...

いたってマイペースに過ごす女子大生・可南子にしのびよる、苛酷な就職戦線。漫画大好きということで、とりあえず漫画雑誌の編集者を目指すことに。だが片っ端から有名出版社を受けるも、すべてあえなく敗退、いまだ内定ゼロ。変わり者の友人達に、年の離れた書道家との恋。そして、少しずつ何かが歪んでいく家族…。日常の中で歪んでしまった家族の関係は、同じように日常の中で静かに修復されるものなのかも。

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三浦しをんのデビュー…

三浦しをんのデビュー作。著者の実体験をもとに小説化したようだが、就職活動の様子がくすくすと笑えて呆れてしまう。変なタイトルだが、その秘密が明かされる様子は驚くばかり。これは本当にことなのだろうか?

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三浦しをん氏のデビュ…

三浦しをん氏のデビュー作です。読みやすくてサクサクと進みました。三浦氏の作品は、どれも登場人物がすごく魅力的ですね。主人公だけでなく、周りの人々も含めて全員が、です。主人公・可南子の素敵な(?)妄想っぷりに笑って、ちょっとズレてる父親の行動にも笑って、親友・二木くん&砂子との会話...

三浦しをん氏のデビュー作です。読みやすくてサクサクと進みました。三浦氏の作品は、どれも登場人物がすごく魅力的ですね。主人公だけでなく、周りの人々も含めて全員が、です。主人公・可南子の素敵な(?)妄想っぷりに笑って、ちょっとズレてる父親の行動にも笑って、親友・二木くん&砂子との会話にはうん、うん、そういうことあるよね~と頷いて、恋人・西園寺さんとの恋模様には涙して…読後感は、本当に“お腹いっぱい”という感じでした。本のタイトルも初めは「?」と思っていたのですが、読んでなるほど、納得です。

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就活を必死に頑張る話…

就活を必死に頑張る話かと思いきや(確かにそうでもあるけれど)タイトルの由来はそれとは違って笑えます。でも就活で行き詰った時に読むと役に立つとかは別にして、救われることは間違いなしかと(笑)。出版社に志願する動機が少々不純?(いや、純粋なのかしら)だけど直向な可南子の姿に好感が持て...

就活を必死に頑張る話かと思いきや(確かにそうでもあるけれど)タイトルの由来はそれとは違って笑えます。でも就活で行き詰った時に読むと役に立つとかは別にして、救われることは間違いなしかと(笑)。出版社に志願する動機が少々不純?(いや、純粋なのかしら)だけど直向な可南子の姿に好感が持てました。意外な家族問題あり個性的な爺さまとの奇妙な恋愛あり、そして何より凄まじい妄想あり!でも重松清氏の解説を読んでから再度読み返すと、別の視点から考えることもありそうです。個人的には月魚や白蛇島などの、淡く静かに流れるような小説

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就職活動に挑む女子大…

就職活動に挑む女子大生を描いた青春小説です。主人公の妄想が笑えます。

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 三浦しをんデビュー…

 三浦しをんデビュー作の就職活動小説。作家の今後への期待膨らむ一冊。

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エッセイの延長線上の…

エッセイの延長線上のような。出版社に就職を熱望する主人公は、脚や指を褒められる書道家の老人を恋人に持っています。そんでもって、友達のスナコにホモのニキくん。腹違いの弟である旅人に、義母、家庭に戻らない間の抜けた父親に、秘書の谷沢。全体的には、就職活動をしている中で、ぎこちない関係...

エッセイの延長線上のような。出版社に就職を熱望する主人公は、脚や指を褒められる書道家の老人を恋人に持っています。そんでもって、友達のスナコにホモのニキくん。腹違いの弟である旅人に、義母、家庭に戻らない間の抜けた父親に、秘書の谷沢。全体的には、就職活動をしている中で、ぎこちない関係の家庭に“政治家の後継ぎ問題”という爆弾が落とされ、その中で親族・講演会会議を開き、旅人は家出をし、ニキくんは院へ行くかも、と色々起こります。スナコの

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家族設定、高齢の恋人…

家族設定、高齢の恋人、○○の男友達、諸々。誉めも貶めもするつもりはないですが、登場人物の設定が、ものすごく漫画っぽい。三浦氏の小説は傾向が綺麗に二つに分かれるのですが、これはどちらかと言うと、文体はエッセイの感覚に近いです。「ロマンス小説~」が気に入った人は読んでみると良いかも。

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