大学の話をしましょうか の商品レビュー

森博嗣(著者)

2009/10/04

教員としての森先生が、大学のことをいろいろと語ってくれてます。

大学ってどんな風に運営されているの？しかも、理系の研究ってどんな感じ？
と、大学に通っていながらも裏側は見えない。
研究費ってどこから来るの？出張って遊び？会議って何しているの？
という疑問に回答されています。

森先生が語っている大学に在籍していながら、先生たちがどんな雑務をこなしているのか知らなかったー。
あっでも。
森先生が語っていた「事務がお役所仕事」っていうのは、学部生の身でも体感しております。

2009/10/04

―ただ、僕がひとつだけいえることは、素直に考える。自然に考える。ということでしょうか。人の意見、マスコミの報道、他人に対する意地、過去の例、経緯、貸し借り、そういった雑音を排除して、自分が見たもの、自分が触れたものをデータとして、単純に割り出す。その答を信じることです。

2009/10/04

インタビュー形式なので読みやすい。早い人なら一時間で読みきれると思う。
内容は、いつもの森先生って感じ。
でもこの本に限っては少し優しいような気も。