陰陽師 龍笛ノ巻 の商品レビュー
相変わらずの二人。この雰囲気が大好き。 無残なシーンもあるが、『むしめづる姫』の月光の中を舞う蝶の羽を持った式神や、『呼ぶ声の』の月光と舞い散る満開の桜など、美しい情景の描写は読んでいて心が澄む。
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時々、岡野陰陽師を読んでいると、夢枕陰陽師から、遠く離れたところにきたなぁと思います。 でも、ときどき、やっぱり原作、さすが原作と思わせる話がきっちりあってよいですねぇ。 人物の取り扱い方、特に陰陽師の術者関係は、道満にしろ、保憲にしろ、かなり扱い方が両陰陽師の中で違っているの...
時々、岡野陰陽師を読んでいると、夢枕陰陽師から、遠く離れたところにきたなぁと思います。 でも、ときどき、やっぱり原作、さすが原作と思わせる話がきっちりあってよいですねぇ。 人物の取り扱い方、特に陰陽師の術者関係は、道満にしろ、保憲にしろ、かなり扱い方が両陰陽師の中で違っているのですが、なんか、作品中の人物の韜晦の仕方とかは、ときどき、ドキッとするほど似ていたりします。
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☆3.8 「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。 「首」は怖かったなぁー(TmT)ゾォーっとする感じ。 虫愛ずる姫は、どうなるんだろう、どうなるんだろうって最後までドキドキでした。でもさわやかに終わってよかったーーー!!
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「むしめづる姫」の露子姫が、どうしても金子みすずさんのイメージと重なる。 純粋などうして?が多くて、何でも呼び名をつけて自分のものにしてしまう。 気がつけば自然と周りは巻き込まれていて、でも誰からも愛される存在。 今後、露子姫と黒丸の話の続きもどこかで描かれていくらしいので、楽し...
「むしめづる姫」の露子姫が、どうしても金子みすずさんのイメージと重なる。 純粋などうして?が多くて、何でも呼び名をつけて自分のものにしてしまう。 気がつけば自然と周りは巻き込まれていて、でも誰からも愛される存在。 今後、露子姫と黒丸の話の続きもどこかで描かれていくらしいので、楽しみである。
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『陰陽師』短篇集五冊目にあたる巻。 「怪蛇」 「首」 「むしめづる姫」 「呼ぶ声の」 「飛仙」 の五篇が収録されている。 「首」はおどろおどろしく不気味な雰囲気が出ていて好み。 「首」より、安倍晴明の師である賀茂忠行の、息子・賀茂保憲が登場する。 面倒くさがりの怠惰で、あっけら...
『陰陽師』短篇集五冊目にあたる巻。 「怪蛇」 「首」 「むしめづる姫」 「呼ぶ声の」 「飛仙」 の五篇が収録されている。 「首」はおどろおどろしく不気味な雰囲気が出ていて好み。 「首」より、安倍晴明の師である賀茂忠行の、息子・賀茂保憲が登場する。 面倒くさがりの怠惰で、あっけらかんとした性格の様子。 黒い猫又を連れている。撫でられている猫又がかわいい。 「呼ぶ声の」で保憲は晴明の所で酒を飲むのが気に入ったと言っている。 今後も彼が登場するのか楽しみ。
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2013.5.22読了。 「しかし、散る桜であればこそ、この世を愛しいと思えるのではないか。やがて、死ぬるのがわかっているからこそ、人は、人を愛しく思い、笛や琵琶の楽の音にしみじみとするものなのではないか」178頁
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お気に入りの陰陽師シリーズ☆読んだのはこれが4冊目。 『むしめづる姫』に出てくる、露子姫のキャラがとっても好きでした♥清明と良い仲になってくれないかな♪ いつもどおり清明と博雅のかけ合いも絶妙で今回は、『呼ぶ声の』の中の初めの方のかけ合いがかわいすぎてツボでした(笑)
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いやあ……博雅よ。お前、どんだけ晴明のこと好きなんだ。で、晴明もな/笑。 「博雅よ、そのような真っ直ぐな目で人を見るな」 「俺が見ると困るのか」 「困る」 わかってやれよ、博雅!!!!笑
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L 陰陽師 6冊目 また今後回想にも使われそうな話がいっぱい。またあの人?妖?に会いたい、みたいな。 生きてる犬を仰向けにして割くのはやめましょう…ひー。
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いつもながら、安部晴明の活躍は見事ですね。安倍晴明、陰陽師というと、なんとなく、オドロオドロシイ感じがしていたのですが、このシリーズは違いますよね。ちなみに、私はオドロオドロシイ感じも好きなのですが・・・。 毎回、話の最初に、源博雅と一緒にお酒を飲んでますが、いつも風流でいいシー...
いつもながら、安部晴明の活躍は見事ですね。安倍晴明、陰陽師というと、なんとなく、オドロオドロシイ感じがしていたのですが、このシリーズは違いますよね。ちなみに、私はオドロオドロシイ感じも好きなのですが・・・。 毎回、話の最初に、源博雅と一緒にお酒を飲んでますが、いつも風流でいいシーンですね。
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