1,800円以上の注文で送料無料

陰陽師 龍笛ノ巻 の商品レビュー

3.9

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/12/20

平安陰陽師伝奇ファンタジー第六巻。短編五編を収録。本巻の内容は奇怪方面に全振りで、ひとの情念の機微みたいものの描写は少なかったなあ。個人的にはそっちの方が好みなんだけど。 それにしても、"むしめづる姫"のラスト、半人蝶もらっても困るだろ。お父ちゃんおろおろしち...

平安陰陽師伝奇ファンタジー第六巻。短編五編を収録。本巻の内容は奇怪方面に全振りで、ひとの情念の機微みたいものの描写は少なかったなあ。個人的にはそっちの方が好みなんだけど。 それにしても、"むしめづる姫"のラスト、半人蝶もらっても困るだろ。お父ちゃんおろおろしちゃうよ笑

Posted byブクログ

2023/10/28

シリーズ6冊目 虫めづる姫君、露子姫が魅力的 現代ぽい子、研究者向け? 探求心 大きな目、化粧しない、眉毛抜かない、お歯黒しない 19歳 また出てきてほしいなぁ! 。。。。 名前を呼ばれて返事してしまったら、そこに縁という呪が結ばれてしまう

Posted byブクログ

2022/01/31

気持ち悪くて幻想的。肉を食いながらも満たされない首から下がない生首。人間はそういうものなような気がする。ってとこが人の性の確信をついててよい。

Posted byブクログ

2020/01/18

野村萬斎の映画の印象が強かった陰陽師。 何となく読んだ1冊だったけど、思ったよりも読みやすい 読んでいて蟲や妖のゾワゾワした気持ち悪さだったり 晴明の庭の幻想的な雰囲気が想像できて面白かった。 シリーズが揃ってるわけではないけど、とりあえず手元にある陰陽師を読んでいこうと思う。 ...

野村萬斎の映画の印象が強かった陰陽師。 何となく読んだ1冊だったけど、思ったよりも読みやすい 読んでいて蟲や妖のゾワゾワした気持ち悪さだったり 晴明の庭の幻想的な雰囲気が想像できて面白かった。 シリーズが揃ってるわけではないけど、とりあえず手元にある陰陽師を読んでいこうと思う。 映画の陰陽師が好きな人、妖怪の類の話が好きな人は好きそう。 むしめづる姫がお気に入り

Posted byブクログ

2019/05/03

「怪蛇」身体にできたコブからでっかい蛇が出てくるの怖すぎでしょ…。あと相変わらず道満殿が出張ってる。 「首」ねこちゃんといつも一緒なマイペース兄弟子・賀茂保憲殿登場。しかしたくさんの生首がむしゃむしゃ人間食ってるの怖いな…。 「むしめづる姫君」露子姫登場。式神くれくれおじさんこと...

「怪蛇」身体にできたコブからでっかい蛇が出てくるの怖すぎでしょ…。あと相変わらず道満殿が出張ってる。 「首」ねこちゃんといつも一緒なマイペース兄弟子・賀茂保憲殿登場。しかしたくさんの生首がむしゃむしゃ人間食ってるの怖いな…。 「むしめづる姫君」露子姫登場。式神くれくれおじさんこと道満殿もいるよ!それにしても平安ものの利発なお嬢様キャラはいい。 「呼ぶ声の」さては兄弟子、無自覚のトラブルメーカーだな。 「飛仙」だから体内から虫がいっぱい出てくるの怖いって・・・。しかしラストの竿打ち仙人の去り方はかわいい。

Posted byブクログ

2019/03/12

文庫版シリーズ第6弾。今回はふたたび短編集となります。 今回は、『堤中納言物語』の「虫愛づる姫君」をもとにした話が含まれています。幻想性が感じられる美しい締めくくりのシーンが印象的でした。

Posted byブクログ

2017/09/19

 京都にある支社への出張が決まり、お休みをプラスして京都に宿泊してきました。1人旅なので、なにしようかなと思い、京都の町をチャリで走ってみました。鴨川沿いを走っているといつも京都に来るたびに立ち寄っているブックオフを発見。つい入ってしまいました。欲しい小説はたくさんありましたが、...

 京都にある支社への出張が決まり、お休みをプラスして京都に宿泊してきました。1人旅なので、なにしようかなと思い、京都の町をチャリで走ってみました。鴨川沿いを走っているといつも京都に来るたびに立ち寄っているブックオフを発見。つい入ってしまいました。欲しい小説はたくさんありましたが、せっかくの京都。読んだことのない陰陽師シリーズを購入しました。  陰陽師シリーズってとても薄くて短編集なのに、めちゃくちゃ面白いんですよね。雰囲気に引き込まれます。  「怪蛇」。背中の中をうねる大量の蛇。うん、気持ち悪い。。  「首」。この中で1番怖かったです。この作品を読んでるときに想像したことを後で思い出して、また怖くなってしまいました。首だけでしゃべるって怪談、よくありますがやっぱりゾッとします。  「むしめづる姫」。今なら研究者として勉強できるんだろうけど、香や貝合わせをして遊ぶこの時代の姫っぽくない。でも良いキャラです。好きです。虫大好きな姫様。  「呼ぶ声の」。自分が呼ばれたら偽名を名乗ろう、とどうでもいい決意をしました。  「飛仙」。人騒がせな仙人さまだな。

Posted byブクログ

2018/11/06

軽い気持ちで一冊目を読んで以来、はまっている陰陽師シリーズ。 今回も面白かった♪ 中でも「むしめずる姫」が気に入りました。 道満が登場する話、好きだなぁ。 悪役のようでありながらも、実は根は優しいという道満のキャラクターが良く表れているなと思います。

Posted byブクログ

2016/02/13

いつもの短編。 登場人物がちょっと増えたかな。 蘆屋道満がレギュラーに近くなってる感じ(笑) あと賀茂保憲がいい感じなキャラだった。この先もちょくちょく出てきそう。

Posted byブクログ

2015/07/10

陰陽師シリーズ。 集中的にシリーズを読破しているところですが、全然飽きが来ず、いつまでも読んでいけそう。 「むしめづる姫」の露子姫がやっぱりイイ。途中の芋虫描写はちょっと、、、と思ったけど、彼女のキャラは素敵。また出てきてくれるといいな。賀茂保憲も今後、レギュラー化してくるのか...

陰陽師シリーズ。 集中的にシリーズを読破しているところですが、全然飽きが来ず、いつまでも読んでいけそう。 「むしめづる姫」の露子姫がやっぱりイイ。途中の芋虫描写はちょっと、、、と思ったけど、彼女のキャラは素敵。また出てきてくれるといいな。賀茂保憲も今後、レギュラー化してくるのかしら。道満とはまた違った意味で、こちらもちょっとお騒がせな感じ。悪気がなさそうなだけに、晴明も苦手としているのかな。どんどんキャラが増えていくので、シリーズ読みが楽しい。

Posted byブクログ