食品の裏側 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・昔ながらの本物の醤油は「丸大豆しょうゆ」添加物が使われているようなのは「しょうゆ風調味料」「新式醸造しょうゆ」 ・「丸大豆しょうゆ」の原料は「大豆、小麦、食塩」のみ ・本来の「純米みりん」は「焼酎、もち米、米こうじ」で作り、そのままで飲んでも美味しい ・「みりんタイプ調味料」には「発酵調味料」と「みりん風調味料」の2種類がある ・本来の日本酒(純米酒)は米こうじを仕込み、酵母を使って発酵させて作ることから米こうじのタンパク質をアミノ酸に変え、旨味を作り出す ・アル添酒(アルコール添加清酒)は純米酒をアルコールで増量したものを作って売っている(調味料を加えて) ・日本酒の種類は「純米酒」「本醸造酒」「普通酒(一般清酒)」「合成酒」 ・塩の種類は「精製塩(食塩)」「輸入塩(岩塩・天日塩)」「再生加工塩」「自然海塩(成分を調整してない伝統的な塩)」 ・塩の旨味は雑味からくるもの、どれだけミネラルを含んでいるかで決まる ・基本の調味料は食の要 ・ブドウ糖液糖はあっという間に吸収され血糖値が跳ね上がる ・食品添加物とは台所にないもの 表示が免除されている添加物 ・イーストフード…パンに使用し、イースト菌の働きを強める ・かんすい…中華麺に歯ごたえと色・風味をつける ・香料…香りをつける ・調味料…うまみをつける ・乳化剤…水と油を均一に乳化させる ・pH調整剤…食品のpHを調節し、変色・変質を抑える ・膨張剤…ふくらませる ・酵素…チーズなどの製造や品質の向上に使う ・ガムベース…チューイングガムの素材 ・軟化剤…チューイングガムの柔らかさを保つ ・凝固剤…豆乳を固めて豆腐にする ・酸味料…酸味をつける ・光沢剤…お菓子のコーティング ・苦味剤…苦味をつける 食品の表示免除 ・キャリーオーバー ・加工助剤 ・バラ売りおよび店内で製造・販売するもの ・パッケージが小さいもの ・栄養補助剤
Posted by
講演に行ったことがあり、 久しぶりに著書を読んでみた。 やはり意識してないと食と言うものはどんどん安易な方に流れてしまうものですね。 再度食品の裏の添加物表示を確認することを習慣にしたいと思います。
Posted by
食品添加物の神様とも呼ばれた経験のある、元添加物営業マンが食品の実態を暴く本書。著者が携わったクズ肉ミートボールを、我が子に食べさせることができなかったというエピソードが印象的。15年以上前の本だが、多少の改善はあれど目覚ましく食の安全が守られるようになったかといえば、変わって...
食品添加物の神様とも呼ばれた経験のある、元添加物営業マンが食品の実態を暴く本書。著者が携わったクズ肉ミートボールを、我が子に食べさせることができなかったというエピソードが印象的。15年以上前の本だが、多少の改善はあれど目覚ましく食の安全が守られるようになったかといえば、変わっていないだろう。 夏頃から添加物を気にして選ぶようにしてはいるが、日々買い物の難しさを痛感している。「添加物=悪、無添加=正義」ではなく、添加物の光の側面にも目を向け、共存の道を探ろうというスタンスに好感が持てる。続編も読んでみよう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
魔法の粉を売り歩き、色んな会社の利益を上げ続け、神と呼ばれた商社マン。そんな筆者が、そのクスリのやばさに気づいたことをきっかけに、食品添加物が使われる食品製造の裏側を明らかにしてくれる一冊。 「安く買う=賢い主婦」と言わんばかりの雑誌やテレビの特集に騙されないようにしたい!「なぜ安いのか?」をちゃんと考えてモノを買うのが、「本当の賢い消費者」だと思った。何事にも疑いの目を向けて見ることの大切さを改めて実感した。
Posted by
食事のあり方について考えさせられる。 無添加がよい。添加物が悪いというどちらかではなく共存するにはどうしたら良いか考える。
Posted by
無添加にするということは、それだけ手間暇かかる。無添加は、料理と同じようなもの。 これには脱帽。その通りだ。 食品添加物を営業として売っていた著者による、現代人の添加物ライフ解説本。 1日の食事から数多くの添加物を「無意識に」摂取していることに気づき、選択することが大事と著者...
無添加にするということは、それだけ手間暇かかる。無添加は、料理と同じようなもの。 これには脱帽。その通りだ。 食品添加物を営業として売っていた著者による、現代人の添加物ライフ解説本。 1日の食事から数多くの添加物を「無意識に」摂取していることに気づき、選択することが大事と著者は言う。添加物は私たちにスピーディで安価で美味しい(と錯覚可能な)食品を提供しているため悪ではない。が、ゴミ食材に白い粉を混ぜて出来上がった食べ物が食卓に当たり前のように存在している、この事実を知らないことが問題。「健康を考えてハムソーセージを子供に、」、、それは本当に健康を考えているか? 薄々わかっているし裏面表示も見る生活を当方しているが、意識が研ぎ澄まされた。 安いものには理由がある。アウトレットの高級ブランドバッグがアウトレット用にザコく作られているのと同じように、特売の食品や調味料もまやかしと手抜きで作られている。 見るべきはコストではなく、その食品の持つ裏のストーリー。 余白が多くすぐ読めるので中古本で十分と思うが、普段から食に関心がある人にとっては良い気づきが得られる本。 #健康
Posted by
先に読んだ、同著者の「何を食べたらいいの?」と重複する内容が多いので、どちらか読めばいいと思います。こっちの方が、時間をかけてご飯を作りなさい、伝統的な和食を礼讃という主張が強いかな。そんなこといきなり言われても、、、と困惑。ある程度の食品添加物摂取は諦めるしかないのではと思いま...
先に読んだ、同著者の「何を食べたらいいの?」と重複する内容が多いので、どちらか読めばいいと思います。こっちの方が、時間をかけてご飯を作りなさい、伝統的な和食を礼讃という主張が強いかな。そんなこといきなり言われても、、、と困惑。ある程度の食品添加物摂取は諦めるしかないのではと思います。
Posted by
個人的には添加物肯定派の考え方より、著者の否定的な考え方に賛成だが、この本だけを読んで添加物の知識の全てにしてしまうと、食べ物がとても怖いものになってしまうと思った。 同じ添加物に対する違った見方を別の本で見つけて、考え方の違いに驚いた。 両方の考え方を知った上で、完全に避けるこ...
個人的には添加物肯定派の考え方より、著者の否定的な考え方に賛成だが、この本だけを読んで添加物の知識の全てにしてしまうと、食べ物がとても怖いものになってしまうと思った。 同じ添加物に対する違った見方を別の本で見つけて、考え方の違いに驚いた。 両方の考え方を知った上で、完全に避けることは難しいので、なるべく取らないようにする工夫をしながら、うまく付き合っていこうと思った。
Posted by
知れば知るほど怖くて食べられない、まさにそれ。 便利さ、安さを求めてきた人間だけど、健康、安全、持続性などとは相反することなんですよね… 安くて美味しいミートボールも真実を見ると食べられないような脂の塊。 取捨選択が大事です。 こういった事実を知っておくことがまず一歩。 選択肢が...
知れば知るほど怖くて食べられない、まさにそれ。 便利さ、安さを求めてきた人間だけど、健康、安全、持続性などとは相反することなんですよね… 安くて美味しいミートボールも真実を見ると食べられないような脂の塊。 取捨選択が大事です。 こういった事実を知っておくことがまず一歩。 選択肢があるということはそれだけ強いことだと思います。
Posted by
この内容は日本国民全員が読むべき。 手軽さと便利さだけを求めてきた代償は、少しずつ確実に現れてきている。 食品表示を見る癖をつける!
Posted by