半島を出よ(下) の商品レビュー

村上龍(著者)

2010/02/04

がーーー時間かかった。
これネタバレなしにどうレビュー書こうか。
のっとられそうな九州。
北朝鮮からは十二万の後方部隊も出発する。
国は相変わらずそんな事態にも関わらず、
何の作戦も持ち合わせず、傍観するに留まる状態でいた。

2010/01/14

学部ゼミ読書会１月用に読んだ本。
最初は何だかカタカナ名前が多かったり、難しかったり、読みづらくて読む気にもならなかったが、どんどん勢いに飲まれていった。
経済状況が悪化した日本の状況が、もしかしたらコウなるかも知れないと思ってしまい、怖かった。
イシハラの奇妙さが笑えたりしつつ、思ったより下巻にすぐ進みたくなった。
そして、2009年にアメリカがアジアを歴訪した際に、韓国と中国には宿泊したが、日本には数時間の滞在だった、という描写に、この人はよく分析している、と驚いた。

2010/01/30

読むことを止められなかった。それぞれの登場人物の思いや立場が繊細に描写されていると思う。また、どこかユニークな印象もあり、最後にはニヤリとしてしまった。読み終わって、やっと肩の荷がおりたような気分だ。しかし、北朝鮮の人々の名前は中々覚えられなかった。

2009/12/18

身の毛がよだつような恐ろしさを感じてしまいました☆
何がコワイって、この小説の中の日本の状態です。
アメリカ＄の暴落の後、日本円が下落。
国債も株もみんな暴落して大ピンチ。
アメリカが少しは助けてくれるかと思いきや
反対にひどい仕打ちを受けてしまう。
当然失業率も過去最高を記録してしまう。
現実の日本もこんな風になったらどうしよう！
なんて思っちゃったりして。

詳しい感想は↓
ゆるり気ままな主婦の日記・半島を出よ
http://housewife-diary.wonderful-shop.whitesnow.jp/?eid=146

2009/11/20

おもしろかった
北朝鮮兵士と少年ホームレス集団との戦い…
武器の説明は読んでても実物知らないしあまり想像できなくてその辺はほとんど読み飛ばしてしまいましたけど…

09'11'16

2009/10/28

北朝鮮が攻めてきて福岡を一瞬で占拠する。
平和ボケした日本は成す術もなくあっという間に占領される。

いま本当に北朝鮮が攻めてきたら、本当にこれくらいあっさりやられてしまうんだろうなーと感じた。

北朝鮮のエリート兵士たちと日本のホームレス集団の戦いから目が離せない。
分厚いハードカバー2冊というボリュームだったが、あっと言う間に読み終えてしまった。

2009/10/04

蛇の道は蛇とでもいうべきか、
福岡を九州をひいては日本を救うのが、その｢国｣から異端と呼ばれる人々っていう皮肉がいい。

表紙の色鮮やかなカエルの意味に納得。

2009/10/04

上巻にあったリアリティはなくなり，壮大なファンタジーが繰り広げられた．そのファンタジーを受け入れることで，物語を楽しむことが出来た．上巻にあるリアリティを求めてはいけない．ファンタジーを疑うことなく，受け入れることが重要である．

2009/10/04

これ映画にならんかな？いやこの小説を2時間にまとめるのは無理だろうな。下巻は上巻に比べ読みやすかった！すっ と気持ちが入っていける。ワルガキ達のやりとりがほほえましくて笑える！んでドキドキしたり 目尻とハートが熱くなったり。

この本読んだほうがよかですか？
｢それは、お前の自由だ｣

2009/10/04

話に多少のご都合主義がある点やくどいと思うくらいの専門知識の披露が多々見られるが、それはいつものご愛嬌。中盤からラストへかけて読者を惹き付ける展開は流石だと思うし、実際後半になるにつれてページをめくるスピードも上がっていった。
視点を日本側だけではなく、北朝鮮側も含め多岐に渡り展開してきたために単に「日本が侵略軍を倒す」というありがちなエンタメ小説ではなく物語として想像の幅を広げているか