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架空通貨 の商品レビュー

3.5

161件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2013/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内容をちゃんと理解できているか?と言われると、たぶん出来てないけど、内容は面白かった。私がもっと金融のことなど理解できれば、さらに面白かっただろうに・・・。またきっと再読すると思います。 ビジネスの世界って本当にシビアだと思いました。会社を経営していく大変さがよくわかりました。麻紀ちゃんは高校生なのに、こういうシステムとかマネロンとか社債とか、ちゃんと理解出来ててすごい!さすが経営者の娘さん。しっかりしてる。将来が楽しみですね。オバさんなんて彼女より何年も長く生きているのに、そういうことに疎くて、ちょっと情けなく感じてしまいました。 辛島さんのために協力を惜しまなかった信用調査会社の佐木さん。今度は佐木さんメインの話を読んでみたくなりました。 西郷札について、少し勉強してみたくなりました。

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2013/11/02

亜鉛の街の描写が本当に暗くて重く、読んでいてスッキリ晴れることがない。問題は紆余曲折の末に真相が究明され、解決に向かうが、それもスッキリしない。だいたい人生とはそうそうスッキリするものでもないと思うが、ここまでの事件が起きながら、スッキリ解決しないと、エンターテイメントとしては受...

亜鉛の街の描写が本当に暗くて重く、読んでいてスッキリ晴れることがない。問題は紆余曲折の末に真相が究明され、解決に向かうが、それもスッキリしない。だいたい人生とはそうそうスッキリするものでもないと思うが、ここまでの事件が起きながら、スッキリ解決しないと、エンターテイメントとしては受け入れがたい気持ちになる。 ついでにいうなら、高校教師はいくら生徒が大切でも、こういう行動はしないものです。

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2013/09/27

池井戸初期作品です。 地方の一企業が発行する地域通貨に翻弄される女子高生と先生のお話。 たぶん長野あたりが舞台なんだろうけど、田舎の企業城下町の閉塞感がムンムン。主人公の金に関する謎解き要素は、既に初期の頃に確立されてたのか!やっぱり池井戸。安定感があるので、安心して最後まで読み...

池井戸初期作品です。 地方の一企業が発行する地域通貨に翻弄される女子高生と先生のお話。 たぶん長野あたりが舞台なんだろうけど、田舎の企業城下町の閉塞感がムンムン。主人公の金に関する謎解き要素は、既に初期の頃に確立されてたのか!やっぱり池井戸。安定感があるので、安心して最後まで読みきれます。

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2013/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいて、きっとこうなるんだろうな、と考える展開をどんどん裏切って、最後はどうなってしまうのか、結局最後の最後までわからない話だった。ミステリーっぽいけれど、ミステリーとは違う感覚。絶望する人や沈む町の様子が浮かび上がってくるような作品で、この本の厚みに言葉の重さがつまっている。

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2013/09/11

★2.5。池井戸作品4作目。つまらなくはないが、他の作品に比べて少し小難しい感じ。(専門用語が他に比べて多くて分かりづらい)4冊読んでみて思うのは、やっぱり昔の作品より、直近の作品の方がわかりやすくてシンプルで面白いのかな、という印象。

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2013/09/08

経済に弱いので全て理解し切れた訳でなく、というか全部理解したいとまで思えなかったなー 個人的にはマネーロンダリングよりも架空通貨の田神札の方が空恐ろしくて気になった。一つの町が飲み込まれて行くはらはら感があって。 どっちか片方に絞るか、もっとページ数増やしてちゃんと書き込んだ方...

経済に弱いので全て理解し切れた訳でなく、というか全部理解したいとまで思えなかったなー 個人的にはマネーロンダリングよりも架空通貨の田神札の方が空恐ろしくて気になった。一つの町が飲み込まれて行くはらはら感があって。 どっちか片方に絞るか、もっとページ数増やしてちゃんと書き込んだ方が良いかと。 全体的に急ぎ足な感じで、登場人物の心理描写もないも同然。加賀さんとマキちゃんとなんかあるじらーな感を漂わせて何もなく…佳境の盛り上がりに欠けました。 架空通貨のタイトリングとアイデア勝ち! 空飛ぶタイヤと鉄の骨しか読んだことないけど、空飛ぶタイヤが一番いいと思います。

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2013/09/04

ストーリー自体は面白いが、なんだか現実味がなかった。小さい村のような所だとこんなことが起こるのか。いつ頃の作品か知らないが、筆力も他の作品より低い気がする。

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2013/09/03

壮大な金融フィクションとでも言おうか。ちょっと話が膨らみすぎて掴みづらいところもあり、あまり頭に入ってこなかった。

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2013/09/02

商社の信用調査をやめ今は教師をしている主人公が、教え子の父親の会社を救うべく手助けをしていくうち、倒産の危機の裏側に潜んでいた闇の中に見つけたカラクリと戦う。 架空通貨ってそういうことか。 もうわや。 ラスト寸前まで佳境だった!

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2013/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

池井戸潤の初期作品。 でかい規模の話だった。ひとつの町を支配しちゃうくらいの大企業。その会社が発券する田神札。マネーロンダリングとか企業買収とか粉飾とかぐわーっと押し寄せる。 主人公が教員っていう設定ってどうだろうか。

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