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架空通貨 の商品レビュー

3.5

161件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2014/02/14

池井戸さんのちょっと昔の作品。読み終わりました。 銀行シリーズって言うんだっけ? 色々読むと少し経済に詳しくなった気がする。

Posted byブクログ

2014/02/10

お金の威力を思い知らされた作品 本当に田神札の様なものがある一地域で流通するようになったらと思うと、ぞっとした 次の展開がどうなるのかという、ワクワク感を与えてくれるテンポの良い作品でした

Posted byブクログ

2014/02/08

発想のユニークな小説である。経済小説であるが、閉ざされた村に起きた惨劇ともいうべき一面を持つホラー小説でもある。一人の男の身勝手な振る舞いが多くの人の悲劇を生むのだ。

Posted byブクログ

2014/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

元商社マンの教師である主人公が教え子の親の会社を救おうとするために動き、行き着いた先は…ある会社が支配し、なんと闇の金まで流通させている異常な街だった…。そして粉飾、マネーロンダリング等の話まで出て、結局その企業は破綻し街は、そこで暮らす人々の生活は崩壊する…。 壮大な経済フィクション(というより現実にあったら大変なことだ…)であったが、お金とは何かを示唆する作品であった。

Posted byブクログ

2014/01/25

2014年1本目。 設定に無理があるなーと思いつつも、一気に読めてしまうのは、さすが池井戸さん 2013年は結局、72冊読みました。なんだかんだいって、ベストは半沢ではなく、空飛ぶタイヤでしたな 今年は目標100冊と小説以外も読むとあまちゃんを全て見るです(ちなみに今76回目...

2014年1本目。 設定に無理があるなーと思いつつも、一気に読めてしまうのは、さすが池井戸さん 2013年は結局、72冊読みました。なんだかんだいって、ベストは半沢ではなく、空飛ぶタイヤでしたな 今年は目標100冊と小説以外も読むとあまちゃんを全て見るです(ちなみに今76回目!笑)

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2014/01/15

池井戸潤さんの小説は実際にある事件が元になっていることが多いから円天かなとも思ったが、私募社債のことから始まり、商品券としてとある町だけで通用している通貨の話。 ・・・マネーロンダリングも恐ろしいが、お金というものは実体が掴みがたいだけに捉えがたいものがある。今の世の中でも、ビッ...

池井戸潤さんの小説は実際にある事件が元になっていることが多いから円天かなとも思ったが、私募社債のことから始まり、商品券としてとある町だけで通用している通貨の話。 ・・・マネーロンダリングも恐ろしいが、お金というものは実体が掴みがたいだけに捉えがたいものがある。今の世の中でも、ビットコインが流行しており、実際暴騰しているが「国」という後ろ盾がないから何やら恐ろしいと思えてくる。

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2013/12/28

池井戸潤の初期の作品。江戸川乱歩賞受賞した後、1年以上も構想を重ねて上梓されたのが本書。 元・商社マンでバツイチの高校社会科教師の辛島。ある日、副担任をしていたクラスの女子高校生・麻紀の父親が経営する会社が破綻寸前まで追い込まれる、というところからストーリーは展開していく。 社債...

池井戸潤の初期の作品。江戸川乱歩賞受賞した後、1年以上も構想を重ねて上梓されたのが本書。 元・商社マンでバツイチの高校社会科教師の辛島。ある日、副担任をしていたクラスの女子高校生・麻紀の父親が経営する会社が破綻寸前まで追い込まれる、というところからストーリーは展開していく。 社債という名の復興券=金券が、田舎町の市民経済までをも飲み込み、狂わせていく。ダミー会社、ヤクザ、マネーロンダリング、偽装倒産、その陰には女性経営コンサルタントなど様々な人間模様がうごめいていく。

Posted byブクログ

2013/12/14

教え子の窮地にここまで立ち回れる教師はいないだろうと思いながら読み進めた。 色んな企業や銀行マンなど登場人物が多くて覚えにくかった。 価値のない通貨が流通する町が舞台。こんな無茶苦茶な町には住みたくない。

Posted byブクログ

2013/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 『架空通貨』は、池井戸さんが1998年に第44回江戸川乱歩賞を受賞した『果つる底なき』の次に世に送り出した『M1』(2000年)を改題した作品。  私立共立高校に勤務する辛島は、消えた麻紀を追って木曽川中流域にある田舎町を訪れる。麻紀の父が経営する黒沢金属鉱業が引受けた社債の期前償還を求めるためである。  交渉の手がかりを探す辛島が掴んだ情報は、田神開発が発行し、街に流通する独自通貨だった。町では田神札と呼ばれる社債は、田神亜鉛の関係企業間の決済を行うことができるという触れ込みであったが、零細企業を追込んでいた…

Posted byブクログ

2013/12/05

まるでお伽話のようなローカル通貨とそれを発行する暗躍企業。全編に暗い雰囲気を纏い、最後まで途切れない。救われないお話で、特に終盤の町の崩壊が凄まじい。お金に狂わさせず全うに生きたいと願い、世の会社社長の苦悩を知る。 なかなかに難解ですね。全て理解できなかった。

Posted byブクログ