サロメの乳母の話 の商品レビュー
『サロメの乳母の話』…
『サロメの乳母の話』は言うなれば、西洋史で誰もが知っている人物の意外な素顔をその人物に近しい人の口に語らせた外伝的な物語の数々
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塩野さんは基本的に「…
塩野さんは基本的に「歴史小説家」であって、史実にかなり忠実に物語を書いていく方ですが、この本は、ちょっと違います。塩野さんの視点から見た歴史上の有名人の話。表題のサロメはもちろん、かのネロ、オデュッセウスの妻、聖フランチェスコの母、ユダの母、ダンテの妻等、なんとカリグラ帝の馬まで...
塩野さんは基本的に「歴史小説家」であって、史実にかなり忠実に物語を書いていく方ですが、この本は、ちょっと違います。塩野さんの視点から見た歴史上の有名人の話。表題のサロメはもちろん、かのネロ、オデュッセウスの妻、聖フランチェスコの母、ユダの母、ダンテの妻等、なんとカリグラ帝の馬まで取り上げられています。へえ、こういう解釈もあるのね、と興味深く読めます。「キリストの弟」の項目では、うわ~、キリストって人間として最低かも?と敬虔な信者なら怒りそうな内容で、不届き者の私など
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史上有名な人物の意外…
史上有名な人物の意外な素顔~どちらかというと、小ネタというかそういう感じの本です。真実半分、(巧い)嘘半分の娯楽として歴史を楽しむ、というスタンスは、それはそれで魅力的ですね。
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歴史上の人物の側にい…
歴史上の人物の側にいた無名の人物が歴史の裏側を語る、という短編集。一般的な通説を知らないとおもしろくない。
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裏表紙の説明書きにある通り、「歴史上の有名人の身近にいた無名の人々が、通説とはまったく違った視点から語る英雄・偉人たちの裏側」に関する短篇集。全12話。 中でも、「キリストの弟」が一番意外性に富んでいて面白かった。母親(マリア)に厳しいイエスに対して、弟が「母ちゃんにもっと優し...
裏表紙の説明書きにある通り、「歴史上の有名人の身近にいた無名の人々が、通説とはまったく違った視点から語る英雄・偉人たちの裏側」に関する短篇集。全12話。 中でも、「キリストの弟」が一番意外性に富んでいて面白かった。母親(マリア)に厳しいイエスに対して、弟が「母ちゃんにもっと優しくしろ」と文句を言う話。 次いで、「大王の奴隷の話」。アレキサンダー大王の魅力を簡潔に伝える小品。「ギリシア人の物語」の最終巻と重なるところが多いか。
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タイトル買いした本。 西洋の有名な話に出てくる人物の、本人ではなく関係者からの視点の物語。 サロメの乳母、ダンテの妻、キリストの弟目線など変わった書き方で面白かった。 ただ、これある程度知識がないと楽しめないかもしれない。 私も半分くらい知らない人物の話だったので少しハテナを感じ...
タイトル買いした本。 西洋の有名な話に出てくる人物の、本人ではなく関係者からの視点の物語。 サロメの乳母、ダンテの妻、キリストの弟目線など変わった書き方で面白かった。 ただ、これある程度知識がないと楽しめないかもしれない。 私も半分くらい知らない人物の話だったので少しハテナを感じながら読んだ。 こういう時に楽しめるように、知識や教養って大事なんだなぁと改めて感じたな。 最後の解説で史実に基づいてるのかとか、どういう背景なのかとかあったら良かったけど解説自体がなくてちょっと残念。 それぞれの人が語っていく形式は面白かった。
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物語や歴史上の有名な人物について、その周りにいた人間が、実はこうだった、自分にはこう見えたと語る形式の短い諸編を集めたもの。 対象人物と語り手は、オデュセウスの妻ペネロペ、サロメの乳母、ダンテの妻ジェンマ・ドナーティ、聖フランチェスコの母、ユダの母について、ユダを教えた祭...
物語や歴史上の有名な人物について、その周りにいた人間が、実はこうだった、自分にはこう見えたと語る形式の短い諸編を集めたもの。 対象人物と語り手は、オデュセウスの妻ペネロペ、サロメの乳母、ダンテの妻ジェンマ・ドナーティ、聖フランチェスコの母、ユダの母について、ユダを教えた祭司、カリグラ帝の馬、アレクサンダー大王の奴隷、カエサルを暗殺したブルータスの師、キリストの弟、ネロ皇帝の双子の兄。 いずれもあるところまでは史実や物語の筋に則っているので歴史の勉強にもなるし、他人から見るとそう見えるのもさもありなんと思われるところもあり、軽い読み物として面白く読める。 ラストの「饗宴・地獄篇」は、地獄で楽しく暮らす世間的には悪女と呼ばれた女性たち、クレオパトラやマリー・アントワネット、ソクラテスの妻クサンチッペなどの宴でのやり取りが描かれる。本書が書かれた時代柄、中国からは江青女史が参加。では日本では彼女たちに匹敵する女性は誰?、持統天皇?北条政子?淀君?最後のオチもご愛嬌か。
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神話や歴史の逸話の人物たちの周りの人が、その時の話をする形で、それぞれの語る人ごとに話が形成されていく。 完全にタイトル買いをした作品だったが、地獄会議以外はかなり面白く感じた。特に神話逸話の中で待たされることの多い妻や、タイトル作品である乳母など、主人公に近いが主人公ではない人...
神話や歴史の逸話の人物たちの周りの人が、その時の話をする形で、それぞれの語る人ごとに話が形成されていく。 完全にタイトル買いをした作品だったが、地獄会議以外はかなり面白く感じた。特に神話逸話の中で待たされることの多い妻や、タイトル作品である乳母など、主人公に近いが主人公ではない人間が語るその世界は、もとの世界の解像度をあげ、より人間的なものにするものだなと思う。
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イエスやユダ、アッシジのフランチェスコ、サロメ、ネロ帝など、有名な歴史上の人物の伝聞を「ほんとうはこうだったんじゃないか?」といろんな視点で語る物語です。 真面目な話もあり、思わず笑っちゃうような展開もあり… ユダの母親の話が一番面白かったです。
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「饗宴・地獄篇」は第一夜、第二夜共おもしろかった が、いくら読んでも他の作品が全く印象に残らない もう少し大人になればおもしろさがわかるのか、、??
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