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キャッチャー・イン・ザ・ライ の商品レビュー

3.5

291件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    79

  3. 3つ

    93

  4. 2つ

    25

  5. 1つ

    14

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2009/10/04

堕落していく高校生の話を聞いている感じ。読んでいる最中、『バスケットボールダイアリーズ』のディカプリオが頭に浮かんできちゃいました。途中ちょっと読むのが辛くなったりしましたが、最後までなんとか読みきりました。翻訳的には面白かったけど、ストーリはうーん、、、、という感じ。

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2009/10/04

邦題「ライ麦畑でつかまえて」 野沢訳より読みやすかった。 村上春樹の文章に慣れてしまってるだけだと思うけど。

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2009/10/04

村上春樹訳と聞いて読み返してみた。割と読みやすくなったのかな?初めて読んだ時ほどの衝撃はないな。歳かな。

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2009/10/04

村上春樹訳 もっと若い頃(学生時分)に読めば違ったんだろうと。 読みながら「若いなぁ」と思ってしまった。 悪くないとは思うんだけど、世間が言うほど良くも思えなかった。 微妙。

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2009/10/04

甘酸っぱい。青春の味。 強がる少年の心理描写がとてもうまいと思った。また、主人公の少年は自己分析がしっかりしていてとても利口で、そして、繊細である。そんな少年の数日を描いた小説である。主人公が悪ぶるところ、自殺を思う場面のせっぱ詰まった苛立ち、友達との他愛の無い会話、幼友達の少...

甘酸っぱい。青春の味。 強がる少年の心理描写がとてもうまいと思った。また、主人公の少年は自己分析がしっかりしていてとても利口で、そして、繊細である。そんな少年の数日を描いた小説である。主人公が悪ぶるところ、自殺を思う場面のせっぱ詰まった苛立ち、友達との他愛の無い会話、幼友達の少女に抱く淡い恋心、妹に抱く愛など、とても繊細に描かれていて読んでいて胸が痛くなる。 物語の中で2回ほどタイトルにつながる歌が流れる場面があるが、その場面と暴走するトラックのイメージが重なって、青春時代の危なっかしい自分自身を思い出した。青春と孤独を描いた傑作。

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2009/10/04

最初読んだときは意味不明でした。気分が暗くなりどうしようもない脱力感を感じました。でも今なら彼の気持ちがわかると思います。2回くらい読んで読み返したい本です。

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2009/10/04

実は、この翻訳ものを読むまで、「ライ麦畑〜」の良さが全然分からなかったんですがはじめてなんとなくそういうことだったんだな・・・と作品の味わいのようなものがわかりました。「ライ麦畑でつかまえて」に共感できなかった村上春樹ファンのかたは、試してみてください。

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2009/10/04

この主人公、いつも地雷ばかり踏むので先生から嫌われていた中学のクラスメイトを思い出す。 広島出身の担任(893風)にカープの悪口言ってみたりとか。 あいつ元気かなあ。

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2009/10/04

原文をこの本を手にする半年くらい前に読んで、 原文がもうきったない言葉の連続なんですが、それをどこまで拾ってどこまで省いて どう日本語にしてるのか気になってました。 そして春樹訳の前に野崎孝氏訳を読んでみたのですが、どうも違和感あったのです。 でも、春樹訳では春樹本に慣れていたせ...

原文をこの本を手にする半年くらい前に読んで、 原文がもうきったない言葉の連続なんですが、それをどこまで拾ってどこまで省いて どう日本語にしてるのか気になってました。 そして春樹訳の前に野崎孝氏訳を読んでみたのですが、どうも違和感あったのです。 でも、春樹訳では春樹本に慣れていたせいかもわからんけども、 すごくしっくりきたのです。

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2020/07/15

サリンジャーと、村上春樹というのは、なんだかすごくマッチしているような気がして楽しみにして読んだ。 昔に別訳で読んだ時のことはよく覚えていないのだけれど、なるほど、そういえばこういう話しだったか、というぐらいの感じで、あまり訳者の特徴はわからなかった。 本が発刊された当時はセンセ...

サリンジャーと、村上春樹というのは、なんだかすごくマッチしているような気がして楽しみにして読んだ。 昔に別訳で読んだ時のことはよく覚えていないのだけれど、なるほど、そういえばこういう話しだったか、というぐらいの感じで、あまり訳者の特徴はわからなかった。 本が発刊された当時はセンセーショナルな内容だったのだろうという気はするのだけれど、あまりピンとくる箇所は無かった。 「銀行に180ドルくらい預金があるんだ。朝に銀行が開いたら引き出そう。そしてお金が尽きるまで、キャンプ場のキャビンみたいなところで暮らすんだ。お金がなくなったら、そのへんでなにか仕事を見つけて、小川が流れたりしているような土地で二人で住み、そのあとで結婚とかすりゃいいんだよ。」 「あのね、そんなのできるわけがないじゃない」 「どうして?どうしてできるわけがないんだよ?」 「もっと先になれば、そういうことをする時間はいくらでもあるわ。好きなことができるじゃない。つまりあなたがカレッジを出て、私たちがもしも結婚して、そういうふうになったあとならってこと。」 「いや、そうはならないね。先になったら、行きたい場所なんてもうそんなにあるもんか。先になったら、話なんかぜんぜん違ってきちゃうんだよ。僕が言いたいことが君にはちっともわかっちゃいないんだ。」(p.218) 「墓所には僕ひとりが残されたわけだけど、それはそれでなかなか悪くなかった。ひっそりとして平和だった。でもそれから突然、いったい何が僕の目に入ったと思う?なんとまた「ファック・ユー」だ。壁のガラス部分のすぐ下のところに赤いクレヨンみたいなものでそれは書かれていた。石の下に。 こういうのがさ、すべてにおける問題なんだよ。君にはひっそりとした平和な場所をみつけることができない。だってそんなものはどこにもありゃしないんだからさ。きっとどこかにあるはずだと君は考えているかもしれない。でもそこに着いてみると、君がちょっと目を離したすきに誰かがこっそりとやってきて、君のすぐ鼻先に「ファック・ユー」なんて落書きしちゃうわけだよ。いちど試してみるといいよ。(p.337)

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