グミ・チョコレート・パイン グミ編(グミ編) の商品レビュー
青春小説として非常に面白かったです。気になる女子との映画館での出会いからの経緯は、何だか何処かで聞いたような話だけど、文章が優しくて、澱みなくすらすら読ますもんだから、あっと言う間に読了でした。ここから彼女との関係やバンドの行方がどうなっていくのやら気になって仕方ないですね。読ん...
青春小説として非常に面白かったです。気になる女子との映画館での出会いからの経緯は、何だか何処かで聞いたような話だけど、文章が優しくて、澱みなくすらすら読ますもんだから、あっと言う間に読了でした。ここから彼女との関係やバンドの行方がどうなっていくのやら気になって仕方ないですね。読んでて何だか、男子がんばれって応援したくなるようなそんな優しい物語でした。続きを探して読みたいと思います。
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荒れ球のような汚い文章だが、じき慣れた。自意識過剰の高校生の話。高校の頃の痛さは度し難いが、大人になり世慣れた態度をとれるようになるのも一種の退化ではないかと。分類と対応だけ巧くなる一方感動からは遠ざかる。初々しさが大切なの。
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自分と重なる部分があって、 こっばずかしい想いが蘇り 叫びだしたくなる自分を抑えるのに大変でした。 懐かしい単語がゾロゾロ出てくるたんびに 遠い昔を思い出し、また赤面してしまうという 私的にはとっても恥ずかしい話でありました。 もーバカバカ昔の自分。
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最初の方は下ネタばかりでもういいよってツッコミを入れたいくらいだったけれど、その他は至って普通の昭和な香りのする青春小説風。冴えない主人公とかわいいヒロインがひょんなところで会ってしまい、、のような流れで特筆することはなく、大槻さんの作品にしてはおとなしい印象を受けた。しかし、こ...
最初の方は下ネタばかりでもういいよってツッコミを入れたいくらいだったけれど、その他は至って普通の昭和な香りのする青春小説風。冴えない主人公とかわいいヒロインがひょんなところで会ってしまい、、のような流れで特筆することはなく、大槻さんの作品にしてはおとなしい印象を受けた。しかし、これはまだ三部作の一つ目である。実際、物語はまだ動き出したばかりなのだ。期待して二部、チョコレートを取る。
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大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン グミ編」読んだ、今更になってw 高校生の時に読んでれば、ああ彼らは俺で俺は彼らなんだ、よし、隅っこでいじけてないで、なんかやっちゃるかい!と思ったのかもしんないけど、日々せこせこ働いてるサラリーマンになっちまった今となっては、ケンゾーの肥大...
大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン グミ編」読んだ、今更になってw 高校生の時に読んでれば、ああ彼らは俺で俺は彼らなんだ、よし、隅っこでいじけてないで、なんかやっちゃるかい!と思ったのかもしんないけど、日々せこせこ働いてるサラリーマンになっちまった今となっては、ケンゾーの肥大した自己意識も選民感も、なんだかこっぱずかしくなるなw何が問題って、ケンゾーのもんもんした青臭い悩みや恨み辛みに、まだまだ全力で共感できちゃう自分の幼さだ。と思ったのです。
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いい意味で最高にくだらなく、切なく、甘酸っぱい物語です。 青春いいなー。そして言葉が意外と深い。 色々考えちゃいます。 おもしろくて一瞬で読み切りました。
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面白くて3部作いっきに読み進めたなぁ。 あの頃のもどかしいようななんとも言えない感覚がよみがえります。 そしてサブカル好きな自分にはまたグッときました。
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暴発寸前なほどに膨れ上がった過剰な自意識、承認欲求。知りたかったことや言ってもらいたかった言葉はここに書かれてる、そんな気がする。
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とりあえず 男ってバカだなぁ・・ って思います。 でもそのバカなとこが良かったりするよね。 男の子の青春て女の子から見るとなんかうらやましい。ばかばかしくって楽しそう!! とにかく登場人物はずーっと悶々としてて、ネガティブで、 うざくて「うじうじしてんじゃねーよ!...
とりあえず 男ってバカだなぁ・・ って思います。 でもそのバカなとこが良かったりするよね。 男の子の青春て女の子から見るとなんかうらやましい。ばかばかしくって楽しそう!! とにかく登場人物はずーっと悶々としてて、ネガティブで、 うざくて「うじうじしてんじゃねーよ!」って言いたくなっちゃうんだけど、 ちょうどよく作者がつっこみを入れてくれるからイライラしないの! 書き方がすきです。 前半はくだらなすぎたけど、後半は自分との格闘がはじまって良い。 チョコレート編がたのしみ!
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「俺は他とは違う」って本気で思ってた時期が俺にもあった。でも実際何が違うのかと問われれば何も違わないわけで、でもそれを受け入れたくないって気持ちがあってモヤモヤする小説。っていうか今でも「俺は他とは違う」と信じていたりする。
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