グミ・チョコレート・パイン グミ編(グミ編) の商品レビュー
「俺は他とは違う」って本気で思ってた時期が俺にもあった。でも実際何が違うのかと問われれば何も違わないわけで、でもそれを受け入れたくないって気持ちがあってモヤモヤする小説。っていうか今でも「俺は他とは違う」と信じていたりする。
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高校入学を機に、情けない中学までの自分とはおさらばしたいと悶々と過ごしていた頃に、オーケンの本を沢山読みますます悶々と過ごしていた。 中学、高校時代が人生のピークだったと思っている人にはわからないであろう、考えすぎの美学を持った主人公、ケンゾーには当時凄く共感していた。 今でも、...
高校入学を機に、情けない中学までの自分とはおさらばしたいと悶々と過ごしていた頃に、オーケンの本を沢山読みますます悶々と過ごしていた。 中学、高校時代が人生のピークだったと思っている人にはわからないであろう、考えすぎの美学を持った主人公、ケンゾーには当時凄く共感していた。 今でも、好きなものに対する情熱が薄れたと感じた時には、本書を読み返し、原点回帰させてもらっている。 ありがとう、ケンゾー 君は俺の永遠のサブカル師匠です。
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甘酸っぱい。とても甘酸っぱい。 今読んでも甘酸っぱいのだろうか。 童貞のうちにこの本に出合えたことはとても幸せでした。
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初めての大槻ケンジさんの作品を読ませていただきました。 なんとも主人公が可愛いくて、 同じ世代ではないけど、とても楽しめました。
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言わずと知れた、オーケンが書いた本。 どーせ歌手さんが書いた本でしょ?って舐めてたら、思いもかけず良かったです。 とにかく下品なんですが、それでも!どーしても!爽やかな気がします。 あぁ青春だなぁと。 この文系少年がウダウダする感じは、森見さんに似ている気がします。 まぁ、こち...
言わずと知れた、オーケンが書いた本。 どーせ歌手さんが書いた本でしょ?って舐めてたら、思いもかけず良かったです。 とにかく下品なんですが、それでも!どーしても!爽やかな気がします。 あぁ青春だなぁと。 この文系少年がウダウダする感じは、森見さんに似ている気がします。 まぁ、こちらが先出なんですが、何度も思い出しました。 ちなみにカバーイラストを描いている江口寿史さん、大好きなんですが、このグミチョコシリーズはちょっと苦手……。 特に次巻のチョコ編が最も苦手なんで、次に画像を上げる時に注目して下さい。
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シリーズ全部読んでおもしろいと感じたはずなのに、これといった印象がない。 3つに分けてしまったことで中身が薄くなってしまった気がする。そういう意味では村上龍の69の方がスピード感と濃さがあって好き。
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なんとなく有名な本なんだなぁという認識で買ったら、 めっちゃ面白かったです。 すいすい読めるし、共感できるし、 チョコ編、パイン編まであっという間に読んでしまいました。 ただの読み物としても面白いし、 それ以上にいろいろ考えさせられもしました。おすすめです。
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この物語はリビドーの塊。 この本によって青春を台無しにされ、青春を救われた。ふざけんな、そして、ありがとう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「グミ・チョコレート・パイン グミ編」2 著者 大槻ケンヂ 出版 角川文庫 p15より引用 “その時「僕は一度たりともそんな行為をしたことがない」 と語るような男は、過去に父と母を殺し、 常習の麻薬中毒でサギ師の大ウソつきに違いないから、 悪いことはいわない、すぐにわかれるべし。” ロックミュージシャンである著者による、 青春群像小説。 他の人たちとは違うと思っていながらも、 それをどう示していいかわからない、 そんな主人公達の日々が楽しく書かれています。 上記の引用は、 オナニーに関しての一文。 主人公は毎日三回という描写ですが、 結構丈夫な局部だなと思います。 デリケートな部分なのですりむけてしまって、 いつまでも傷が治らないような気がします。 大体そんなに回数をこなしていたらティッシュの消費量で、 親に怒られること必至なのではないでしょうか。 フィクションなのでまぁどんな事でも大丈夫でしょうが、 実際に毎日三回できる人は相当な才能だと思います。 ーーーーー
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非リア充が、モンモンと何かしないと、と思い悩みながらの青春物語。 アメトーークの「中学の時イケてない芸人」を見て、「わかる、わかるぞ、その気持ち」と思える人ならきっと楽しめる物語。 「こいつらに何かできるなら、自分にも何かすごいことができるはず」という気持ちが生まれました。
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