グミ・チョコレート・パイン グミ編(グミ編) の商品レビュー
初っ端から飛ばしまくりでこの先どんな展開になるんだと高揚感と絶望感でいっぱいだったけど、予想以上(想定外?)におもしろかった。 本能に従って生きてる感じとかたくましくて馬鹿げてて、今の中高くらいの子たちもこうあってほしいと思った。
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もう随分前から興味があったが手を出してなかった作品。 1993年に出版されているということで、もうかれこれ10年以上手をつけていなかったということになる。率直な感想としては、面白かった!と。先が気になりさくさく読み進めることができた。大槻ケンヂ、なかなかにやるではないか!エ...
もう随分前から興味があったが手を出してなかった作品。 1993年に出版されているということで、もうかれこれ10年以上手をつけていなかったということになる。率直な感想としては、面白かった!と。先が気になりさくさく読み進めることができた。大槻ケンヂ、なかなかにやるではないか!エンタメ作品として十分に読者を楽しませることができる作品に仕上がっている。「筋肉少女帯」の楽曲の独自性は文学にも見事に活かされている。オーケン才能あるよ! この小説はサブカル感満載で、ロックやコンプレックスやリビドーに溢れていて、読者を高校生あたりの青春時代に引き戻してくれる力がある。きっと本人が楽しんで描いたのだろうなと。もっと早く読んでれば良かった!続きが気になる!
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大槻ケンヂの青春小説的自伝、「グミ・チョコレート・パイン」のグミ編。物語の前半はあまりの下らなさ(およびシモネタの多さ)に挫折しそうになったが、半ばから俄然面白くなってきた。若者特有の「自己愛」「コンプレックス」についての言及が非常に的を得ている、ような気がする。「自己嫌悪の黒いカーテン」とかね。さすがアングラ界の重鎮(?)大槻ケンヂ。ノイズ・バンドが気になるのでチョコレート編も早く読みたいけれど。 「人生よ。あたしはね、人生ってグミ・チョコレート・パイン*1だと思うの」
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こいつは高校時代の自分だ とおもった。 チョコ編、パイン編ではもっと人間関係とかいろいろ広がっていって3編通しておもしろいです。 でもやっぱりグミ編が一番。
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文体や技法的にはかなり荒削りだけど、「なにかしたい!」という霧の中の学生的もんもんがよく伝わり、コアカルチャーの伝えたさはセリフ回しとして不自然な部分もあるが、バンド方向は好きなのでOK。久々に青春にふれよう。
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自分は何かができるはずだけど何をしたら良いのかわからない、でもなにかしたい! という感情をみごとに表現していると思う。 高校時代を思い出すなあと思いながら、 軽快な文体で、サクサク読んでしまいました。 もっと若かったときに読めばよかった!笑 続きも気になるから読もうと思います....
自分は何かができるはずだけど何をしたら良いのかわからない、でもなにかしたい! という感情をみごとに表現していると思う。 高校時代を思い出すなあと思いながら、 軽快な文体で、サクサク読んでしまいました。 もっと若かったときに読めばよかった!笑 続きも気になるから読もうと思います. 2011.04.22
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2011.04.16 『グミ編』開始 2011.04.17 読了 2011.04.18 『チョコ編』開始 2011.04.20 読了 2011.04.21 『パイン編』開始 2011.04.23 読了 パイン編のあの高揚感はたまらない。 賢三がバンドにおける居場所を見つけた瞬...
2011.04.16 『グミ編』開始 2011.04.17 読了 2011.04.18 『チョコ編』開始 2011.04.20 読了 2011.04.21 『パイン編』開始 2011.04.23 読了 パイン編のあの高揚感はたまらない。 賢三がバンドにおける居場所を見つけた瞬間の描写、というか映像そのものがそれこそ本当に映像になっていて、そのリアルさたるや言葉にできない。 高校生やそこらに出会っていたらどうだったろうか。
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イタリアに持って行って、飛行機や電車の中で読んだ。 続編が手に入れられなかったので2度読んだ。 高校生時代の、男の子特有の、こういう気持ち。 完全に理解するのは到底不可能だけど、 女の子側にも絶対存在するのだ。 少し違った形で。 前向きなのがとにかくいい。 イタリアで、一人心細く、地震のニュースも聞いて、 不安だったときに、元気をくれた1冊。
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読み始めたらあっという間でした。 男子の本音小説というかんじ。 馬鹿だなあエロいなあと思うけど、 知らないようで共感できる部分もあり。 大槻ケンヂやるなあ。 男は読むべき。 きっと私より楽しめるはずだ。 とりあえずチョコ編へ進む。
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大学のバンドの発表会で歌われていた林檎もぎれビームという曲で大槻ケンヂさんの存在を知って読んでみました。
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