詩的私的ジャック の商品レビュー
森さんのミステリィが大好きな私としては物足りない感じがした。なんとなく、腑に落ちない気がした。萌絵ちゃんが頑張っていて見ていて楽しかった気もする。
Posted by
好奇心というのは粋でもあり無粋でもある 好奇心がなければ発見も習得もない かといって知らなくて良いことも知ろうとしてしまうこともある どのレベルが粋でありどのレベルからが無粋になるのか それは人によって異なるもの 人を行動にうつす心理(動機)はその人にしか理解できない それでも...
好奇心というのは粋でもあり無粋でもある 好奇心がなければ発見も習得もない かといって知らなくて良いことも知ろうとしてしまうこともある どのレベルが粋でありどのレベルからが無粋になるのか それは人によって異なるもの 人を行動にうつす心理(動機)はその人にしか理解できない それでも人間社会では行動に意味がなくてはいけないことの方が多い なぜ行動に意味がないといけないのか きっと不安になるからだ 「そんな事で」と思うことも思われることもよくある けれど本人にとって「そんな事」とはおもえない程の重要性がそこにはある それこそ行動の動機になるなにかがそこには潜んでいるが、 その事の重要性は絶対に本人にしかわからないのだとおもう この小説を読んでいて萌絵の好奇心と犀川先生の好奇心の方向は何が違うのだろうと考えた そして犯人の動機を知っても理解できないことが当たり前でいいのだと思えた なんにしろ事件そのものへの興味よりもそんなことを考えながら読んだ1冊 このシリーズは事件以外の部分にもいろいろな意図をもっているとおもうけど これまでに事件に興味をもたなかったのも今回がはじめてでした でも、なんで萌絵は酔った勢いで言ってしまったこととはいえ、無かったことにしたんだろう それをわたしが考えることも無粋か
Posted by
感想ブログ http://ameblo.jp/richy4/entry-10698026000.html
Posted by
理系ミステリーS&Mシリーズ第4弾☆ おもしろかった(^ワ^)☆ 犀川の萌絵への気持ちの変化や萌絵の犀川への気持ちの変化にこれから注目ですね♪
Posted by
S&Mシリーズ4作目。 犀川のホームであるN大学と、臨時講師を依頼されたS女子大とで起きる連続密室殺人事件のお話。 今回は萌絵がメインで動き、犀川は萌絵からの又聞きっていうパターンが多い。 犀川の出張も多く、萌絵が一人で奮闘する姿が、ハラハラするやら、空回りが恥ずかし...
S&Mシリーズ4作目。 犀川のホームであるN大学と、臨時講師を依頼されたS女子大とで起きる連続密室殺人事件のお話。 今回は萌絵がメインで動き、犀川は萌絵からの又聞きっていうパターンが多い。 犀川の出張も多く、萌絵が一人で奮闘する姿が、ハラハラするやら、空回りが恥ずかしいやら、可愛らしいやら。 ミステリーの質がどうこうというより、今回は萌絵と犀川のラブが読んでて楽しかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
犀川先生の考え方がとても面白い本。事件自体はまぁまぁ程度 あらすじは、密室で女性が殺される連続殺人事件が起きていき、殺された女性の肌に必ず、アルファベットが1字書かれている。そして、犀川先生は研究のため中国へ行っている。どうする!みたいな話
Posted by
本のページを折って、ノートなどに書き留めておきたい言葉がいくつもあった。 どのキャラクターも愛すべき存在だと思う。だから面白い。 まだまだこのシリーズが半分以上あると思うと楽しみで仕方がない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今までで一番技術的な話が多かった気がする。 萌絵が少しずつ成長するのがわかる。 ポケベルが登場したので、もう15年も前の作品なんだと改めて感じ、それでもこの面白さ…。頭を使ってぐっすり眠れる作品です。 なかなか同性愛とか当時は珍しい題材かと思う。 萌絵と犀川の今後も少し発展??
Posted by
震災以後、森博嗣ばかり読んでいる。よくわからずに、借りたままになっていた本に手を伸ばして、しばらくはこの世界に浸っていようと思っていた。なぜか、いままでにない心地よさを感じている。 テレビにもネットにも触れていない。情報ではなく、あふれかえる人の感情に耐え切れず。自分を閉じ...
震災以後、森博嗣ばかり読んでいる。よくわからずに、借りたままになっていた本に手を伸ばして、しばらくはこの世界に浸っていようと思っていた。なぜか、いままでにない心地よさを感じている。 テレビにもネットにも触れていない。情報ではなく、あふれかえる人の感情に耐え切れず。自分を閉じているのがわかる。考えているような、考えていないような時間が過ぎる。ままならない。手につかない。そのなかで、森博嗣の世界だけには触れていられる。好きなマンガ家の新刊でも一粒の涙も出ないのに、森博嗣の文章で、涙がにじむ。作品の内容に感動しているわけではなくて、おそらく、丁寧な観察がそこにあるからだ。 犀川の現状認識は、とても精密だ。目に見えるものを一つひとつたぐって、目に見えないものにたどりついて、じっと考えて、戸惑う。いつもは読み過ごしてしまうかもしれない過程が、いまはくっきりと現実を見せてくれるような気がする。物語をくっきり見せてくれている気がする。 森博嗣の言葉と言葉は、一つひとつがきちんとつなげられている。きちんと整っている。整っているからこそ、整っていない部分が浮き彫りになっている。やみくもに感情の渦が入り混じっているこの現実よりも、はっきりと物語の世界が現実のように浮かび上がっている。わたしは今日もその中に身を投じる。逃避と呼ばれてもかまわない。逃避もできない文章など、価値はない。少なくとも、いまは。
Posted by
4冊目にして犀川創平と西之園萌絵の人柄に惹かれてきた。世間一般の推理小説と違い、動機に重点を全く置くことなくリアリティを追及している。犀川が二つの言葉の意味の違いを問う所が好き。
Posted by