詩的私的ジャック の商品レビュー

森博嗣(著者)

2013/06/24

犀川先生と萌絵のコンビ、Ｓ＆Ｍシリーズの第4作目。
推理小説だが、犯人の動機や人間関係などの複雑さなどより、密室殺人の解明に重きがおかれた展開。そして、巻末の解説が、面白い。

2013/05/21

シリーズ第4弾。
何回も読み返して、今更、このシリーズは密室ものなんだ、って気付いた。
トリックは変わるものの、話の展開は同じ。でも、何回も読み返せるのは、登場人物が魅力的だからなのかなぁ。
この作品は結城のカリスマ性が足りないから、あんまり好きじゃない。

2014/02/07

犀川4作目。3つの密室と4人の死体、どうやって密室にしたのかよりも、何故密室にしたのかという謎解き。そして相変わらずな犀川と萌絵の関係。

2013/05/07

密室のトリックよりも、犯人よりも、犀川先生と萌絵の会話や関係が気になって仕方がない。
シリーズ読破しなきゃ。

しかし、最後の犀川先生にはやられた。

(たった今、君が突然言い出した、押しつけがましいお願いが、希望で……、
僕がそれを断った、言葉では説明できない曖昧な理由……、それが夢だ)

2013/05/06

現状読んだＭＳシリーズの中で一番感動した。
トリックや、推理もろもろぶっとばして
最後の一文に、森先生の読者への愛を感じた。

2013/02/27

相変わらずの理系色。
専門用語がわからなかったり。。

Ｚ→２は読めてました。
密室はさっぱり。

2013/02/16

「すべてがFになる」から始まるS＆Mシリーズの第四作。

ロック歌手が犯人と思われる連続する密室殺人事件

僅かな情報から（それゆえに？）推理をパッとしてしまう犀川（さいかわ）教授はもはや神レベル！
動機の部分をごっそりと後回しにして、事件を論理的に解いてしまう。

西之園萌絵（にしのその もえ）も、やはり天才レベルの思考と計算能力を持っていながら、まだまだ子供に見えてしまう。

萌絵の”動”、犀川の”静”、（あと国枝桃子はと言うと"冷"＆"熱"かな・・・いや"辛"？）、そのマッチが素晴らしい！

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【内容（「BOOK」データベースより）】
大学施設で女子大生が連続して殺された。現場は密室状態で死体には文字状の傷が残されていた。捜査線上に浮かんだのはロック歌手の結城稔。被害者と面識があった上、事件と彼の歌詞が似ていたのだ。N大学工学部助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が、明敏な知性を駆使して事件の構造を解体する。
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2013/02/08

面白かったー。　　なるほどねぇ。　　　
実は私も殺人に対する動機については、それほど重要視するタイプではないんですが、まぁ動機が劇的であれば、それは人間ドラマとして楽しめますし、別に軽視してるわけではないのですが、ミステリならばやはりトリックに重点を置いて然るべきで、トリックを含めた謎、人間関係の意外な繋がり、点と点が一本の線で結ばれる展開とか、全体を構成するすべての要素がミステリになっているのが理想ですが、今作のようにトリックと謎解きが作品のほぼ全てで、人間関係についてはもちろん犀川と萌絵の二人の関係に対して紆余曲折があったりするけど、純粋にトリックと謎解きを楽しめる一作でした。　　　
今回は解説も分かり易くて面白い内容だった。

2013/01/22

相変わらず作品の雰囲気は好きだし、犀川の言葉はいちいち面白くて楽しいのだが、萌絵のキャラに弱冠イライラさせられた。まぁ、これも作品の内と言うことで。
全体通して強引な部分も見受けられたけど、最後には上手く纏まっていました。

2013/01/18

S＆Mシリーズ４弾　女子大生連続殺人事件　猟奇的犯行　切り裂きジャック？　密室殺人→なぜ密室をつくったか　捜査線上に浮かぶ人気ロック歌手　犀川はお留守番で萌絵一人が張り切っている印象　犀川と萌絵の関係　今回は国枝助手の出番が多くて嬉しい　密室のトリックは少し残念かも？合わなかった