百鬼夜行 陰 の商品レビュー

京極夏彦(著者)

2011/12/19

初めて読んだ京極作品がこれだった。
いきなりサイドストーリーから入ったというのに、サイドだなんて気づかなかった。
ダメな奴や嫌な奴の思考を理解させる――あまつさえ共感さえさせてしまう力に衝撃を受けた。

2009/10/04

京極夏彦さんのタイトルの付け方は
本当に内容と一致していて分かり易い。
まさしく、「陰」な本でした。

2009/10/04

私が最も気に入っている短編は木下刑事の話と関口くんの話です。過去の話は基本的に好きなのですけども、京極さんの短編に描かれている過去は悲しく過酷な過去ばかりでした。読了した途端どっと冷や汗が出ました。

2010/01/08

京極堂シリーズ短編集。メフィスト連載時にすべて読んでいたが、購入。姑獲鳥から塗仏の間のサイドストーリー

2009/10/04

シリーズで出てきた犯人や、被害者などの脇役サイドストーリー。
一人一人じっくり、じっとり書かれていてまさに「うへぇ」ってかんじ。
でも時々「えっと…誰だっけ? 」ってのが。もう一回シリーズ読み直さなきゃか?

2009/10/04

京極堂シリーズの脇役に焦点が当てられている。彼らがあの時何を思ったか、何を感じたか。サイドストーリーです。

2009/10/04

暗ぁ！(半泣き)

「塗仏の宴」まで読んだ後にお読みください。
ああ！あのときのあの人か！と思い出して、
思わずニヤニヤすること請け合い。＞変態。

2009/10/04

[姑獲鳥の夏]〜[塗仏の宴]の番外編というか、短編集です。
なんていうか…切ないです、えぇ。事件で亡くなった人の話とかだともう泣けるってカンジで。
ただ、久々に怖かったです。日常の話っぽいというか、日常の隙間な話っていうのか…。とにかくそんなカンジなので、ありえそうで怖いです。

2009/10/04

たまたま電車で隣に座った人、挨拶を交わす程度の近所の人が、ひょっとしたらこんな心の闇を抱えているかもしれない。

2009/10/04

「短編だから読めそう」と思う落とし穴。長編の方にしっかりリンクしているので、両方読まないとわかりません。相乗効果で二度おいしいです。