チョコレート戦争 の商品レビュー

大石真(著者),北田卓史

2024/05/01

昔読んだような気がするが、たまたまSNSで関連する投稿を見かけて読み直してみた。
挿絵が印象的で覚えている人も多いのではないか。

子供向けでありながら、学びが多い作品だと感じた。状況から相手の話を聞かずに悪いと決めつけることはいけない、正直に話すことが大切であるとおもしろいストーリーで伝える作品だった。

2024/04/12

子供の頃に読んだはずなのにすっかり忘れていて、図書館へ。書庫にありました。図書館の奥の静かな書庫で、しんと静かに、誰かに読まれるのを待っていたのかしら。
おそらく家に電話がないので公衆電話を使ったり、エクレアやシュークリームが特別なお菓子の世界なんて、今の子には異世界なようなのかな。
お母さんの口調とか、町の空気とか、確かに今のそれとは違うけど、平和で童話的でありながら、ドキドキハラハラする、今でも引き込まれるお話なのにな。

2024/03/26

子どもの頃読んだ本。これも子どもの本の定期便の一冊だった。
町で人気の洋菓子店のショーウィンドーが割られた。その濡れ衣を着せられた子どもたちと洋菓子店の戦い。それがまさしくタイトルの『チョコレート戦争』だ。細かい成り行きは忘れても、事件の発端と、それが冤罪であること。子どもの勝利に終わること。エクレア（エクレール）の甘いイメージが、子どもの頃の記憶と共に残ってる。
昭和の小学校の雰囲気。なんか少年ドラマシリーズっぽい雰囲気もあるような⁇そういえば、映像化されたことはあるんだっけ⁇
中に出てくる値段は、昔のまま。今の子はわかるかな⁇
読み終わった本は譲るつもりでいるのだけれど「愛蔵版」などと書かれると、ちょっと決心が揺らぎそう。

2023/11/01

子どもに読み聞かせ。
テンポ良く痛快なストーリーで面白い！
真っ直ぐな子どものプライドをかけた闘い。
谷川社長も最初は嫌な奴だと思ったけど
苦労人だから根はいい人。
負けを認めることができる大人。
謝ることができる大人。
気持ちよく読み終えることのできる話だった！

2023/10/12

ピストルを持っていたという理由で
ガラスを割った犯人にされてしまった子どもたち
仕返しでショーウィンドウに飾ってあるチョコレートの城を盗むことにするが果たして上手くいくのか？！
大人vs子ども

2023/09/23

ほぼ60年前発売の本なので、子供たちの会話が古くさく、読まないかなーと思ったけど2日で読了。内容も現代につながるものがある。

2023/09/14

「町のだれもがあこがれる、おいしい洋菓子やさん、金泉堂。でも、大きな欠点は、ケーキの値段がとても高いことでした。
　ある日、光一は、かぜで何日も寝ている妹のために一個だけシュークリームを花押と、友だちの明と店に入りますが、２０円お金が足りません。
　店を出て、ショーウィンドーを眺めていると、突然パシっという音がしてガラスが割れてしまいます。お店の人は光一たちを疑い、信じてくれません。名誉をとり戻すために、光一たちは戦おうと決心します。さて、どんな作戦で、一体どうやって？そしてどうしてあのガラスは割れたのか？」
（『どの本読もうかな　３・４年生』の紹介より）

2023/02/16

バレンタインデーは終わりましたが。
自分が子供の頃は手に取らなかった有名な児童書。
元々の初版は1965！？
時代を感じる表現はあるものの、
子どもたちの口コミが威力を発揮するところとか、なんか現代とも通じてしまうような不思議。
私は社長の過去が描かれるところも好きです。単純な勧善懲悪じゃないとこ。
子どもたちに、いろんな人物の行動がつながって物語が動いていくの楽しんでほしいです！

2023/02/05

なぜ毎年学校に大きなデコレーションケーキが届くのか？
それには昔、老舗の洋菓子店・金泉堂と学校の子どもたちとの、熱い攻防に理由があった。
子どもたちの抗議の仕方も面白いし、金泉堂の社長も悪い人ではなくてよかった。

2022/12/31

子どもの時に好きだった児童文学。大人VS子どもの構図が楽しい。これがおもしろい子には、「ぼくらの七日間戦争」も楽しめるはず。