チョコレート戦争 の商品レビュー
小学生の時、先生が読んでくださった本です。 大学生になった今でもずっと心に残っています! とってもいい本なので色んな人に、子供たちに読んで貰いたいです!
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ブクログで好評なので、読んでみました。 なるほど~名作にして快作! こんな面白い本を読んでいなかったとは‥ 町の大通りにある憧れの洋菓子店「金泉堂」 ごほうびにも、何か良いことがあったときにも、金泉堂のお菓子が子供達の何よりの楽しみでした。 ウィンドウの中には、ショートケーキ、...
ブクログで好評なので、読んでみました。 なるほど~名作にして快作! こんな面白い本を読んでいなかったとは‥ 町の大通りにある憧れの洋菓子店「金泉堂」 ごほうびにも、何か良いことがあったときにも、金泉堂のお菓子が子供達の何よりの楽しみでした。 ウィンドウの中には、ショートケーキ、シュー・ア・ラ・クレーム、エクレールやモンブラン等々。 そしてもう一つ、すべて食べられるお菓子で作られたチョコレートのお城が! ケーキを買いに行った小学生の明と光一が、チョコレートのお城に見とれていたら、突然ガラスが割れます。 ガラスを割ったという疑いをかけられてしまった二人。 呼び出された若い先生は、二人のいうことを信じてくれるのですが。 弁明をまったく信じない金泉堂の主人に、子供たちは戦いを挑みます。 光一は仲間を募って、チョコレートのお城を盗み出すという作戦を練ります。 これは計画が偶然もれてしまい、大人の広告に利用されるのですが。 明は学校新聞の記事に困り、このことを書くことを思いつくのでした。 登場人物が大人も含めてみんな、どっか欠点があり、それも愛すべき人間らしさとして描かれています。 面白おかしい元気いっぱいな内容に笑わされて、心地良い結末にすっかり気分がよくなりました。 1965年初版。 子供向けの本は生真面目なものという常識を打ち破った作品だそうです。 大鵬幸喜というお相撲さんの名前が出るの、最近の子供達はわからないでしょうね。 つい先ごろ亡くなられたので、ニュースで見た子がいるかも? 「巨人、大鵬、卵焼き」というのが3大「子供の好きなもの」だったという。 今なら何でしょうか‥ おかずなら、ハンバーグ、カレー、スパゲティ(パスタ?)かな。 子供の好きな3大スイーツは何かな?なんて、ふと考えたりしました。 65年にはチーズケーキもティラミスもパンナコッタもなかったでしょ。 今や多すぎて、選べませんね~。 最近、ケーキが食べたくて仕方ない! いつになくエクレアやシュークリームもすごく目に付くの~この本のせいだったのね♪
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尊敬するブクログ仲間さんが、この本に登場する金泉堂を 「夢の三大パティスリー」のひとつ、と書かれていたので お菓子に目のない私としては、これはぜひ読まねば!と借りてきました。 なるほどなるほど。 こどもに戻って、ピカピカのショーケースを覗き込んでいるかのような気分♪ おいしそう...
尊敬するブクログ仲間さんが、この本に登場する金泉堂を 「夢の三大パティスリー」のひとつ、と書かれていたので お菓子に目のない私としては、これはぜひ読まねば!と借りてきました。 なるほどなるほど。 こどもに戻って、ピカピカのショーケースを覗き込んでいるかのような気分♪ おいしそうな挿絵にも、金泉堂の描写にも、わくわくが止まりません。 ウィンドーに飾られたチョコレートのお城。 ショートケーキにシュークリーム、 エクレアを「エクレール」と綴ってあるのも懐かしい。 そして、なんとも楽しいのが、 金泉堂の割れたショーウィンドーを巡って対立する大人もこどもも 基本的にはいい人なのだけれど、「あ~あ」と言いたくなるような 「困ったちゃん」な部分のほうが、むしろ張り切って描かれているところ。 私としては、一度は見て見ぬふりをする小狡さを持ちながらも こどもたちのために、金泉堂へとUターンするトラックの運転手さんが好きです♪ やり方はともかく、無実の罪をかぶせた大人の横暴に立ち上がる溌剌としたこどもたちも 自分に非があるとわかったら、毎月特大のデコレーション・ケーキを運んで 盛大なお詫びをする金兵衛さんも うれしくなるほどおおらかで、エネルギーに満ちていて。 元気がもらえる1冊です。
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1965年初版。世に出てもうすぐ50年になろうとしている日本の児童書のロングセラー。 自分がいつか母親になったら絶対子どもに読ませたい本のひとつ。 とにかく、面白い。 金泉堂に行ってみたくて、たまらなくなる(笑) 友情と目の前の魅惑のケーキの間で葛藤する子どもの心理も(笑)...
1965年初版。世に出てもうすぐ50年になろうとしている日本の児童書のロングセラー。 自分がいつか母親になったら絶対子どもに読ませたい本のひとつ。 とにかく、面白い。 金泉堂に行ってみたくて、たまらなくなる(笑) 友情と目の前の魅惑のケーキの間で葛藤する子どもの心理も(笑) 「一番のお客様」であるはずの子どもへの態度が大人げなさすぎる(笑)洋菓子屋さんの事情も、 いざという時には一致団結する子ども達のパワーも、 もう全部が面白くて。 そして、前書きがまた素敵。 まるで本当にあった事のように書いてるけど、 果たして、50年前に小学生が街一番の洋菓子屋さんのショーウインドーからチョコレートの城を盗んだのか。 そもそも、金泉堂は実在したんだろうか。 もし実話だったのなら最高に楽しいし、 違うのなら、子ども達に夢を見せようとする大人たちの本気が凄いな、 とオトナになった今、ふっと思ったり。 『ショコラ』の「ラ・セレスト・プラリーヌ」、 『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店』の「アンティーク」、 そして『チョコレート戦争』の「金泉堂」。 わたしの夢の3大パティスリー。
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完全な悪者も完全な善人もなく、みんながみんな時に間違えるものだということ。1つの行いや見た目でその人を決めつけてはいけないということが描かれていると思いました。登場人物にきちんと色んな側面があります。 また、子どもならではの登場人物の発想、行動にわくわく、そして微笑ましい気持ちに...
完全な悪者も完全な善人もなく、みんながみんな時に間違えるものだということ。1つの行いや見た目でその人を決めつけてはいけないということが描かれていると思いました。登場人物にきちんと色んな側面があります。 また、子どもならではの登場人物の発想、行動にわくわく、そして微笑ましい気持ちにもさせられます。 なんといっても金線堂の洋菓子が食べたくなりますね!(*^-^*)
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「チョコレート・アンダーグラウンド」よりこっちの方がずっとよく出来てる。by @yasumisu,@yamada_5
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児童書としてはいいと思うが、自分の仕事に誇りを持つ靴磨きの少年がなぜこんな大人になってしまったのかが気になる。 正義は勝つといったところ。
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未だに読書はあまり得意ではない自分が唯一熱中してしまった作品。 小学生の時に読んだものであるけれど、割と内容は覚えている気がする。 シュークリームの正式名称はこれで知りました^^p
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文句なしの名作。子どもの言うことをしっかり聞かない大人は嫌ですねー。コテンパンにやられてスカッとしました。 あと、武よりも筆の力が強いことだってあるってのがいい。
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なんともいえない小さい社会の中での話で、子どもの目線で書かれている作品だった。起承転結、登場人物の関わりがはっきりしていて、読んでいてわかりやすい作品。 教材になっていたこともあるのかな? とにかくなんだかかわいい作品でした。 高学年よりも中学年におすすめかな!
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