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連合赤軍「あさま山荘」事件 の商品レビュー

3.7

62件のお客様レビュー

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死者3人、負傷者27…

死者3人、負傷者27人。連合赤軍「あさま山荘」事件を、警察の陣頭指揮をとった著者が克明に再現したノンフィクション。詳細な内容。戦後の平和で豊かで自由な日本で生まれた「文明病」というコメントが印象に残った。年表、事件総括資料付き。

文庫OFF

実際にあさま山荘攻略…

実際にあさま山荘攻略を指揮した佐々淳行氏の著作。数年前に映画化されましたが、あれを見ただけだと、誰がだれなのか、何がどうなっているのか、省略され過ぎてよくわからないと思いますが、これを読んだ後に見ると、はあ、この場面だな。というのがわかって面白いです。それにしても、著者は尊敬して...

実際にあさま山荘攻略を指揮した佐々淳行氏の著作。数年前に映画化されましたが、あれを見ただけだと、誰がだれなのか、何がどうなっているのか、省略され過ぎてよくわからないと思いますが、これを読んだ後に見ると、はあ、この場面だな。というのがわかって面白いです。それにしても、著者は尊敬してるようですが、後藤田のやり方は納得できません。

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この事件のことは名前…

この事件のことは名前でしか聞いたことのなかったので、実際に知って驚かされた。

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現在TVでも活躍中の…

現在TVでも活躍中の佐々淳行氏が大きく関わった事件についての詳細。少々ドラマチックすぎるものの、よみものとしては読みやすい。資料等も充実。

文庫OFF

私が読んだのはハード…

私が読んだのはハード版でしたが、写真も挿入されていて、読み物としても重宝しますが、当時を知る資料としても役に立ちました。多少脚色されてる感はあるのですが、類似ドラマよりは随分リアルで分かり易かった。

文庫OFF

現場指揮者が綴ったドキュメンタリー

昭和47年の、連合赤軍による「あさま山荘事件」を綴ったドキュメンタリーです。実際に突入に参加し、指揮を執った著者の目から見た事件の全貌、そして日本という国の「危機管理」問題について、鋭く問う本。

yui

2024/03/24

あさま山荘事件を警察側の視点で(過激派左翼の事件史も踏まえながら)、事件の実状を描いている。いまでは考えられないほど日本情勢が乱れていて、「総括」のような恐ろしいことが行われていたと思うとゾッとした。日本を良くするためのはずが、どうして暴力も辞さない「革命」に転換してしまったのか...

あさま山荘事件を警察側の視点で(過激派左翼の事件史も踏まえながら)、事件の実状を描いている。いまでは考えられないほど日本情勢が乱れていて、「総括」のような恐ろしいことが行われていたと思うとゾッとした。日本を良くするためのはずが、どうして暴力も辞さない「革命」に転換してしまったのか?約50年前の事件だがいろいろと考えさせられた。

Posted byブクログ

2023/03/16

「連合赤軍「あさま山荘」事件」佐々淳行著、文春文庫、1999.06.10 349p ¥540 C0195 (2023.03.16読了)(2002.09.20購入)(2001.11.25/8刷) 【目次】 プロローグ 第1章 出陣 第2章 苦杯 第3章 爆弾 第4章 戦略 第5章...

「連合赤軍「あさま山荘」事件」佐々淳行著、文春文庫、1999.06.10 349p ¥540 C0195 (2023.03.16読了)(2002.09.20購入)(2001.11.25/8刷) 【目次】 プロローグ 第1章 出陣 第2章 苦杯 第3章 爆弾 第4章 戦略 第5章 偵察 第6章 死闘 第7章 凱歌 エピローグ 連合赤軍「あさま山荘」事件 関係資料 あとがき 文庫版あとがき 解説  露木茂 ☆関連図書(既読) 「東大落城」佐々淳行著、文春文庫、1996.01.10 「謎の独裁者・金正日」文春文庫、1999.02.10 「平時の指揮官有事の指揮官」文春文庫、1999.11.10 「仕事の実例「危機管理」術」三笠書房、2001.08.25 「りんごの木の下であなたを産もうと決めた」重信房子著、幻冬舎、2001.04.23 「政治とは何か」後藤田正晴著、講談社、1988.03.24 (「BOOK」データベースより)amazon 死者三人、負傷者二十七人、動員された警察官のべ十二万人、報道陣六百人。テレビ中継の視聴率は史上最高を記録。厳寒の軽井沢の山荘で何が起きたのか?当時現場で指揮をとった著者のメモを基に、十日間にわたって繰り広げられた戦後警察史上最悪の事件の一部始終を克明に再現した衝撃のノンフィクション。

Posted byブクログ

2023/02/18

最前線の指揮者が語っているだけあって臨場感と生々しさに溢れている。あの後藤田さん指名のプロジェクトチーム体制だったのですね。 東大籠城よりも更に武装度合いと過激さを増した者たちを相手にした現場警察官の方に頭が下がる。安い給料で文字通り命を張っていたのだな。 静香な人は昔から静かじ...

最前線の指揮者が語っているだけあって臨場感と生々しさに溢れている。あの後藤田さん指名のプロジェクトチーム体制だったのですね。 東大籠城よりも更に武装度合いと過激さを増した者たちを相手にした現場警察官の方に頭が下がる。安い給料で文字通り命を張っていたのだな。 静香な人は昔から静かじゃなかったようだな。

Posted byブクログ

2022/02/13

●久しぶりに貪るように読んだ本。 ●あさま山荘事件は映画やドラマで観たけれど、やっぱり本が一番リアルだと思う。非常に描写が詳細で、なおかつ抜群に読み易い。 ●突入までの経過が非常に興味深く、警察組織の難しさわ感じた。平時から非常時への切替は本当に難しい。 ●ぶっちゃけた描写もいい...

●久しぶりに貪るように読んだ本。 ●あさま山荘事件は映画やドラマで観たけれど、やっぱり本が一番リアルだと思う。非常に描写が詳細で、なおかつ抜群に読み易い。 ●突入までの経過が非常に興味深く、警察組織の難しさわ感じた。平時から非常時への切替は本当に難しい。 ●ぶっちゃけた描写もいい。後藤田長官の人間臭さよ。 ●悲劇の中にも喜劇ありはたしかにそうだなと思わせるものがある。 ●マスコミ対策をこれだけ徹底していたのにも驚き。 ●現代からすると隔世の感があるなあ…

Posted byブクログ