1,800円以上の注文で送料無料

「分かりやすい表現」の技術 の商品レビュー

3.8

77件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/06/01

「分かりやすい」表現方法を教えてくれる本。 「分かる」とはどういうことかから始まり、実際の違反例と改善例を交えながら「分かりやすくするため」の大切なポイントが書かれており、最後の第4章にはチェックポイントも収録されている。 「分かりやすい」とは「分けられている」事。情報の受け...

「分かりやすい」表現方法を教えてくれる本。 「分かる」とはどういうことかから始まり、実際の違反例と改善例を交えながら「分かりやすくするため」の大切なポイントが書かれており、最後の第4章にはチェックポイントも収録されている。 「分かりやすい」とは「分けられている」事。情報の受け手がすんなりと理解できるように、フールプルーフを意識しながら分けたりまとめたりする事が大切である。おもてなしの心。 文章術にも通じる。活用していきたい。

Posted byブクログ

2024/04/02

何かを教えたり、スライドで発表したりする場面が非常に多い現在。このような本が必要だと思い購入した。 情報発信にとって当たり前のことが書かれている。しかし、その当たり前のことができる人がなんで少ないのだろうと感じることができた。自分自身も未熟であることがわかった。 特に、「受け...

何かを教えたり、スライドで発表したりする場面が非常に多い現在。このような本が必要だと思い購入した。 情報発信にとって当たり前のことが書かれている。しかし、その当たり前のことができる人がなんで少ないのだろうと感じることができた。自分自身も未熟であることがわかった。 特に、「受け手の熱意の読み違い」には個人的に注意しなければならないと思った。

Posted byブクログ

2023/11/17

大型書店に平積みになっていた本。社会人8年目になって初めて知った本であったが、周りの人、特に理系の学校に行っていた人は複数人がこの本を知っていて、広く読みつがれている本なのだと思った。 そもそも、この本が気になった理由は、職場の部長が「君の書く文章は分かりづらい」とはっきり部下に...

大型書店に平積みになっていた本。社会人8年目になって初めて知った本であったが、周りの人、特に理系の学校に行っていた人は複数人がこの本を知っていて、広く読みつがれている本なのだと思った。 そもそも、この本が気になった理由は、職場の部長が「君の書く文章は分かりづらい」とはっきり部下に言っているのを聞いて、正直怖くなったからである。私は一回もそんなこと言われたことないが、今、自分の書く文章を振り返っても良いかなと思い、読んだ。 本の中の例は、1990年代の古い話が多かったが、だからといって本の内容自体が古臭いことは全くなく、長く読みつがれる名著ってこういうものだなと実感した。

Posted byブクログ

2023/10/21

本書は、私が新卒の頃に資料作成のバイブルとした本。 第3章「わかりにくい表現」の主犯たちは、分かりづらい表現の実際の事例を示して、何がわかりづらいのか、どう改善したらいいのかを具体的に示しています。 第4章「分かりやすい表現」のルールブックでは、さらに具体的なチェックポイントを与...

本書は、私が新卒の頃に資料作成のバイブルとした本。 第3章「わかりにくい表現」の主犯たちは、分かりづらい表現の実際の事例を示して、何がわかりづらいのか、どう改善したらいいのかを具体的に示しています。 第4章「分かりやすい表現」のルールブックでは、さらに具体的なチェックポイントを与えてくれる。 古い本ではあるが、これから資料作成について学んでいく新社会人の皆さんにお薦めしたい。

Posted byブクログ

2023/02/21

文章の表現について情報を収集したくてこの本を手に取りました。 この書籍を噛み砕くと「読み手」に積まれる情報を丁寧に組み立てようでした。 文章を読む上で、暗黙の了解になっていることから外れないことが大事であること。 読み手の頭の中で組み上げていく情報が崩れないようにすること。 ...

文章の表現について情報を収集したくてこの本を手に取りました。 この書籍を噛み砕くと「読み手」に積まれる情報を丁寧に組み立てようでした。 文章を読む上で、暗黙の了解になっていることから外れないことが大事であること。 読み手の頭の中で組み上げていく情報が崩れないようにすること。 情報を飲み込むほどに輪郭がはっきりするように導いて上げる文章を組むことが肝要だと言及していました。 1999年初版の本なので、取り上げている例は古いです。 しかし、色あせはしない問題を定義していました。 1章で問題を定義しながら、2章、3章で深掘りをして結論へ導いていました。 この本を読むことで文章が上手くなるわけではないです。 何が読みにくい文章なのかを認識することができるきっかけになりました。

Posted byブクログ

2022/09/01

読む人が「直ぐ」に「間違いなく」知りたいことに辿り着くためのルールをまとめた本。 なかなか分かり易く視点にはハッとするような話も多かった。 だがこのルールに従っていれば良いというものではないだろう。 例えば抽象化して表現するのが相応しい時もある。 どういう表現がより良いのか?自分...

読む人が「直ぐ」に「間違いなく」知りたいことに辿り着くためのルールをまとめた本。 なかなか分かり易く視点にはハッとするような話も多かった。 だがこのルールに従っていれば良いというものではないだろう。 例えば抽象化して表現するのが相応しい時もある。 どういう表現がより良いのか?自分で考える機会を与えて貰った。

Posted byブクログ

2022/06/28

良書 いろいろな「伝わらない」を1つ1つ整理して解説しています。 短期な私は、世の中にあふれる「分かりにくい表現」で怒り心頭に発することが多い 世の中にはなぜこんなに「分かりにくい表現」が氾濫しているのでしょうか が問題提起です。 気になった言葉は次の通りです ・何度読んでも...

良書 いろいろな「伝わらない」を1つ1つ整理して解説しています。 短期な私は、世の中にあふれる「分かりにくい表現」で怒り心頭に発することが多い 世の中にはなぜこんなに「分かりにくい表現」が氾濫しているのでしょうか が問題提起です。 気になった言葉は次の通りです ・何度読んでも「分からない」 ・早口・小声・小さな文字 わかりにくいの名士 ・自分たちだけの中で通用する特殊な言葉を説明なしに使っている ・「分かる」というのは「分かっている」と言い換えることができる ・情報が混沌としてわかりにくい。⇒「分ける」は「分かりやすい」、事前に整理する ・説明が受け手のレベルを想定していない。話し手にとって受け手が、何がわからないのかわからない状態になっている。 ・情報の迷子になっている。全体の地図と、その地図のどこにいるかを与えること ・見出しを使う、見出しは情報要約を兼ねる ・情報をかみ砕く、わかるようにもっと情報量を少なくする、不要な詳細を捨てる ・最も必要な部分だけを強調する、大きくする、太字にする ・情報を整理する 対比する、グループ分けする、構造を明示する ・中途半端で意味あいまいな直訳をすて、ずばり、意味しているものを指し示す 目次は以下です。 はじめに 第1章 「分かりにくい表現」がいっぱい! 第2章 「分かりやすい」とはどういうことか 第3章 「分かりにくい表現」の主犯たち  犯人1 親切心の欠如  犯人2 「受け手」のプロファイルの未定義  犯人3 「受け手」の熱意の読み違い  犯人4 大前提の説明もれ  犯人5 ガイドの欠如  犯人6 複数解釈ができてしまう  犯人7 情報のサイズ違反  犯人8 欲張り  犯人9 具体性に欠ける  犯人10 重みづけの欠如  犯人11 共通項でくくらない  犯人12 相互関係を明示しない  犯人13 視覚特性の無視  犯人14 自然な発想に逆らう  犯人15 受信順序を明示しない  犯人16 直訳 第4章 「分かりやすい表現」のルールブック  ルール1 おもてなしの心をもて  ルール2 「受け手」のプロファイルを設定せよ  ルール3 「受け手」の熱意を見極めよ  ルール4 大前提の説明を忘れるな  ルール5 まず全体地図を与え、その後、適宜、現在地を確認させよ  ルール6 複数解釈をゆるすな  ルール7 情報のサイズ制限を守れ  ルール8 欲張るな 場合によっては詳細を捨てよ  ルール9 具体性な情報を示せ  ルール10 情報に優先度をつけよ  ルール11 情報を共通項でくくれ  ルール12 項目の相互関係を明示せよ  ルール13 視覚特性(見やすさ)を重視せよ  ルール14 自然な発想に逆らうな  ルール15 受信順序を明示せよ  ルール16 翻訳はことばでなく意味を訳せ 参考文献

Posted byブクログ

2022/04/01

伝わらないのには、何かしらの理由がある事を教えてくれた本。マニュアルはもとよりプレゼン資料や教育資料を作る際にも、手元においてチェックしたいと思いました。

Posted byブクログ

2022/01/03

大学時代に読んだ名著 手に職をつけられた。そう実感する一冊です。 この本の骨子は、世の中にはびこる分かりづらさを見つけ、その問題点と改善のポイントを指摘することです。 正直、私もこの本を読むまではとにかく説明下手でした。口頭でも、テキストにしても、何を言っているか伝わりま...

大学時代に読んだ名著 手に職をつけられた。そう実感する一冊です。 この本の骨子は、世の中にはびこる分かりづらさを見つけ、その問題点と改善のポイントを指摘することです。 正直、私もこの本を読むまではとにかく説明下手でした。口頭でも、テキストにしても、何を言っているか伝わりません。反対も賛成意見ももらえず、ただ分からないというフィードバックが多い学生時代を過ごしました。 この本で指摘される、分かりづらさを生み出すタブーをいくつも犯していたのです。 しかし、この本を読んでから劇的に表現方法が変わりました。 テキスト1つとっても、改行やテキスト量、ボキャブラリーを配慮できるようになったのです。 よく、投資やクレジットカードといったお金の知識を、学校では教えてくれないと非難する声を聞いたことがあります。 実体験した今なら分かりますが、分かりやすさという分野も、これと同じです。ほとんどの人はその技術を学ぶ機会がありません。だから、多くの人は学校で見聞きした狭い範囲の話し方しかできない。一辺倒の話し方しかできないのではないのです。 分かりやすさは先天的な能力ではなく、後天的に身につけられる技術、知識です。それが理解できるだけでも価値ある一冊です。

Posted byブクログ

2020/07/23

具体例は共感できるが、例えは不自然だし、何よりチェックポイントは使えない。網羅しようとするあまり多過ぎる。

Posted byブクログ