眼球綺譚 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どの作品にもキーパーソンとして「由伊」という名前が出てくるのですが、その後も他作品に散発的に出てくるので作者のお気に入りなのかもしれません。 個人的に一番好きなのは「特別料理」。語り手の心情描写には何度読んでもにやついてしまいます。最後の数行には、背徳感と恐怖感とで笑みを浮かべながらゾクゾクしました。次点では読後感が爽やかな「呼子池の怪魚」を推します。
Posted by
非常につまらなかった。 短編集の寄せ集めなので、ストーリーはシンプルです。でも、シンプル過ぎるが故に中身がない。 要素:ホラー10・ミステリー0
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[眼球綺譚]というタイトルの割には、7つの作品の中ではそんな面白い方でも なかったかな。 [再生][特別料理]は面白かった。インパクトもあるし、ちょっとした予想外の 展開もあったし。 普通のホラーっぽいのが[鉄橋]。[人形]は怖いけどあっさり終わって印象 も薄かった。 [呼子池の怪魚]面白いような、面白くないような。 [バースデー・プレゼント]は一番意味分からなかった。全部が妄想なのか、 受け取り方が違うだけでそういう出来事はあったのかとか。 いまいちかな、という内容もあったけど、綾辻さんの文章はとても読みやすく て好きです。
Posted by
ホラー短編集。 一番「再生」が、物語としては面白かったのですが、インパクトに残ったのは「特別料理」でした。 あまり想像したくない描写が結構続きます… 食事前には読まない方が良さそうです。
Posted by
食事前に読む作品ではない。 作品の紹介 ある日、大学の後輩とおぼしき男から郵便が届いた。「読んでください。夜中に、一人で」という手紙とともに、その中にはある地方都市での奇怪な事件を題材にした小説の原稿が…。表題作「眼球綺譚」他、誕生日の夜の“悪夢”を描いた「バースデー・プレゼン...
食事前に読む作品ではない。 作品の紹介 ある日、大学の後輩とおぼしき男から郵便が届いた。「読んでください。夜中に、一人で」という手紙とともに、その中にはある地方都市での奇怪な事件を題材にした小説の原稿が…。表題作「眼球綺譚」他、誕生日の夜の“悪夢”を描いた「バースデー・プレゼント」、究極の“食”に挑んだ逸品「特別料理」など、妖しくも美しい7つのホラーストーリーを収録。著者の新境地を拓いた初の短篇集。
Posted by
これぞ平成の江戸川乱歩のワールド。 単なるホラーとはけして言えない。 少女趣味的幸福。 短編集なので読みやすい。 「再生」 「鉄橋」 「眼球綺譚」 が好き。 究極の食に挑む作品「特別料理」 は忌々しいながら、これぞ 完全なる世界といえる。 カニバリズムを...
これぞ平成の江戸川乱歩のワールド。 単なるホラーとはけして言えない。 少女趣味的幸福。 短編集なので読みやすい。 「再生」 「鉄橋」 「眼球綺譚」 が好き。 究極の食に挑む作品「特別料理」 は忌々しいながら、これぞ 完全なる世界といえる。 カニバリズムを超えるモノ。 倫理など、とてもちっぽけなもの。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初から三篇までが非常に面白かったです。「再生」で驚き、「呼子池」で切なくなり、「特別料理」で微妙な気持ちになりました。京極氏が手がけた表紙デザインもゴージャスで素敵です。
Posted by
短編集。前半のいくつかの短編が特に好きでした。 『特別料理』はなかなかグロ入っていましたね。ラストは予想できたのですが、ゾッとさせられました。 面白かったです。
Posted by
オムニバス形式のホラー。 でも多分どれもこれも繋がっている話。時系列が微妙にわからんかったけど。 最初の三篇が私好み。他はイマイチ、かな。
Posted by
話全部に「由伊」という名の女性が出てくる、 7つのホラー短編集。 だいたいのオチは読めます。。 「特別料理」はホント気持ち悪かった・・・。 「人形」のラストはなんか切なかったなぁ。。 好きな人は好きなんだろうけど、 趣味があんま合わなかったみたい。
Posted by