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眼球綺譚 の商品レビュー

3.3

78件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

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綾辻さんというだけで…

綾辻さんというだけで内容を知らずに手に取ったが、このジャンルは生理的に受け付けない。「特別料理」を読んだ後、すべてパスしました。ホラーやグロが好きな方はどうぞ。綾辻さんの本格ファンの方にはお薦めしません。

文庫OFF

2022/06/18

館シリーズや囁きシリーズ、Anotherで有名な綾辻行人。ホラーの短編集とあって読んだが、そこまでの驚きはないにしても、おどろおどろしさ、臓物が疼く感じがあってこれはこれで良いと感じた。

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2022/04/16

1999年第一刷、講談社の講談社文庫。7編。映像作品のホラーものは受け付けないのだが、文字のホラーものは読める。それも面白く思える。文字だと自分が受け入れる箇所を自分で選択できるからではないだろうか。ある程度映像を思い浮かべないと恐ろしくないが、その程度は自分で選択できるという。...

1999年第一刷、講談社の講談社文庫。7編。映像作品のホラーものは受け付けないのだが、文字のホラーものは読める。それも面白く思える。文字だと自分が受け入れる箇所を自分で選択できるからではないだろうか。ある程度映像を思い浮かべないと恐ろしくないが、その程度は自分で選択できるという。 収録作:『再生』、『呼子池の怪魚』、『特別料理』、『バースデー・プレゼント』、『鉄橋』、『人形』、『眼球綺譚』、他:「文庫版あとがき」、解説:「解説」日下三蔵(ミステリー研究家)、1995年10月集英社の単行本の文庫版。

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2021/09/03

読み終わった後、モヤモヤする話が多い。その中でも、『再生』や『特別料理』はオチがはっきりしていて楽しめた。

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2017/11/06

絢辻行人のホラー小説ということで、古本屋で購入。ホラー小説というよりは怪奇・幻想小説というべきな気もする。 個人的には「再生」「特別料理」「鉄橋」が好き。ベタだけどそのベタさが好き。「人形」もベタだけど、ちょっと工夫を凝らして幻想的(ファンタジーという明るい意味ではない)になっ...

絢辻行人のホラー小説ということで、古本屋で購入。ホラー小説というよりは怪奇・幻想小説というべきな気もする。 個人的には「再生」「特別料理」「鉄橋」が好き。ベタだけどそのベタさが好き。「人形」もベタだけど、ちょっと工夫を凝らして幻想的(ファンタジーという明るい意味ではない)になっててまあまあ好き。「バースデー・プレゼント」は幻想色が強くてう〜んという感じ。表題作の「眼球綺譚」もまあまあ。不思議で不気味な雰囲気を醸し出して、最後は定番のど真ん中という感じは嫌いではないけど特別好きでもない。 部屋暗くしてデスクライトだけ点けて読めばよかったかも。もちろん、夜中に、一人で。

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2017/08/21

これはまあ、”へ~”くらいの感じで。夏真っ盛りってこともあり、やや意図的に怪談・奇談チックなものをチョイスしてるんだけど、ちょっとそっち方面に食傷気味になってきたせいもあるのかも。氏の諸作品は好きなんだけど、これに関しては、この短編が一番好き、ってのも選べないくらい、どれも似たり...

これはまあ、”へ~”くらいの感じで。夏真っ盛りってこともあり、やや意図的に怪談・奇談チックなものをチョイスしてるんだけど、ちょっとそっち方面に食傷気味になってきたせいもあるのかも。氏の諸作品は好きなんだけど、これに関しては、この短編が一番好き、ってのも選べないくらい、どれも似たり寄ったりの印象でした。疲れてるのかな?わたし。

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2017/07/15

ホラー短編集。それぞれ別個の作品だけど、重要な女性の名は共通して「由伊」になっている。綾辻さんは「あとがき」で同一人物かどうかは読者に任せる…と書いてるが、おそらくは記号みたいなものなんだろう。 「再生」「呼子池の怪魚」「特別料理」「バースデー・プレゼント」「鉄橋」「人形」「眼...

ホラー短編集。それぞれ別個の作品だけど、重要な女性の名は共通して「由伊」になっている。綾辻さんは「あとがき」で同一人物かどうかは読者に任せる…と書いてるが、おそらくは記号みたいなものなんだろう。 「再生」「呼子池の怪魚」「特別料理」「バースデー・プレゼント」「鉄橋」「人形」「眼球綺譚」 全編なかなかにおぞましい描写が多く、さすがだなと思ったけど、中でもよかったもの。 「再生」 トカゲのように切った部分からまた同じものが生えてくる…異常な体質の妻由伊が病に侵され、死の間際に夫に頼んだのは…… 「特別料理」 エリンと同じ題名・同じモティーフで挑戦するなんて、チャレンジャーだな。でもこっちの方がより直接的でグロイ。 「バースデー・プレゼント」 クリスマスと共に20歳の誕生日を迎える由伊。だんだん不気味になっていく雰囲気がすごくよかった。 「眼球綺譚」 出版社に勤めている主人公のもとに大学時代サークルで知っていただけの倉橋という男から送られてきた小説。そこには目玉を刳り貫く連続殺人鬼と過去にある記憶を封印していた男の残酷な関係が綴られていて…最後の話は少し長めだけど、作中内小説「眼球綺譚」が不気味で、幻想的な面白さがある。

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2016/11/08

私は待っているのだった。    人形 いま俺は××××を食べたのだ。  おーい・・・・・・          眼球 「誕生日おめでとう」      怪魚 読んでください。夜中に、一人で。 【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】 https://...

私は待っているのだった。    人形 いま俺は××××を食べたのだ。  おーい・・・・・・          眼球 「誕生日おめでとう」      怪魚 読んでください。夜中に、一人で。 【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】 https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7200198876&mode=one_line&pvolid=PV%3A7200498843&type=CtlgBook

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2016/11/03

2016年、34冊目は綾辻行人のホラー短編集。 各々、簡単に……。 再生:特殊な肉体を持つ妻とその夫の話。展開&オチはホラー好きには、ベタ。ただし、数本引かれた伏線によって、絶望系になってる点は好み。 呼子池の怪魚:池で釣った奇妙な魚の話。決まり手は引き落とし、って感じのオ...

2016年、34冊目は綾辻行人のホラー短編集。 各々、簡単に……。 再生:特殊な肉体を持つ妻とその夫の話。展開&オチはホラー好きには、ベタ。ただし、数本引かれた伏線によって、絶望系になってる点は好み。 呼子池の怪魚:池で釣った奇妙な魚の話。決まり手は引き落とし、って感じのオチ。 特別料理:悪食夫婦の話。オチは〈ランクB〉と予想していたが、その上が存在した。そして、一見ハッピーエンド的、ラスト5行。9割以上の読者はゾクりとくるはず。 バースデー・プレゼント:クリスマスイブが誕生日の女子大生の話。抽象的、幻想ホラー。自分、この系統、あまり好みではないので……。 鉄橋:夜行列車での旅の途中。その大学生4人の話。オーソドックスな「怪談」的印象。 人形:実家に帰省中の若い作家の話。成長譚(?)的ホラー。テーマ的にも、展開的にも目新しさは特に無し。 眼球奇譚:出版社に勤める主人公のもとに、大学の後輩から、小説のようなモノが届く。ミステリー作家ならではの技巧で興味深い表題作。 好みは「特別料理」「眼球奇譚」が頭1つ(以上)抜けてる。以下省略。全体的には、期待値に届かずって感じ。

Posted byブクログ

2014/11/16

ホラー短篇集というよりはグロ短篇集かも(@_@;) 虫嫌いの私は「特別料理」を読みながら 「..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ ギャァ!!」 「ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ」の連続でした。。。

Posted byブクログ