ボーン・コレクター の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
海外鑑識ドラマが大好きなのでその乗りで読めると思っていたら大間違いでした。文字にするとこれほど残酷とは。恐ろしい描写に震え上がった。被害者の苦痛や恐怖が伝わってきて「お願い!早く助けてあげて!」と心で叫んでいた。考えさせられたのは人の尊厳。生きることは喜びにもなれば地獄の苦しみにもなる。自らの命を絶ちたいと切に願うライムが被害者を救っていくこのストーリーはとても深い。復讐のために殺したり生かしたり、生きたいと願う目的が殺人であったり、人の「生」とはなんなんだ。シリーズ読破したい。介護士のトムがお気に入り。
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いまさらジェフリー・ディーヴァ―を読み始めることにした。ミステリー好きとして抑えておかないといけないと。 ということで、リンカーン・ライムシリーズからスタート。 古きニューヨークを時代背景に現在のニューヨークも出てくるが、きっといまのニューヨークの地理がわかっているとより面白いん...
いまさらジェフリー・ディーヴァ―を読み始めることにした。ミステリー好きとして抑えておかないといけないと。 ということで、リンカーン・ライムシリーズからスタート。 古きニューヨークを時代背景に現在のニューヨークも出てくるが、きっといまのニューヨークの地理がわかっているとより面白いんだろうな。 図書館で予約してしまったリンカーン・ライムシリーズの新作の順番が来る前に過去のシリーズを読破できるか?頑張らねば。
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面白かった。鑑識についての専門的なこともすごく興味深かった。猟奇殺人的なものばかりで、殺されるところは本当に恐かった。読み応えのある本。映画化されているが、映画より断絶こっち。映画はつまらなかったです。
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Uhm...the Big Date(';')。you know, very heavy. but the story will let you know. Lincoln Lime Series, the first.
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映画を見てないけれど。ページターナーのジェフリー・ディーバーの最高傑作。脊髄損傷で動かせるのは左手の薬指と首から上だけになった元腕利き鑑識捜査官のリンカーン・ライム。そんな彼のところに古巣のニューヨーク市警から捜査依頼が舞い込む。ライムの寝室を舞台に繰り広げられる科学捜査と生きる...
映画を見てないけれど。ページターナーのジェフリー・ディーバーの最高傑作。脊髄損傷で動かせるのは左手の薬指と首から上だけになった元腕利き鑑識捜査官のリンカーン・ライム。そんな彼のところに古巣のニューヨーク市警から捜査依頼が舞い込む。ライムの寝室を舞台に繰り広げられる科学捜査と生きる希望さえ失っていたライムの頭脳が躍動する。何より、こんな証拠(わずかな毛、現場の土など)から驚きの推理が導かれ、そして、犯人はまさかのあの人!すごく面白い。
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まあまあ面白かったです。 犯人が急にみつかり最後はドタバタだったり しましたが・・・。 また違う作品にも手を出したい。ww
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ジェフリーディーヴァーのリンカーンライムシリーズ第一弾。実は本作を読む前に既に映画を見ており、なんとなくあらすじが分かっていた。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou19101.html
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なるほど評判通りの傑作でした。オチの捻りはリアリティはないかも知れないけど話としては抜群に面白く綺麗に纏って良かった。届きそうで届かない犯人探しは、捻りはあるものの構成も構図もこれ以上はないほどシンプルで著者の手腕が素晴らし過ぎる。ミステリー小説のミニマリズムといえるかも・・・・...
なるほど評判通りの傑作でした。オチの捻りはリアリティはないかも知れないけど話としては抜群に面白く綺麗に纏って良かった。届きそうで届かない犯人探しは、捻りはあるものの構成も構図もこれ以上はないほどシンプルで著者の手腕が素晴らし過ぎる。ミステリー小説のミニマリズムといえるかも・・・・しかも映像的!!非常に楽しい本だった。
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詰まらないわけじゃないんだけど、どうしても納得が出来ない。そもそもライムが殺される理由が曖昧に感じられる。確かに伏線は張られているけど、連続殺人を犯す必要性が全く無いように思えてならない。詭弁を並べられてもそうですね。としか言いようがない。 本作は、ライムが入手した証拠を元に犯人を追い詰めていく、アームチェアディテクティブの形式が取られている。証拠から犯人を追い詰めていく手法は非常に面白い。 だが、それも同じパターンが何回も繰り返されると飽きてくる。つか、疲れてくる。時間を刻むことで緊迫感を出していることは理解できるが、だからと言って、これが数日間で発生したことってのはかなり無理があるとしか言いようがない。 こんなに簡単に刑事事件が解決されていくのならば、誰も苦しまないだろう。そのような意味では、フィクション性が強く、どこかで俯瞰してみてしまう。 ラストも、その終わり方は微妙だよねとしか思えない。 悪くは無いと思いつつも、どうしても犯人の心情が理解できない。おかしいものはおかしいとしか思えないし、納得できないものは納得できない。それだけなのだ。
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シリーズものは、1作目から読むべし 初期設定が紙数を割いて語られる 美しさが生きることを楽にしてくれるとは限らない
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