黒い家 の商品レビュー
最近小ハマリ気味の、貴志 祐介ホラー。生命保険を巡る事件に巻き込まれる、生保社員の恐怖を描く、じわじわと迫ってくる怖さ、読みながら精神的に追い詰められる感じが、また、、、
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生命保険会社で保険金の支払い査定を担当している若槻慎二が、不審な保険請求を受けます。独自に捜査に乗り出す若槻ですが、協力者の死・恋人の誘拐など、次々と若槻の周囲の人間に危害が及びます。追い詰められた若槻は、悪を悪とも思わない常軌を逸した犯人と対決するのですが・・・。現代社会ならで...
生命保険会社で保険金の支払い査定を担当している若槻慎二が、不審な保険請求を受けます。独自に捜査に乗り出す若槻ですが、協力者の死・恋人の誘拐など、次々と若槻の周囲の人間に危害が及びます。追い詰められた若槻は、悪を悪とも思わない常軌を逸した犯人と対決するのですが・・・。現代社会ならではのホラーです。筆者自身が生命保険会社に勤めていただけあって、かなりリアルな内容なので、読後に現代社会への不安が残ります。
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とにかく怖い!!得体の知れないモノへの恐怖ではなく、そこにある現実の怖さ。この本を読んだ日は、自分のことを誰かに見られているのではないかとドキドキした。初めて本を読みながら動悸が激しくなった1冊。
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面白いとかいうよりもかなり怖いです。悪い意味でリアルに書かれ過ぎていて、読んだ後は絶望感しか残りません。なので、あまりすすめません。
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本を読んでいて、本当に怖くなったのは後にも先にもこの本だけ。素晴らしい才能だ。保険入るのも考えないと。
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文章でこんなに恐ろしさを感じたのは初めてだった。人間ってこんなに怖いんだなぁって。保険に関しても良く分かる。
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第四回日本ホラー小説大賞受賞作品。貴志祐介著のホラー小説。保険金支払いの査定を担当する28才の男が不気味な中年女性からの電話とったところから恐怖が始まります。その後、保険金に対する問い合わせで訪れた禍々しい家で、子供の自殺現場に遭遇し、常軌を逸した事件に巻き込まれていきます。日常...
第四回日本ホラー小説大賞受賞作品。貴志祐介著のホラー小説。保険金支払いの査定を担当する28才の男が不気味な中年女性からの電話とったところから恐怖が始まります。その後、保険金に対する問い合わせで訪れた禍々しい家で、子供の自殺現場に遭遇し、常軌を逸した事件に巻き込まれていきます。日常ではこんな事件あり得ないとは言い切れない内容で、社会のどこかに必ずある闇にスポットを当て、読み手に恐怖を煽ります。普段、目を逸らしている現実にこそ、恐怖が潜んでいること認識した極上のホラー。
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これは怖いです。 普通、あまりにも犯人がぽこぽこ簡単に殺しをやっていくとリアリティが無くなると思うんですがこの作品は…(怖) 私的には青の炎よりこっちの方がかなり好み。
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めっちゃ怖くてめっちゃ面白かった一冊。怖すぎて著者の他の小説を読む勇気が出ません。むー私が怖がりすぎなのかもしれませんが…。ホラー好きな人は楽しんで読めると思います。
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まず表紙にビビる。ここまでおどろおどろしくしなくても、という表紙である。物語を読んでいくと、その表紙の意味も分かってくるが、何も知らない人にはインパクト大ではあるまいか。この本の醍醐味はある意味でのちゃぶ台返し。今まで積み上げてきたものが一瞬でぶっ壊されるという気持ちよさ。この本...
まず表紙にビビる。ここまでおどろおどろしくしなくても、という表紙である。物語を読んでいくと、その表紙の意味も分かってくるが、何も知らない人にはインパクト大ではあるまいか。この本の醍醐味はある意味でのちゃぶ台返し。今まで積み上げてきたものが一瞬でぶっ壊されるという気持ちよさ。この本は、私の友達のギャルがちょっとパラパラと捲っていたらそのままハマッたという、アーパーなギャルをも惹き付ける作品。精神的にクるものがあるので、体の中からのぞわり、を楽しめるはず。保険の勉強にもなるよ。これは★4つで。すらすら読めるし。
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