黒い家 の商品レビュー
初めて読んだ貴志さんの作品でしたが、見事に嵌りました。話がリアルに組み立てられていて、恐怖心と同時に好奇心がそそられる作品でした。
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恐かった・・・ さすが元保険会社に勤めていた人が書いた作品 リアルさを感じました (≧∇≦) 夜読んでいたら・・恐くて辞めて昼間読み直しました
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生命保険会社の査定係が保険金詐欺と思われる顧客を調査するうちにとんでもない恐怖に巻き込まれる。リングや他のホラーとも違う、もっと原始的な恐怖を呼び起こす。心を持たない人間はここまで残酷になれるのか。とにかく怖いの一言。読んでいるだけで震えるほど怖い。
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何回目かの日本ホラー小説大賞大賞作品。確か大竹しのぶかなんかの主演で映画化もされたような記憶が。 前の『郵便屋』と続けて読んだので、これが佳作と大賞の差か!!と思いました。面白い。 角川ホラー文庫は結構読んでるんですが、怖いと思ったのは小池真理子の『墓地を見下ろす家』(これは本当...
何回目かの日本ホラー小説大賞大賞作品。確か大竹しのぶかなんかの主演で映画化もされたような記憶が。 前の『郵便屋』と続けて読んだので、これが佳作と大賞の差か!!と思いました。面白い。 角川ホラー文庫は結構読んでるんですが、怖いと思ったのは小池真理子の『墓地を見下ろす家』(これは本当に怖かった!)とこれ。セミプロの稚拙さみたいのは感じるけど、角川ホラー文庫っていかにも名前だけの(名前が売れてるってだけで今までホラーなんか書いたこともないような作家が1冊ぽっきり文庫書き下ろしで書いてたりするでしょ)ヘボい小説も多いからこれだけ怖ければ十分ってカンジがします。 本当に怖いのは悪霊でも悪魔でもなく包丁もって迫ってくる人間だったりするんですよね、いやホント。 後日買ってしまいました。人間は怖いです。
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青の炎ではまった貴志祐介の二冊目。まぁまぁ。 ここで言うのは辺だけど、青の炎を読んだのは映画よりも先だったのね。いや、ミーハーと思われたくないじゃないですかwとはいえ、黒い家は完全に映画きっかけだったから、なんともいえない。 黒い家は物凄く怖かったな。貴志祐介の書くホラーは結構怖...
青の炎ではまった貴志祐介の二冊目。まぁまぁ。 ここで言うのは辺だけど、青の炎を読んだのは映画よりも先だったのね。いや、ミーハーと思われたくないじゃないですかwとはいえ、黒い家は完全に映画きっかけだったから、なんともいえない。 黒い家は物凄く怖かったな。貴志祐介の書くホラーは結構怖い。クリムゾンの迷宮しかり。
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生命保険会社の保全課に勤める主人公が、保険金殺人に巻きこまれて恐怖の体験をするお話。 作者が生保に勤めていた事もあって、その辺の事情や保険金に絡まる様々なトラブルが克明に描かれていて、面白かったし勉強になった。 だけど、読んでると恐い。 人間ってお金が絡むと変るのね。 金融機関に...
生命保険会社の保全課に勤める主人公が、保険金殺人に巻きこまれて恐怖の体験をするお話。 作者が生保に勤めていた事もあって、その辺の事情や保険金に絡まる様々なトラブルが克明に描かれていて、面白かったし勉強になった。 だけど、読んでると恐い。 人間ってお金が絡むと変るのね。 金融機関に勤める人って、外側からでは図りきれないほどのご苦労があるのね、なんて思いながら読んでいた。 作品としては、とても面白かった。 だけど、当たり前かもしれないけど、この主人公はちょっと隙が多いような気がした。自ら招いたトラブルって言うか。 犯人が誰かは、私は早い段階でわかってたので、余計に主人公の行動が愚かしく感じ、もどかしかった。 だけどこの犯人。超しつこい。 この辺のしつこさも、もっとわかっててもいいんじゃないの?って思うのに、そういう所は鈍感。間際になって気付く始末。 とは言え、主人公には危険が身近に迫ると肉体的に予兆があるようで、それで救われたと言えるのかな。だけど、最後のエレベーターの選択は、どう考えたって、相手の思う壺の選択じゃーんって思ったのに、わざわざそっちを選択したのは鈍いとしか思えなかったな〜 殺人シーンや死体の状況説明の部分なんかは、あまりにリアルで気持ち悪かったので、そういうのが苦手な私は飛ばして読んだ。恐怖の煽りが上手いねぇ、この作者は。まさに少しずつ、でも確実に心臓の鼓動が早くて大きくなっていく感じがした。 だけど、あれ読んだら保険会社へは勤めたくないって思うな〜。
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あまり小説を怖がらない私でも十分「怖い」と感じることが出来ました。 今までの若槻の推理がぐるりと変わり、一気にいままで普通だと思っていたものが、突然狂いはじめるところが特に怖い。 人間は、どこまで狂えるのか。
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青の炎に感化されて読んだんだけど、小説でここまでゾゾゾーっと怖くなれるのってスゴイのひとこと。映像になって出来映えがよくなくてもガッカリだし、よく出来てたら怖すぎなので、映像版はみない予定。案外ビビリなのですw
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若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受...
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。※後半が恐ろしい。でも目が離せない。
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むっちゃ怖いです。お化けよりも人間が一番怖いです、ほんまに怖い、けど読み応えあります。震えながら読みました
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