黒い家 の商品レビュー
怖いようなグロいような、、、映像化されたものも見たが作者の描く作品はトラウマになりそうなぐらい印象に残る。確かに黒い家だった。
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ミステリやホラーとしての驚きや意外性は少なかったけど、こういう怖さもあるよなという感じ。 つまりラストのエピソードが現実に繋がってしまっているっていう怖さこそがこの作品をホラー足らしめる重要な要素。
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ちょっとあぶないなーって人が町とかにいますよね、 そういう、人の表現がぴかいち! そういうひとにひっそりと毎日、気づかないところで追われる恐怖を感じます。
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中学の時読んでとても怖いイメージを植えつけられた記憶があったので久しぶりに読んでみたが、思ったほどの怖さはなかった。 他の人物のキャラが濃かったのか恵の存在が薄すぎたと思う。真犯人も中盤で分かってしまったし、流れもまぁまぁだったけど、ラストがよかったから星みっつ。
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こうした小説が新人賞で出たと知ると、文学系新人賞のレベルの低さに辟易させられる。特に昨今の現代を描こうとして村上春樹化する、妙チクリンなメタファーの名の下に描写された細部と漠とした世界観もの、あれらにエンタメが……とは評されたくないと僕は思う。 黒い家の魅力は、解説で書かれている...
こうした小説が新人賞で出たと知ると、文学系新人賞のレベルの低さに辟易させられる。特に昨今の現代を描こうとして村上春樹化する、妙チクリンなメタファーの名の下に描写された細部と漠とした世界観もの、あれらにエンタメが……とは評されたくないと僕は思う。 黒い家の魅力は、解説で書かれているものの他に、ストーリー展開としての忍耐と人間そのものが待つ姿勢を提示しているところにある。黒い家や保険もそう、待ち伏せている、その静的なはずの行為が身に迫り読者の印象をゆさぶってくる。読書を選択した誰かの行動とも平衡して、読後の恐怖をより一層つよいものにする。
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「人はここまで悪になりきれるのか? 人間存在の深部を襲う戦慄の恐怖。巨大なモラルの崩壊に直面する日本。黒い家は来たるべき破局の予兆なのか。人間心理の恐ろしさを極限まで描いたノンストップ巨編。」 人間心理を描いた話ですごく怖かったが、自分もその場にいたらそうなってしまうのか・・・
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昔映画をしていたのをなんとなく思い出して怖そうだったから期待して読んでみたら、期待を裏切りませんでした。 最初幽霊もんかなと思ってたらフツーに人間の話でした。 生命保険会社に勤めている主人公が黒い家に関わったことでめっちゃ恐怖を体験する話。超おススメです。
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先に映画化されたほうを見ちゃったんで、大竹しのぶがちらついてしまった。 でもホラー好きは存しないとおもうから是非読んで欲しい作品!
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若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に 忙殺されていた。 ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の 第一発見者になってしまう。 ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から 他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。 信じられない...
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に 忙殺されていた。 ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の 第一発見者になってしまう。 ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から 他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。 信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。 この原作を読んだのは、高校の時だったのですが 未だにその時に感じた怖さや衝撃は、この作品以降に 見たことがありません。 それくらい人がここまで、恐ろしい生き物になれるのかと 思わせるリアルさと、他の作品でもそうですが、 何か気持ちの悪い悪意を表現させる文章だとか、 読者をそこへ引き込むのが、貴志 祐介さんはうまい! この作品を読んでから、貴志さんの作品にハマりました。
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怖い!恐い!コワイ! いままで読んだ中で、たぶんいちばんこわかった本です。 映画の「ミザリー」もそうだけど、 本当に異常な人って、 いちばんこわいと思う。 幽霊とかよりもずっと。
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