クローズド・ノート の商品レビュー
切ないけど、どこかほんわかとした空気の物語。 伊吹先生がすごく素敵です。生徒たちの言葉にもうるっときました。 こんな恋があってもいいと思います。 終わりまで綺麗でいいけどやっぱりもやもや…、ふたりのその後が気になる…! 万年筆がほしくなりました*
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主人公が一人暮らしの部屋を借りた時、前の住人が置き忘れたノートを見つける。 はじめは手に取るつもりはなく、そのままにしてあった。 しかし、あるきっかけでノートを開きはじめると、主人公の日常は少しずつ変化を始める。 等身大の女子大学生が上手く描かれているなあというのが、読みはじめ...
主人公が一人暮らしの部屋を借りた時、前の住人が置き忘れたノートを見つける。 はじめは手に取るつもりはなく、そのままにしてあった。 しかし、あるきっかけでノートを開きはじめると、主人公の日常は少しずつ変化を始める。 等身大の女子大学生が上手く描かれているなあというのが、読みはじめの感想だった。 少し子供じみた感情や、恋愛に悩む姿、友達との会話など全てがリアルに感じる。 そして、ノートの存在。 この作品の中の言葉は、直接心に響いてきて、最後は素直に感動できた。 あとがきまで、しっかり読んでもらいたい本。 それから、万年筆が欲しくなってしまうかも。
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やや話が読めてしまう感じではありましたが、伊吹先生と生徒たちのやり取りがすごく良かったです。 恋愛メインの話なのに甘ったるい感じではなくどちらかというとやわらかく温かな印象です。 普段女性の書く恋愛小説ばっかで、男性の書く恋愛小説ってあまり読んだことなかったのでなんとなく違和感...
やや話が読めてしまう感じではありましたが、伊吹先生と生徒たちのやり取りがすごく良かったです。 恋愛メインの話なのに甘ったるい感じではなくどちらかというとやわらかく温かな印象です。 普段女性の書く恋愛小説ばっかで、男性の書く恋愛小説ってあまり読んだことなかったのでなんとなく違和感が… やっぱり私は女性の書く恋愛小説のが好みなようです。
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【既読】 私が高校3年生の頃に偶然図書室で見つけた本です。 結構前なので詳しい話の内容は忘れてしまったのですが、 今でも読んでよかったなと思った作品です。 1冊のノートで主人公の日常が大きく変わるーーというあらすじが 気になり読みました。 読んでいくうちに展開が分かってきてしま...
【既読】 私が高校3年生の頃に偶然図書室で見つけた本です。 結構前なので詳しい話の内容は忘れてしまったのですが、 今でも読んでよかったなと思った作品です。 1冊のノートで主人公の日常が大きく変わるーーというあらすじが 気になり読みました。 読んでいくうちに展開が分かってきてしまうけれど、温かくてせつない恋愛小説になっています。
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香絵の部屋のクローゼットには、前の住人が置き忘れたと思われるノートがあった。 小学校の教師をしていた彼女のノートを通じて成長していく香絵の、恋愛や友情を描いた話。 まず、万年筆が買いたくなりました 今は、ネット社会だし、日記もmixiとかにしちゃうけど やっぱり自分の手で文章...
香絵の部屋のクローゼットには、前の住人が置き忘れたと思われるノートがあった。 小学校の教師をしていた彼女のノートを通じて成長していく香絵の、恋愛や友情を描いた話。 まず、万年筆が買いたくなりました 今は、ネット社会だし、日記もmixiとかにしちゃうけど やっぱり自分の手で文章を書くって、素敵なことだなって。 ストーリー自体は、びっくりする程最初から全部分かっちゃって、想像通りの展開をしていくのが逆に面白かったくらい。 それなのに、ラストで泣けてしまった… 久しぶりに、小説であんなに涙が出た。 それだけ、ノートの持ち主、伊吹先生は魅力的。 それだけ、人を想うって素敵なこと。 読んで良かった。
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万年筆ほしくなった。 著者の小説はとても好き。私に合う小説。 描写がとても丁寧。かつ、美しい言葉を使う。 だから、全ての場面が、そして登場人物の心境が、私の頭と心に鮮やかに刻まれる
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出版社 / 著者からの内容紹介 『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、新たなる感動作! 香恵はバイトとサークルに勤しむごく普通の大学生だ。ある日、前の居住者が置き忘れたノートの束を見つける。興味本位でノートを手にする香恵。そのノートが開かれた時、彼女の平凡な日常は大きく変わり始め...
出版社 / 著者からの内容紹介 『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、新たなる感動作! 香恵はバイトとサークルに勤しむごく普通の大学生だ。ある日、前の居住者が置き忘れたノートの束を見つける。興味本位でノートを手にする香恵。そのノートが開かれた時、彼女の平凡な日常は大きく変わり始める??。
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香恵がクローゼットから見つけた1冊のノート。 それは前の住人である小学校の先生の伊吹の日記だった。 教師に憧れを持つ香恵は思わぬ三角関係に困惑しながらも そこに書かれている様子に励まされたり共感したりしていた。 読み終えた香恵は伊吹を探してノートを返そうとするが… 展開が読めて...
香恵がクローゼットから見つけた1冊のノート。 それは前の住人である小学校の先生の伊吹の日記だった。 教師に憧れを持つ香恵は思わぬ三角関係に困惑しながらも そこに書かれている様子に励まされたり共感したりしていた。 読み終えた香恵は伊吹を探してノートを返そうとするが… 展開が読めてしまいますが細かいエピソードで補われているいい話です。 伊吹が小学生に向き合う姿はとても素敵。 しかも雫井さんの他界してしまったお姉さんの実話だとか。 そして万年筆が欲しくなります。
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映画化されたものは観てないが、なんとなく内容がわかった気がしてたので長いこと後回しになっていた。 マンションに前の住人のノートが忘れられているというのはちょっと無理のある設定だと思ったし、読んでいた早いうちに結末はわかってしまったが、結構笑えたり、しみじみしたりと『犯人に告ぐ』と...
映画化されたものは観てないが、なんとなく内容がわかった気がしてたので長いこと後回しになっていた。 マンションに前の住人のノートが忘れられているというのはちょっと無理のある設定だと思ったし、読んでいた早いうちに結末はわかってしまったが、結構笑えたり、しみじみしたりと『犯人に告ぐ』とはまた違った良さがあった。
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映画化されたのに、別の話題をさらってしまい、 ストーリーはまったく知らず… 気になっていたけれど、普通のお話でした。 作者的には思い入れの強い作品なんだろうな。 「犯人に告ぐ」は脱落したので、今作は、結構以外な感じでした。 2010.7.8~7.16
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