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びっくり館の殺人 の商品レビュー

3.2

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    2

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2010/12/27

nanapiのまとめで、どんでん返しのミステリーランキングみたいな記事があって、その1位が、綾辻さんの「十角館の殺人」だったので、いままで読んだことのない作家さんだからとりあえず図書館にあったコレを。館シリーズはいくつかあるみたいですね。なんだか、著者紹介によると現代ミステリにこ...

nanapiのまとめで、どんでん返しのミステリーランキングみたいな記事があって、その1位が、綾辻さんの「十角館の殺人」だったので、いままで読んだことのない作家さんだからとりあえず図書館にあったコレを。館シリーズはいくつかあるみたいですね。なんだか、著者紹介によると現代ミステリにこの方ありきというすごい方なんですね、しらなかった。でもまあ、、、うーん、まず、頁を開いてびっくり、「え?え?これ、児童書?」って。まあ、そういう狙いをもって書かれた作品なだけで、ほかの作品はべつに児童向けではなさそうだけれど。。うーん。。。少なくとも、綾辻作品の手始めに読んでしまったタイミングが、悪かったんじゃないかという感触。またシリーズ読破して戻ってきたら違う面白さがあるんじゃないかな。なんか、そういうつもりじゃなかったのに、少年少女むけの本を読んではみたけど、消化不良。という読後感。ぞくっという瞬間がなかったし。等身大の人形を横において読むと、怖いかもしんない。

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2010/11/20

子ども向けには・・・う~ん? かと言って館シリーズにしても…う~ん ミステリってよりは、なんかラストこわいんですけど あと中には誰がいたの?!

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2010/10/10

本の装丁が凄く素敵でした。読みやすくていっきに読めた…けどあんまり読み応えは感じなかったかも…。特に意外性とかを感じることもなければ必然性もあまりなかった気がしたな…。

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2010/09/29

六年生のころ、三知也の家の近所に「びっくり館」とよばれる洋館があった。 その館には同い年の俊生という少年とそのおじいさん、そしてリリカという人形が住んでいた。 ある日、塾帰りに三知也は俊生と友達になり、しばしば遊びにいくようになる。 そしてクリスマスの夜に発生した密室殺人! それ...

六年生のころ、三知也の家の近所に「びっくり館」とよばれる洋館があった。 その館には同い年の俊生という少年とそのおじいさん、そしてリリカという人形が住んでいた。 ある日、塾帰りに三知也は俊生と友達になり、しばしば遊びにいくようになる。 そしてクリスマスの夜に発生した密室殺人! それから十数年、たまたま古書店で目に留まった推理小説の中に出てきた「中村青司」という建築家の名前によって呼び起こされた遠い日の記憶。 犯人は未だ捕まっていないというその事件の真相とは。。。 ミステリーランド第九回配本です。待ってました、綾辻さん!しかも『館』! ・・・なのですが、これ『館』にする必要があったのでしょうか・・・? 綾辻さんのミステリーランドが読めてうれしい!『館』の新作が読めてうれしい! なんですが、どっちとしても中途半端な印象。 『館』にしたせいで「ミステリーランド」「ジュヴナイル」としてよりも、ついつい『館』レベルで考えてしまい、それでいくとちょっと不満です。 流れ的には最近の綾辻さんの作風で、全体的には『人形館』のような雰囲気です。 江南くんはでてきませんし、鹿谷さんはワンシーンのみで館内に入れず。三知也の回想で物語が進んでいきます。 何箇所かこれまでの『館』に関連する事柄が出てますが別に読んでいなくても問題ないつくりになっています。 阪神大震災といった現実の事件が出てきたのには驚きました。 面白かったし、真相のある部分で驚いたのですが、ラストが好きではありませんでしたので私の中で減点されています。 『館』ということで期待しすぎていたかもしれないですね~。 それでもやっぱり次(になるのかな?)の『奇面館』に期待しちゃうのはしょうがないですよね、だって綾辻さんなんだもん。

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2010/08/17

子供向けのミステリ。でも内容はしっかり館シリーズになっている。 初めて館シリーズを読む人でも子供向けにわかりやすく書かれているので読みやすいと思う。

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2011/09/09

 綾辻色の夢幻にひたれる。トリックそれなの?とは思うけど、子どもの視点だから子供だましでもいいのかなあ。

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2010/05/01

2010/04/20~2010/04/22 星3.6 綾辻さんらしい、ホラーミステリに近い作品だった。 題名からも分かりそうだからネタバレするが、館シリーズともつながっていたのは笑えた(?)。

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2010/04/12

とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出…。三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋...

とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出…。三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に!あれから十年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。

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2010/03/29

どちらかと言えば、内容は子供向け。怪しさ満載の1冊。 イラストを見てもらうと感じる人もいるかもしれないけれど、「不気味」のひと言に尽きる物語だと思います。 「特別な何かが起こるときには、決まっていくつもの妙な偶然が重なるものだ」作中の一文。決して小説の中だけに通用する理屈ではない...

どちらかと言えば、内容は子供向け。怪しさ満載の1冊。 イラストを見てもらうと感じる人もいるかもしれないけれど、「不気味」のひと言に尽きる物語だと思います。 「特別な何かが起こるときには、決まっていくつもの妙な偶然が重なるものだ」作中の一文。決して小説の中だけに通用する理屈ではないけれど、どうせ読むなら、この1冊に込められた『妙な偶然』を探しながら読み進めてもらいたい。

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2010/02/06

ペロリと平らげてしまいました。 ミステリーランドで刊行するには少々重い内容かな…とは思いますが 『子供、あるいは昔子供だった大人向け』 というコンセプトにおいてはキレイにまとまっている作品だと思います。 基本的なベースは推理小説ですが、ところどころ幻想小説が隠し味に使われて...

ペロリと平らげてしまいました。 ミステリーランドで刊行するには少々重い内容かな…とは思いますが 『子供、あるいは昔子供だった大人向け』 というコンセプトにおいてはキレイにまとまっている作品だと思います。 基本的なベースは推理小説ですが、ところどころ幻想小説が隠し味に使われており、程よい雰囲気になっている。 過去に刊行されている綾辻作品と比較すると、ライトな感じがしますが、程よくその色が均一に塗ってあり、ファンでもそうでない読者の入門編的なところでもお薦めです。 ◆KEY WORD>>びっくり館の殺人(著:綾辻行人) "びっくり館"で起きた密室殺人事件。 未だ未解決なこの事件に関わった主人公は、十年以上経ったある日、ふと目に留まった一冊の本により、その過去を思い出す。 再構築される中で辿り着いた事件の結論とは・・・。

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