ウルトラ・ダラー の商品レビュー
フィクションと見せかけてノンフィクションの小説でかなぁり売れたみたいですが、 ☆5つとまではいかない。 細かいし、リアルだしおもしろかったけど、 外交官の仕事とか、インテリジェンスってなぁに?という問いへの答えはありませんでした。 だから小説にしたのか。 そもそもインテリジェン...
フィクションと見せかけてノンフィクションの小説でかなぁり売れたみたいですが、 ☆5つとまではいかない。 細かいし、リアルだしおもしろかったけど、 外交官の仕事とか、インテリジェンスってなぁに?という問いへの答えはありませんでした。 だから小説にしたのか。 そもそもインテリジェンスってなにか分かっちゃったら、意味ないよなぁ。 期待と違った満足度だったので、☆3つということで。
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これはフィクションなのか それともノンフィクションなのか どちらともいえない小説 内容は インテリジェンス(情報)が鍵を握る 外交物語 アメリカ人とイギリス人が主役 その2人が シークレット・サービスとかいう極秘集団に所属していて 極秘文書やら機密やらなんやらかんやらを手に入...
これはフィクションなのか それともノンフィクションなのか どちらともいえない小説 内容は インテリジェンス(情報)が鍵を握る 外交物語 アメリカ人とイギリス人が主役 その2人が シークレット・サービスとかいう極秘集団に所属していて 極秘文書やら機密やらなんやらかんやらを手に入れて 北朝鮮やらイラクやらウクライナやらに出回る偽札を追う その偽札はなんと核兵器を買うためにものだった とかなんとかかんとか とりあえず難しいんです なかなか要約できないんです なんてたって300ページ以上もあります でもがっつりはまった おもしろくて現実かもしれないと思うと ますますわくわくして読みふける 最後の結末がいまいちよくわからなかったけど… だけどこの本読んでると 外務省っておもしろい仕事してるよなーと思った この本を2年前に読んでいたら私は外務省を目指していたかもしれない いや、ちょっと嘘かも。 だけどそれくらい外国交渉って魅力的な仕事。 なにを信じていいんだろうか 私が知っている世の中、巷にあふれている情報なんて すべての情報の5%にしか過ぎないのではないだろうか そんな不安にかられる
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2006年10月 読了 北朝鮮で偽金作り??主人公がその謎に迫る。 途中まですごくおもしろかった。 しかしラストがフェイドアウトでがっかりした。
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去年くらいから、読む本はやたらと金融系に偏っていたので、こういう本は脳ミソ的にバランスがとれていい まだ、半分程度しか読んでいないのですが、かなり面白い さすがは、元NHK!としか言いようのないほどの綺麗な日本語の言い回し それにも勝るのが、ストーリーの展開ですね インテリジェ...
去年くらいから、読む本はやたらと金融系に偏っていたので、こういう本は脳ミソ的にバランスがとれていい まだ、半分程度しか読んでいないのですが、かなり面白い さすがは、元NHK!としか言いようのないほどの綺麗な日本語の言い回し それにも勝るのが、ストーリーの展開ですね インテリジェンスの世界がものすごくリアルに描かれています ハリウッド的にどんぱちやるだけの「007」とかを、インテリジェンス(スパイ)物の小説や映画を見ると想像しがちですが、実際やってることは地味 そんな地味な作業の繰り返しの中で、キラリと光るような頭脳戦が展開されていく・・・。 ある種、外銀の世界に似ていますね。 一時は一世を風靡した証券化商品を作る部隊なんてやってることは、地味な作業です IBDの作業はもっと地味なのは、言うに及ばず・・・。 ちなみに、本のメイン・テーマは、北朝鮮の偽ドル 一部では、北朝鮮じゃなくて、米国のCIAあたりやってるとかって声も聞きますが、まぁその辺も含めてちゃんと描かれています 地政学的にこのへんの話題になるとやっぱりロシアは避けて通れませんね ロシアはBIRCs関連で、最近はちょっと身近な存在になりつつあるのかもしれませんが、やっぱりよく分からない国です さらによく分からないのが、旧ソ連に属していた国々ですね この本を読んでいて、はっとしたのがウクライナ ソ連時代に、ミサイル・航空機などの製造拠点になっていてため、今でも当時の技術はウクライナに残っています。 EU・米国を除いたら、世界でまともに航空機を輸出できるのは数少ないはずですが、ここはその一つでしょうね ドイチェのインターンで新興国担当だった感じの悪いトレーダーによるとポーランドとかは実は精密機器が強く、時計とかの輸出はちょっとした面白い分野らしい てな、感じでBRICsとか騒ぐのもありですが、東欧の産業ももっと調査してみても面白いでしょうね。 まぁ、もちろんカントリー・リスクはまだ比較的高めだろうけど。 最後の終わり方が中途半端だったので、星は4つ
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単純に面白かった。 北がなぜ偽ドルをつくっているのか? 通貨のテロリズムから核兵器のテロリズムへ。 外交戦略への興味が出てくる本。
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うーん、つまらなかった。これはミステリーとしてはだめでしょう。これを現在の日本を取り巻く状況とか、偽札を取り巻く状況とかを小説風にしたものと読めばいいのかもしれないが、作者の何かインテリでしょみたいな感じが鼻につく。つまらない。
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私より日本語、日本文化に達者なイギリス人が活躍するスパイ小説。中盤までちゃんとフォローできていたのに、最後に放り出されたちゃった感じ。あの偽札検査機会社のおっちゃんはどうなったん?えぇ感じやったのに。
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前から読みたかったので、文庫待ちをしていたが、図書館でガマン。 本を買うのは好きなんだけど、小説の単行本はちょっと。。。 この本は面白かった。 フィクションのようなノンフィクション、 ノンフィクションのようなフィクションと 言われてますが、すごいリアリティのあるお...
前から読みたかったので、文庫待ちをしていたが、図書館でガマン。 本を買うのは好きなんだけど、小説の単行本はちょっと。。。 この本は面白かった。 フィクションのようなノンフィクション、 ノンフィクションのようなフィクションと 言われてますが、すごいリアリティのあるお話。 現実と非現実のハザマがまったくわかんない。 武力行使でなく国を守る力。 インテリジェンスという名の情報のやりとりを 本当に克明に記録しているかのような記述。 不器用なオレは、こんな世界に身をおくことは まずできないけれど、実際にある世界なんだろう なというのを感じ取れる。 スティーブン、かっこいいっす。
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ジャーナリストが書いた本だけあり、実際の人物・事件などが組み込まれており、事件そのものに緊迫感は感じる。ただ、逆に作者が書きたいことを詰め込みすぎた感も否めず、話の焦点がボケてしまっている。特にラストは尻切れトンボのようで、スッキリしなかった。
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北朝鮮の偽札つくりと核への固執。 ◆ エンターテイメントとしては、かなり物足りないのですが NHK特派員のキャリアである著者の記述に、現実かフィクションかの境目が揺らいできます。 ◆ いや、真実をフィクションというオブラートに包んでの本じゃないかと思います。外交って難しい...
北朝鮮の偽札つくりと核への固執。 ◆ エンターテイメントとしては、かなり物足りないのですが NHK特派員のキャリアである著者の記述に、現実かフィクションかの境目が揺らいできます。 ◆ いや、真実をフィクションというオブラートに包んでの本じゃないかと思います。外交って難しい・・。
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