狼と香辛料(Ⅰ) の商品レビュー
ホロかわいい、で感想を終わらせようと読む前は思っていたが、予想外にいい本だったのでもっと書く。 本を読む以上何かの足しになるものを読みたいと考える人間なので、そういう要素が含まれていてよかった。為替が、元は商品の取引に使われる手法だったなんて初めて知った。 あとは構成がよく出...
ホロかわいい、で感想を終わらせようと読む前は思っていたが、予想外にいい本だったのでもっと書く。 本を読む以上何かの足しになるものを読みたいと考える人間なので、そういう要素が含まれていてよかった。為替が、元は商品の取引に使われる手法だったなんて初めて知った。 あとは構成がよく出来ていると感じた。伏線回収も見事だし、本文の印象的なシーンでタイトルを使う書き方が好きなのでやってくれて嬉しかった。次巻以降も読みたい。
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商人が主人公のファンタジー! という事で読んでみました。 地の文からセリフまで、理屈っぱなしなんで読んでて疲れました。それでいて本の雰囲気には癒されるので(絵のおかげかも)不思議な感覚。 魔王とか出てこないところがいいです(神様が出てくるけど自然な感じ)気が向いたら続き読みたいで...
商人が主人公のファンタジー! という事で読んでみました。 地の文からセリフまで、理屈っぱなしなんで読んでて疲れました。それでいて本の雰囲気には癒されるので(絵のおかげかも)不思議な感覚。 魔王とか出てこないところがいいです(神様が出てくるけど自然な感じ)気が向いたら続き読みたいです。
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しばらくライトノベルの世界からは遠ざかっていたのですが、久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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エンターテイメントの側面が強いというか、娯楽性が高いというか。 まぁ、ラノベだから当然と言えば当然。 経済の話は、ちょっと頭の上に「?」が浮かびつつ… とっかかりにはなるかしら。 続刊は、まぁ、そのうち機会があれば読んでもいいかな、というところで★3つ。
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扱っている素材……すなわち貿易、経済がラノベらしからぬと評判の本書。なるほど確かに、ファンタジー世界で経済にスポットを当てたその発想に、まずは脱帽です。 ただし、ファンタジー世界であることはおいといて、テキストの表現や展開はラノベそのもの。著者は本作がデビュー作らしく、その意味...
扱っている素材……すなわち貿易、経済がラノベらしからぬと評判の本書。なるほど確かに、ファンタジー世界で経済にスポットを当てたその発想に、まずは脱帽です。 ただし、ファンタジー世界であることはおいといて、テキストの表現や展開はラノベそのもの。著者は本作がデビュー作らしく、その意味での完成度は高いと思いますが、いかんせん修正時の編集者がまた手を抜いたか(あるいはほとんど手を入れないのが暗黙のルールなのか)拙かったり説明が足りない表現が散見されたのが残念。 もっとも、それを補って余りある魅力的な登場人物たちのお陰で、本作のレベルは非常に高いと思っています。特にヒロイン“ホロ”のオトナな振る舞いの数々は、久しぶりに物語の登場人物に惚れてしまいそうなほど。経済という素材、登場人物の魅力、これだけで★4つに足るかな、と。 終盤のドンパチは、正直蛇足な感もありました。というか、この物語世界において“戦闘”という要素は必要だろうか?という部分も疑問です。余り戦闘描写は上手くなかったので、もうちょっとコンパクトにまとめるか、違う形でこの部分の物語性を昇華した方が良かったかも。 それでもこれは、続刊に期待したい作品です。 (2008年読了)
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直接拳でやりあうんじゃなくて、利益優先に考えるロレンスはまさに商人。 利益優先で考えるが故に、道中ホロに振り回されるところが面白い。
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最初は題名に惹かれて購入、あれよあれよと言う間に、続巻を読み続けてきました。実は、この本を読んだ後にライトノベルと言うジャンルがあることを知りました。この本がなかったら、私の本棚は今とは別物だったでしょう。そんな記念の1冊。
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上手い。これは上手い。いくつかの文中の誤字は気になったものの、挿絵が残念なことが残念なくらいよい。本を読むことは学ぶことである、と再認識する一冊。すべてのライトノベルがこの水準ならなぁ…。
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ただいまラノベ強化月間中。つんどく状態だったのをようやく読みました。ホロの言葉遣いが苦手で放置orzしてたんですが、読んだらなかなか面白かったです。中世(なんだろ、経済は近世寄りで、それ以外は中世寄りな感じ)ヨーロッパを思わせる世界観を、豊穣の狼の化身である少女と商人の主人公が旅...
ただいまラノベ強化月間中。つんどく状態だったのをようやく読みました。ホロの言葉遣いが苦手で放置orzしてたんですが、読んだらなかなか面白かったです。中世(なんだろ、経済は近世寄りで、それ以外は中世寄りな感じ)ヨーロッパを思わせる世界観を、豊穣の狼の化身である少女と商人の主人公が旅するお話です。為替とか通過切り下げとか、まぁチャンバラ(ヨーロッパ風ですが)やらなくてもラノベとしておけなのねって、ちょっと感動してしまいました(数年前の作品ですけどorz) ラノベに置けるファンタジーの可能性が広がるようで、ホント勉強になりました。ごちっす。
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経済がテーマの珍しいラノベ と言ってもファンタジーなのでそれほど堅苦しくなくていい 桃のはちみつ漬け食べたい
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