狼と香辛料(Ⅰ) の商品レビュー
歴史物としても読める、異種婚姻物、成長物としても読める
歴史好きなら堪らないテーマ。異世界物としても読める。異種婚姻物語としても良い。若い行商人が数百年を生きた豊穣の神狼の化身と共に旅をしながら色々な経験を積んでいく。成長物語としても良い。
狼と香辛料の題名は「銀と香辛料」中世においては香辛料は銀以上の価値があった。香辛...
歴史好きなら堪らないテーマ。異世界物としても読める。異種婚姻物語としても良い。若い行商人が数百年を生きた豊穣の神狼の化身と共に旅をしながら色々な経験を積んでいく。成長物語としても良い。
狼と香辛料の題名は「銀と香辛料」中世においては香辛料は銀以上の価値があった。香辛料は保管にさえ気を付ければ軽くて運びやすかった。換金性が高いものとして行商人は利用していた。
舞台は11世紀から12世紀、都市ギルド成立期の中世。土俗宗教がキリスト教に駆逐されていく時代とされている。実際には土俗宗教は強くてキリスト教に対抗して残った。教会が潰せなかった土俗宗教の神はキリスト教の聖人に取り込まれたりした。歴史的事実とは異なるけれど、そこはファンタジーとして許して欲しい。
ユスト
キャラクターの登場数…
キャラクターの登場数は少ないですが、そのキャラ1人1人が個性的です。商人がメインなお話なので、たまに難しいかもしれませんが、商談のやりとりなど読んでて面白いと思います。あとは、商人ロレンスと旅の道連れホロのやりとりも楽しみの1つかも。イラストも可愛く是非読んでもらいたい1冊。
文庫OFF
電撃大賞『銀賞』受賞…
電撃大賞『銀賞』受賞作品。商人ロレンスと賢狼ホロの行商録。とにかくホロが魅力的です。素直な気持ちで読める一冊。
文庫OFF
軽妙な会話が心地よい
主人公は行商人のロレンス、そして自称「豊穣の神」である半獣の少女・ホロ。舞台となるのは中世だが、いわゆる「剣と魔法」の世界ではない。頭脳を武器に交渉術を駆使する商人の視点、軽妙な会話が心地よい。
midori
独特の世界観と「二人芝居」の妙が孤高の作品
今更のレビューでスミマセン…。 アニメ見てからのレビューでスミマセン……。 これまでずっと枕元に積んだままでスミマセン………。 読了しての第一印象は「なるほどねぇ~、こりゃ人気出るわ~」といったもの。中世っぽいファンタジーな舞台、行商人という職業と経済的視点、ロレ...
今更のレビューでスミマセン…。 アニメ見てからのレビューでスミマセン……。 これまでずっと枕元に積んだままでスミマセン………。 読了しての第一印象は「なるほどねぇ~、こりゃ人気出るわ~」といったもの。中世っぽいファンタジーな舞台、行商人という職業と経済的視点、ロレンスとホロの二人芝居。ライトノベルらしくてライトノベルらしくない独特の世界観が第1巻にして孤高の域にある。前半こそ文章に若干の気負いが感じられるものの、ロレンスとホロの交わす会話が何とも小粋というか、賢狼とはいえ少々物分かりが良過ぎる気もするホロに手玉に取られるロレンスという構図が実にナイスである。商人らしい考えと行動が最後まで続くストーリーに、2人のラヴともライクとも付かない微妙な関係が折り重なるドラマティックな展開に引き込まれる。「香辛料」が意味するものの由来も面白く演出されており、この2人の駆け引きを含んだ今後の道中が大変楽しみになってくる。挿絵に賛否あるようだが、これはこれで作品世界を上手く表現していて悪くないのではなかろうか。
DSK
☆2.5 司馬遼太郎の影響 これを読んで、司馬遼太郎の『菜の花の沖』を思ひ浮かべた。 まさかなとおもったのだが、なんと作者の支倉は過去のインタビューで、尊敬する作家として司馬(『燃えよ剣』など)を挙げてゐた。 本作の根底にはその影響がうかがへる。行商人を主人公とし、物流や...
☆2.5 司馬遼太郎の影響 これを読んで、司馬遼太郎の『菜の花の沖』を思ひ浮かべた。 まさかなとおもったのだが、なんと作者の支倉は過去のインタビューで、尊敬する作家として司馬(『燃えよ剣』など)を挙げてゐた。 本作の根底にはその影響がうかがへる。行商人を主人公とし、物流や商取引などの経済の視点を描かうとするアプローチは、いはば「ライトノベルで司馬遼太郎をやってみました」的なこころみだ。 残念ながら冒頭はかなり退屈だ。 作者の文体はまだこなれてゐない。モームがいふところの橋ばかり、説明に説明をつなげてゐる。理屈っぽく、描写に奉仕する文がすくない。 章の終りは「〜だった」が多く、地下道の文章は混乱してゐる。読んだばかりの『ゼロの使い魔』とつい比較してしまふ。 ホロが登場するとにぎやかになるが、登場人物の機微は単純だ。心理描写が厚ければ。 読者に経済トリックや、状況を説明するための装置(解説役)と化してしまってゐる。 さて、ホロがなぜロレンスにべったりなのかを考へてみると、このホロは寂しがり屋で、人畜無害な青年にたまたま出逢ったといふことに尽きる。まあそれでいいのかもしれないが、紐帯感はあまり生じなかった。
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なんだかあの頃を思い出す。 小学生の頃、半年ほど不登校になった僕は、新型古書店や新刊書店によく出入りをして、ライトノベルや古典小説を立ち読みしたり、お小遣いの限りに買い込んだりしたものだ。その頃はやはり、ライトノベルが大好きで、買った本一冊読みたくて読みたくて仕方がなく、徹夜明け...
なんだかあの頃を思い出す。 小学生の頃、半年ほど不登校になった僕は、新型古書店や新刊書店によく出入りをして、ライトノベルや古典小説を立ち読みしたり、お小遣いの限りに買い込んだりしたものだ。その頃はやはり、ライトノベルが大好きで、買った本一冊読みたくて読みたくて仕方がなく、徹夜明けで眠い目を擦りながら、くらくらしながら読んだものだった。 あの頃のライトノベルは思い出を刺激して、どうにも特別な様に感じる。
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悪くない。 分かりやすい展開で読みやすい。 まぁ、ラノベなので、当たり前なのだが。 ホロが可愛らしいことが頻繁に描かれるのが鬱陶しい。 ラノベなので、仕方ないのだが。
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「第一幕」 たくさん積んでいた麦。 偶然立ち寄ったから意図的ではなかったとはいえ、伝承を信じていたのならば荷物を確認すべきだったな。 「第二幕」 生き残るために必要な。 獣であった時の名残もあるのだろうが、必要な知識や立ち振る舞いを知っているからこそ大丈夫だろうな。 「第三幕...
「第一幕」 たくさん積んでいた麦。 偶然立ち寄ったから意図的ではなかったとはいえ、伝承を信じていたのならば荷物を確認すべきだったな。 「第二幕」 生き残るために必要な。 獣であった時の名残もあるのだろうが、必要な知識や立ち振る舞いを知っているからこそ大丈夫だろうな。 「第三幕」 特別に少しスパイスを。 どんな方法であったとしても、それらしい物語を語りながら普通のものと違うと言えば信じてしまうだろ。 「第四幕」 襲われたことに理由が。 一介の商人が手に入れてきた情報なのだから、こんな風に手を出さなければ信用するかは別だったのでは。 「第五幕」 捕まった連れを助けて。 一番に来てくれると待っていたからこそ、安堵して救出されたとはいえ相手が違えば恥にしかならないな。 「第六幕」 最後の足掻きは力任せ。 逃げ場も何もなくなってしまったからには仕方がないとはいえ、たやすく人を殺す姿は見られたくないな。
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ライトノベルには違いないが、それでも面白い。 怖いのはこういう旅ものは際限なく続けられてしまうということ。 そうでないのを願うばかり。
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